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【シティリーグ アディショナルシーズン準優勝】れんげきウーラオスVMAX+インテレオン

もち!ずんだもちとーまです。

初めましての方もいらっしゃると思うので、まずは簡単に自己紹介をします。

東京でポケモンカードを楽しんでいる者です。
ジムバトルに参加するようになったのはXY初期の頃で、それからずっとポケカプレイヤーを続けています。
唯一のそれらしい入賞歴は、チャンピオンズリーグ2018公認大会1st池袋で決勝トーナメント1没、ベスト64のみです。

イベントオーガナイザー、公認ジャッジの資格を持っていて、ポケモンカード新人戦、TYPE MASTER SERIES(タイプマスター決定戦)等、公認自主イベントの企画、運営もしています。


この記事では、4月18日にバトロコ川崎店で行われたシティリーグで準優勝した『れんげきウーラオスVMAX+インテレオンデッキ』について書いていきます。
少し長くなりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。


1.デッキ選択の経緯

双璧のファイターのカードリスト公開によって収録されることが明らかとなったインテレオンの特性『クイックシューター』を見て、れんげきウーラオスVMAXと組み合わせることで、サンムーンシリーズで活躍した『グソクムシャGX+ジュナイパーGXデッキ』のような構築が組めそうだと思った事。
そして、もともとダメカンをばら撒いたり、ベンチ狙撃をするデッキが好きで、自分にとって楽しく、それなりに強いデッキが組めそうだと思い、すぐに構築を考えました。
CL愛知スタンダードに当選し、『チームISPさん』主催の自主大会『はかいこうせん杯』に招待されていたので、なんとか形にして各大会に持ち込もうと決めました。

2.はかいこうせん杯使用構築と戦績

①敗vsムゲンダイナVMAX
②勝vsピカチュウ&ゼクロムGX+ミュウツー&ミュウGX
③敗vsビクティニVMAX
④勝vsれんげきウーラオスVMAX+インテレオン

2勝2敗の予選落ちでした。
CL愛知に向けた要改善点や感じた事
・『マオ&スイレン』『ボスの指令』を使うターンが無い。
・対ミュウツー&ミュウGXが想像以上に厳しい。
・自分で使う『マリィ』が弱い。山札を引く枚数が5枚では足りない。
・対いちげきウーラオス用に採用したおおきなおまもりが、他のデッキ相手に活躍しなかった。
・YouTuberやポケカ四天王によるサンプルレシピの大量流出により、CL愛知での超タイプの流行が見込まれる。
特に闘抵抗を持つゲンガー&ミミッキュGX、ドラパルトVMAXが厳しい。対ミラーマッチについて考える必要もあり。

……課題が山積みになってしまいました。
考えているだけではどうにもならないので、カードを1枚ずつ差し替えながら対ドラパルトVMAX、対ビクティニVMAX+ミュウツー&ミュウの練習を繰り返し、CL愛知用に完成させたレシピがこちら。

3.CL愛知スタンダード使用構築と戦績

とにかく対超タイプを諦めたくなくてこうなりました。

考えたこと、変更点について
・『望遠スコープ』、ナゲツケサルの特性『スローイングコーチ』により、れんげきウーラオスVMAXのワザ『キョダイレンゲキ』のダメージはベンチポケモンを対象にした方が高い。

