在宅勤務チャンス
世の中はコロナウィルスの影響により、会社に出勤することを控えるようにと国からお知らせが届いた。
その名も、緊急事態宣言。
不謹慎ながらも、聞いた瞬間から僕は大チャンスだと思い、これを機に在宅勤務の常態化へとシフトしたいと考えている。
設計事務所で働きだしてから約2年が経とうとしているが、外出の予定がなく、事務所で図面を書くだけの日は、出社する必要がないと思い続けていた。
出社をする意味
何故だか出社の