れんげきウーラオスVMAXのワザ『しっぷうづき』を当てたバトルポケモンをもっと楽にベンチに下げて『キョダイレンゲキ』を撃ちたい。

中盤以降余ったボールで容易にサーチできる『フィオネ』を採用。
環境全体が『隠密フード』まで回らないと予想し『ボスの指令』を不採用に。

・ミュウツー&ミュウGX対策に『ミミッキュ』を採用。

流石に考えが甘過ぎた。


・ドラパルトVMAX対策に『ガラルサンダーV』『うねりの扇』を採用。

CL愛知で使用率が急激に上昇し、連戦する事になると思い込んでいた対ドラパルトVMAXに勝つためのカード。
何故ドラパルトVMAXに勝てないのか、どうしたら勝てるのかを考えた結果、エネルギーの手貼りを制限し、わざを撃たれないターンを作れば良いと考えました。
ドラパルトVMAXが採用されているデッキは、『ホラー超エネルギー』や『オーロラエネルギー』の採用率が高いので、そこを弱点と捉えて突く事にしました。
エネルギーを剥がされたドラパルトVMAXがわざを撃つには、剥がされた分のエネルギーをもう一度貼るしかありません。そうする事で、2体目のドラパルトVMAXにエネルギーが1枚もつかない状況を作る事ができます。
もともと弱点対策で採用していたジラーチGXをベンチに置くことで『らいめいげり』が宣言できるターンを1ターン増やし、相手のドラパルトVMAXを瀕死状態まで追い込む事ができるようになり、絶望的に低かった勝率が劇的に改善されました。
諦めるしかなかった不利マッチが、諦めなくて良い不利マッチに。

より自分のデッキを信じる事ができるようになった瞬間でした。

普段から練習相手をしてる身内で、これを【ジラサン戦法】と名付けました。
流石ジラサン……強い……(違)

肝心の戦績ですが

①不戦勝
(隣でドラパルトVMAX+クラッシュハンマーvsビクティニVMAXやってて頭を抱えました……。)
②勝vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV
③勝vsビクティニVMAX+ミュウツー&ミュウGX
④敗vs炎型ミュウツー&ミュウGX
⑤敗vsビクティニVMAX+ミュウツー&ミュウGX
⑥勝vsインテレオンVMAX+ヨノワール
⑦敗vsバシャーモVMAX+れんげきウーラオスVMAX+チラチーノ

4勝3敗で強制ドロップでした。
約2年振りのCLにしては良かったほうかな〜と思いましたが、正直もっと勝てると思っていました。


ドラパルトVMAXとゲンガー&ミミッキュGXに当たらなかった……


4.シティリーグ使用構築と採用カード説明+候補デッキ紹介

CL愛知後すぐにシティリーグアディショナルシーズンの開催と参加が決定したので、CL愛知の結果を踏まえて候補デッキを考えました。

候補デッキの条件として
①『うねりの扇』が2枚採用できるデッキ
→CL愛知を経て現環境に存在する多くのデッキに対して有効なカードだと考えている為。

②マッドパーティーデッキに勝てるデッキ
→個人的にリスペクトしている『よつぎ一門』の『れーみん選手』が公開したデッキレシピが凄く強く、競技志向の大会で使用率が上昇すると予想した為。

③悪型ミュウツー&ミュウGXデッキに勝てるデッキ
→①の『うねりの扇』が刺さりにくく、かつCL愛知、ポケカ四天王決定戦で注目され、使用率が上昇すると予想した為。

この3つを達成できるデッキを使うと決めました。

候補デッキ①
ムゲンダイナVMAXデッキ

☆候補にした理由

・最近流行しているTAG TEAMデッキに強い。

・他デッキと比べて事故率が低く、盤面の再現性がある。

・好きなイラストレーターの『kirisAki先生』がイラストを担当したポケモンを採用できる。


☆使用しなかった理由

・直前のシティリーグにて、自分の組んだデッキに似ているが、より完成度が高い構築が優勝、準優勝し、対ムゲンダイナを意識するデッキが増えると予想した為。


候補デッキ②
インテレオンVMAX+インテレオン+モスノウデッキ

☆候補にした理由

・お気に入りの『ベンチ狙撃、ダメカンばら撒きデッキ』である。

・はかいこうせん杯、CL愛知で使用したれんげきウーラオスVMAXデッキと同じように、インテレオンを採用しているデッキなので手に馴染む。

・『ウォッシュ水エネルギー』を採用する事で、対悪型ミュウツー&ミュウデッキに採用されているブラッキー&ダークライGXのワザ『デッドムーンGX』によるきぜつを防ぐ事ができる。

・ケルディオGXを採用する事で『かくごのつるぎGX』か使用可能となり、対ムゲンダイナVMAXデッキに強くなると共に、特性『ホーリーハート』により対TAGTEAMデッキにも強くなれる。

・好きなイラストレーターの『kirisAki先生』がイラストを担当したポケモンを採用できる。


☆使用しなかった理由

・満足に盤面の展開ができない事が多く、不安定だった。
・気付いたら自分で決めた条件①を満たしていない構築になっていた。


候補デッキ③→シティリーグ当日使用構築
れんげきウーラオスVMAX+インテレオンデッキ

☆候補にした理由

・使い続けているデッキなので手に馴染んでいて、プレイミスが少ない。

・グッズロック、特性ロックをしてくるデッキがほとんどいない。

・もっと勝てるはずと思っていたCL愛知のリベンジを果たしたい。

・現環境で特に最も警戒されているデッキの一つだが、それでも強く、勝てるデッキだという自信があった。

ここまで長くなってしまってすみません。

という事で、シティリーグでもれんげきウーラオスVMAX+インテレオンデッキを使う事にしました。


☆各カードの採用理由

・れんげきウーラオスV→4枚
先攻後攻どちらだとしても、1ターン目に場に出したい為4枚採用。

・れんげきウーラオスVMAX→3枚
4枚は過剰だと判断して3枚。ほとんどの対戦で2体しか使わないが、トラッシュする際は良く考えてから。要注意。

・メッソン→4枚
れんげきウーラオスVを場に出しつつ、メッソンも場に出したい為4枚採用。
ジメレオンに進化できなければサポート『博士の研究』を使う事ができず、敗けに直結してしまう。

・ジメレオン→3枚
このデッキの動力部。
特性『うらこうさく』でサポート『博士の研究』をサーチして山札を引く前提の構築なので本当は4枚採用したかったが、枠が足りず断念。

・インテレオン(れんげき)→2枚
特性『クイックシューター』による打点調整&ミュウ(ベンチバリア)突破要員。
わざ『たきのぼり』でビクティニVMAXに140ダメージを与えられる。
本当は3枚採用したかったが、特性『うらこうさく』を持つインテレオンを採用することにした為、枠の都合で2枚。
……決勝戦で減らしたことを後悔することになる。

・インテレオン(うらこうさく)→1枚
サポート『ボスの指令』を採用することになった為、一緒に採用。
『ツールスクラッパー』『リセットスタンプ』等の妨害カードや、『くろおび』『望遠スコープ』等の試合を決めるカードをサーチするために使う。
なるべく山札に残しておきたいので、サポート『博士の研究』を使う前に手札にある際は『ポケモン通信』で山札に戻したい。

・ミュウ(ベンチバリア)→1枚
れんげきウーラオスVMAX、インテレオンVMAX、ミュウツー&ミュウGXが撃ってくる『ベノムシュート』等を防ぐカード。
わざ『サイコパワー』で勝負が決まる事も。

・ミミッキュ(シャドーボックス)→1枚
特性『シャドーボックス』により、相手のミュウツー&ミュウGX、マニューラGX等の特性をなくす為に採用。
決勝戦でわざ『しっぽでまどわす』を宣言するもコインはウラ!

・ナゲツケサル(れんげき)→1枚
特性『スローイングコーチ』により、ウーラオスVMAXのわざ『キョダイレンゲキ』による相手のベンチにいるポケモンGXとVへのダメージを30も増加させる事ができる。
インテレオンの特性『クイックシューター』や『望遠スコープ』と絡めてデデンネGXやクロバットVをきぜつさせるだけでなく、闘抵抗を持つドラパルトVMAXをきぜつさせる際にも活躍する。
わざ『なげつける』で勝負が決まる事も。

・ジラーチGX→1枚
特性『サイキックゾーン』でれんげきウーラオスVMAXとガラルサンダーVの弱点をなくす為に採用。対ミュウツー&ミュウGXやドラパルトVMAXで大活躍する。

・ガラルサンダーV→1枚
初めはドラパルトVMAX対策カードとして採用していたが、サブアタッカーとしても優秀であった為、CL愛知から続投。『うねりの扇』の採用枚数が増えた為、【ジラサン戦法】も強化された。
採用している基本エネルギーでワザが撃てる、『くろおび』と相性が良い、相手のバトルポケモンの特殊エネルギーをトラッシュできる、ワザのダメージが170と高い、ウーラオスVが進化できない時に攻撃できる場合がある、対ムゲンダイナVMAXが楽になる等、良い事だらけ。

・クイックボール→4枚
1ターン目にウーラオスVとメッソンを場に出したい為4枚。

・レベルボール→4枚
2ターン目にメッソンをジメレオンに進化させ、特性『うらこうさく』でサポート『博士の研究』をサーチして山札を引きたいので4枚。

・ポケモン通信→2枚
主に進化ポケモンを持ってくるか、山札に戻す為に使うカード。
特にジメレオン、インテレオンをトラッシュしないように山札に戻したい。

・しんかのおこう→2枚
ジメレオン、インテレオン、れんげきウーラオスVMAXをサーチする為採用。
多過ぎても少な過ぎても困るので2枚。

・うねりの扇→2枚
今回絶対に採用したかったカード。
ミュウツー&ミュウGXの『オーロラエネルギー』
ムゲンダイナVMAXの『ウィークガードエネルギー』
ドラパルトVMAXの『ホラー超エネルギー』
マルヤクデVMAXの『ヒート炎エネルギー』
れんげきウーラオスVMAXの『れんげきエネルギー』
ここら辺を主に意識していました。
シティリーグが終わった今でも採用して良かったと思っていますし、今後も採用率が上昇するカードだと思います。……2枚はやり過ぎかもしれませんが。

・ふうせん→2枚
『ポケモンいれかえ』を採用していないこのデッキにとっては命綱のような存在のカードです。
特性『うらこうさく』を使ったジメレオンや、ワザ『しっぷうづき』を撃ったれんげきウーラオスVMAXを、もう1体のれんげきウーラオスVMAXといれかえる為に使います。

・リセットスタンプ→1枚
相手の手札に干渉する数少ないカード。
先に相手にサイドを取られる展開が多いので、とても強いカードです。
手札事故を誘発させ、相手が勝負を決めるターンを1ターンでも遅らせる事ができれば、インテレオンの特性『クイックシューター』でダメカンをばら撒けるターンが増え、逆転勝利が狙えます。

・ツールスクラッパー→1枚
環境が回り、採用率が上昇した『隠密フード』や、『ふうせん』を無効化してくる『ツールジャマー』、ばら撒きとベンチ狙撃デッキに強い『おおきなおまもり』をトラッシュする為に採用。
稀に自分の場の『くろおび』と『望遠スコープ』をつけかえるために使う。

・くろおび→1枚
先に相手にサイドを取られる展開が多いので採用。
れんげきウーラオスVMAXにエネルギーを貼り、ガラルサンダーVに『くろおび』をつけてワザ『らいめいげり』を撃つ展開が強い。
もちろん、れんげきウーラオスVMAXにつけて、ワザ『キョダイレンゲキ』を連発する動きも強い。

・望遠スコープ→1枚
ベンチポケモンへのワザのダメージを30も増加してくれる強力なポケモンのどうぐ。
ナゲツケサルと組み合わせて『キョダイレンゲキ』のベンチポケモンへのダメージを180にすることかできる。この2枚を使って闘抵抗のポケモンを上手く突破していきたい。

・博士の研究→4枚
毎ターン使いたいので4枚。
なんだかんだ7枚引く博士が最強なのである。

・ボスの指令→2枚
環境が『隠密フード』まで回り、練習相手に「ボス無しはガニサスヤバい。」と真面目に突っ込まれた為、特性『うらこうさく』のインテレオンと一緒に採用。
れんげきウーラオスVMAXのワザ『しっぷうづき』でデデンネGXやクロバットVをきぜつさせて勝負を決めたり、『キョダイレンゲキ』でバトル場とベンチを同時にきぜつさせて勝負を決める為に使う。
終盤に1枚使えれば良いので2枚採用。

・マリィ→1枚
大好きなイラストレーター『kirisAki先生』がイラストを担当したかわいいサポート。

……相手の手札に干渉するカードが『リセットスタンプ』1枚しかない事、そもそもサポートカードが少ない事を考えて1枚採用。
相手の手札を4枚にして、ついでに自分も山を引くカード。

・みずの塔→2枚
れんげきポケモンなら誰でもにげるためのエネルギーがなくなる魔法のようなカード。
ジメレオンは逃がせないので要注意。

・れんげきエネルギー→4枚
強い。
れんげきウーラオスVMAXに『くろおび』をつけ、その効果が有効の際に毎ターン『れんげきエネルギー』を貼ることで、ワザ『キョダイレンゲキ』を連発できる。
ジメレオン、インテレオン(うらこうさく)、ガラルサンダーV、ミュウ、ミミッキュ、ジラーチGXには貼れないので注意。

・ストーン闘エネルギー→3枚
闘ポケモンがうけるワザのダメージを20減らす事ができる。
れんげきウーラオスVが、ビクティニVMAXのワザ『ダイビクトリー』できぜつするのを回避する事ができる。
枠の関係で3枚。

・基本闘エネルギー→2枚
特殊エネルギーが強すぎる為、少なめに採用。


5.シティリーグ当日の戦績と対戦内容


予選ラウンド
①敗(後攻)vs炎型ミュウツー&ミュウGX
②勝(後攻)vsバシャーモVMAX+カマスジョー
③勝(先攻)vsいちげきウーラオスVMAX
④勝(後攻)vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV


3勝1敗予選8位で決勝トーナメント進出

決勝トーナメント
①勝(後攻)vsれんげきウーラオスVMAX+インテレオン
②勝(先攻)vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV
③敗(後攻)vsカビゴン+ジュナイパー+ヨノワール

☆シティリーグ当日の対戦内容
※記憶が曖昧で表現があやふやな部分がありますが、お許し下さい。

予選ラウンド

①敗(後攻)vs炎型ミュウツー&ミュウGX

いきなり強豪ほそや選手との対戦。
序盤、場にれんげきウーラオスVとメッソンの用意ができたが、なかなかレベルボールとジメレオンが来ず。テンポ良く山札が引けない。
ミミッキュをベンチに置き、ボスの指令→ミュウツー&ミュウGX→ひるがえす30ダメージでとりあえずミュウツー&ミュウGXの動きを止める。
相手はガラルサンダーVの準備をしてくる。
こちらはガラルサンダーVについたオーロラエネルギーをうねりの扇2枚を使ってなんとからいめいげりを阻止しながら時間を稼ごうとするが、オーロラエネルギーを再び引かれてらいめいげりを許してしまう。
なんとか博士の研究から山札を引いたターンにれんげきウーラオスVMAXに進化して、しっぷうづきで相手のガラルサンダーVをきぜつさせる事が確定。ここで選択肢が。
一度らいめいげりを受けて残りHPが160になったれんげきウーラオスVMAXと、無傷のウーラオスVMAX、どちらで攻撃するか長考。

・返しのターンでミュウツー&ミュウGXに隠密フードがつく以外で、手負いのれんげきウーラオスVMAXがきぜつする可能性が低い。

・返しのターンでミュウツー&ミュウGXに隠密フードがつき、無傷のれんげきウーラオスVMAXをきぜつさせられるとほぼ負けが決まってしまう。

この2つを考え、手負いのれんげきウーラオスVMAXのしっぷうづきでガラルサンダーVをきぜつさせる。
返しのターン、相手は2体目のガラルサンダーVを場に出し、オーロラエネルギーをつけてらいめいげり。手負いのれんげきウーラオスVMAXを倒されてしまう。
ムゲンダイナVMAXが増える事を考えれば、ガラルサンダーVの2体目は予想できたはずが、甘えてそこまで思考を巡らせなかった結果サイドを取らせてしまう。

さらに相手のリセットスタンプで、こちらの手札が序盤に引けなかったレベルボールまみれに。
動きがさらに鈍くなり、何か引きが噛み合うまでの時間を稼げればとリセットスタンプを撃つが、ボールからデデンネGX、デデチェンジからボスの指令を引かれ、れんげきウーラオスVMAXを倒されて負け。


②勝(後攻)vsバシャーモVMAX+カマスジョー

れんげきウーラオスVとメッソンを場に出す事ができ、順調に動き出す。
相手がクイックボールでカマスジョーをトラッシュするのが見えて冷や汗。
自分のターンにミュウが山札にある事を確認し、そのまま展開していく。
しっぷうづきで攻めるが、バシャーモVMAXのわしづかみで逃げられず、しっぷうづき30ダメージを撃つ事になり、攻めのテンポが遅れてしまう。
メモリーカプセルからほのおのうずを撃たれないように、ガラルサンダーVを用意して、うねりの扇とらいめいげりでエネルギーをはがしていく。
最終的にはほのおのうずを撃たれるが、相手のドローサポートが止まる。
その隙にれんげきウーラオスVMAXで攻めてサイドを取り切り勝ち。サシカマスとカマスジョーは出てこなかった。


③勝(先攻)vsいちげきウーラオスVMAX

ウーラオスVとメッソンを場に出す事ができ、狙い通りのスタート。
先攻2ターン目
バトル場のいちげきウーラオスVにしっぷうづき。
相手の2ターン目
いちげきウーラオスVにいちげきのほうこうからインパクトブロー。
3ターン目にれんげきウーラオスVMAXを下げるか迷うが、相手のドローが止まっていたのと、2体目のいちげきウーラオスVが場にいなかったので、そのままバトル場に居座り、しっぷうづき30ダメージでいちげきウーラオスVをたおす。
この判断が正しかったようで、相手は手札が噛み合わずドローゴーが続く。
その隙にしっぷうづきでヘルガーやミュウを倒してそのまま勝ち。


④勝(後攻)vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV

初手に博士の研究が手札に来る豪運。
……のはずが、相手の先攻1ターン目にリセットスタンプを撃たれ博士の研究とお別れ。
どんどんよぶ→うらこうさく→博士の研究から盤面展開。
オルタージェネシスGXの返しにしっぷうづき。

アルティメットレイの返しにしっぷうづき、サイド3枚取る。

れんげきウーラオスVMAXがきぜつする。

インテレオンのうらこうさくをつかい、ボスの指令、望遠スコープ、クイックシューターインテレオンを揃える。
ボスの指令→クロバットV
特性クイックシューターでベンチのデデンネGXに20ダメージ乗せる。
キョダイレンゲキでバトル場のクロバットVに弱点240ダメージ、ベンチのデデンネGXに150ダメージできぜつ。サイドを4枚取り勝ち。

3勝1敗8位でギリギリ決勝トーナメント進出。



決勝トーナメント

①勝(後攻)vsれんげきウーラオスVMAX+インテレオン

どんどんよぶからスタート。
相手序盤から引きが良くなかったようで、しっぷうづきが飛んでこない。
こちらは理想的な展開ができ、しっぷうづきでジメレオン?をきぜつさせて1枚サイドを取る。
その後はれんげきウーラオスVMAXにくろおびをつけて攻めてくる。
クイックシューターでミュウをきぜつさせたターンにキョダイレンゲキ。れんげきウーラオスVMAXとメッソンに120ダメージ、ベンチのメッソンをきぜつ。
次のターンにインテレオン2体でクイックシューター×2としっぷうづきで合計310ダメージを与えてターンを返す。
次のターンにクイックシューター1回でサイドを取り切れる状態になり、相手投了。勝ち。


②勝(先攻)vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV

先1
メッソンとれんげきウーラオスVを場に準備。

後1
後1オルタージェネシスGXを狙い、デデチェンジ、ナイトアセット、博士の研究等を使うも失敗。

先2
うらこうさくから博士の研究で山札を引くが、れんげきウーラオスVMAXに進化できず。
相手バトル場のザシアンVにひるがえす30ダメージ。

後2
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXにオーロラエネルギーを貼り、オルタージェネシスGXを宣言。ベンチが埋まり、ミュウが出てこなかった。

先3
ジメレオンのうらこうさくから博士の研究。
れんげきウーラオスVMAX、しんかのおこう、ポケモン通信を引けず。クイックシューターで手負いのザシアンVにダメカンを乗せる。
このターンにアルセウス&ディアルガ&パルキアGXに150以上のダメージが与えられないと負けてしまう可能性が高い&相手の場にポケモンVが3体いたため、負け筋になる事もやむなしでクイックボールからガラルサンダーVを出してエネルギーを貼る。らいめいげりで170ダメージを与え、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのオーロラエネルギーをトラッシュ。

後3
水エネルギーが付かず、ふとうのつるぎ。

先4
ガラルサンダーV逃げてキョダイレンゲキ。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXと無傷のザシアンVにダメージを与える。サイドを3枚取る。

後5
ベンチにミュウツー&ミュウGX。エネルギー手貼り、エネルギーつけかえ、特性パーフェクションでハッスルバイト。弱点でれんげきウーラオスきぜつ。

先6
2体目のれんげきウーラオスVMAXでキョダイレンゲキ。クイックシューターを絡めて、ザシアンVとデデンネGXをきぜつさせ、サイドを取り切り勝ち、


③敗(後攻)vsカビゴン+ジュナイパー+ヨノワール

相手カビゴンスタート。
モクロー、ミュウを場に出す。

モクローが見えた時点で戦い方を決める。
①スタートしたれんげきウーラオスVはVMAXにして、ストーン闘エネルギーをなるべくかためて、被ダメージを下げる。カビゴンやミュウを倒す要員にする。
②れんげきインテレオンを2体用意して、クイックシューターとたきのぼり、ミュウ、ミミッキュ、ナゲツケサルを駆使してサイドを取り切る。

これをイメージしながら場を整える。
が、引きが噛み合わないターンがあり、れんげきインテレオン→うらこうさくインテレオンと立てなければならなくなる。
3体目のメッソンをジメレオンに進化させようとするも、サイド落ち。進化できず。
結果、メイを使われるリスクを無視して、倒せるポケモンをひたすら倒していくプランを取らざるを得なくなる。
次のターンにジュナイパーが倒せるダメージを蓄積させる所までマオ&スイレンを使われて回復を許す。
次のターン、相手サポート使用後にタッグコールからマオ&スイレンを選択して手札に加える。
そこにリセットスタンプで相手のマオ&スイレンを一度山札に返して回復を阻止しようとするも、マオ&スイレンが手札に戻ってきたらしく、使用を許し2度目の回復をさせてしまう。さらに回収ネットも使われて合計3回も回復される。
それでもなんとかサイドを3枚取るが、ジメレオンを回収できず、れんげきインテレオンが倒される。
最後の望みをミミッキュに託し、しっぽでまどわすを宣言。コインは……ウラ!こんらんさせる事ができずに勝ち筋消えて時間切れ。サイド3-4で負け。

決勝戦で敗北、準決勝という結果で終わりました。
完走した感想としては、じゃんけんの勝率が低くほとんど後攻だったのにこれだけ勝つ事ができて良かったです。

おまけ

CL愛知とシティリーグ前に、各環境デッキに対する戦い方を少しメモしたものが出てきたので貼っておきます。
もしかすると正しくない物も混ざってるかもしれませんが、よかったら参考にしてみてください。

vsドラパルト

・サイドプラン→ドラパルトVMAX+ミュウ+ポケモンV
・しっぷうづきのタイミングでジラーチGXを置く。
・エネを捨てずにウーラオスが逃げられる+ポケモンVが3体場にいる→手貼りくろおびサンダーを前に出してエネを割る。
・早めにうねりの扇を引けると強い。
・れんげき型にはミュウを置くスペースを空けておく。(前ウーラオス、後ろウーラオス、インテレオン、インテレオン、ジラーチ+ミュウ)
・ドラパルトの倒し方はしっぷうづき120→ひきよせのうず→キョダイレンゲキ180→クイックシューター20が理想。
キョダイレンゲキの前にクイックシューターでミュウを倒す必要がある場合はサンダーでターンを稼いでクイックシューターを撃つ。
・ジラーチサンダー(うねりの扇)が強い。らいめいげりを撃てれば320-140=180。クイックシューター無しでもキョダイレンゲキで倒せる可能性が出てくる。


vs三神ザシアン

先1
ウーラオス手貼り、メッソン
後1
オルター
先2
しっぷうづき150、ジメレオン
後2
アルティメットレイ160〜180、ザシアン3エネ
先3
インテレオン、ウーラオス、キョダイレンゲキ三神きぜつ、ザシアンに120〜180
自分のこりサイド3
後3
ブレイブキャリバー260〜320ウーラオスきぜつ
相手のこりサイド2
先4
くろおびれんげきエネキョダイレンゲキ、ザシアン+デデンネorクロバットで勝ち。

後1
ウーラオス手貼りorメッソンどんどんよぶ
先2
オルター
後2
しっぷうづき150、ジメレオン
先3
アルティメットレイ160〜180、ザシアン3エネ
後3
インテレオン、ウーラオス、キョダイレンゲキ三神きぜつ、ザシアンに120〜180
自分のこりサイド3
先4
ブレイブキャリバー260〜320ウーラオスきぜつ
相手のこりサイド2
後4
くろおびれんげきエネキョダイレンゲキ、ザシアン+デデンネorクロバットで勝ち。
できなければ負け。


・うねりの扇でオーロラエネを剥がせると強い。
・ミュウミュウに注意。ジラーチを置くかどうか考える。
・サンダーは勝ち確定ターン以外では使わない。
・ストーン闘しっぷうづきが強い場合がある。
ストーン闘1枚→160+160=320/330


vsムゲンダイナ

・ガラルファイヤーに注意。
オーラバーンの自傷ダメージで気絶するように、先にキョダイレンゲキを撃っておけるとよし。
180+30+20=230/220

・基本的にサンダー、キョダイレンゲキでサイドを6〜7枚取って終わり。

・マニューラ型にはシャドーボックスミミッキュを置くことも考える。デッドムーン回避に全力。


vs超タイプ+れんげきウーラオス

・ポケモンV+特殊エネメインなので、ジラーチサンダー+うねりの扇でエネルギーのテンポを奪いたい。
ゲンミミをサンダーで先殴りできればかなり楽。
サンダーが気絶した返しでゲンミミを落とせるように意識して盤面を作る。

・ホラーハウスケアをしつつ、エネルギーを貼ることに全力。

・ミュウを置き忘れないようにする。


vs悪パーフェクション

・シルヴァディ型で、ヌルを置いてきたターンに手札が少ないようであればヌルを止める。
エネルギーが潤沢であればマニューラを止めてデッドムーン回避。

・ツールスクラッパーのサイド落ちに注意。
・山の残り枚数に注意。上から15枚。
・扇が腐りがちだが、よく考えて捨てる。


vsビクティニ

・たきのぼり140で倒すプランも考える。
しっぷうづき150+たきのぼり140+クイックシューター20=310/310

・ストーン闘はウーラオスVに貼りたい。
・(くろおび)サンダー→(くろおび)キョダイレンゲキ+クイックシューターのルートも考える。
170+120=290+20/310


6.さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
CLでは1度だけ予選を突破した事がありましたが、シティリーグの予選を突破した事が無く、自主大会では予選突破しても毎回1没でした。
なので今回予選を突破できた事、更に準優勝という結果で終える事ができて本当に嬉しかったです。

練習に付き合ってくれたフローズンさん、あさりのみそしるさん、じゃがもいさん、そうじくん、くっしーさん。
いつも練習場所を提供して下さっているカードショップスピリッツさん。
いつも美味しい家系ラーメンを作ってくれる常翔家さん。
みんなに感謝です。本当にありがとうございました!

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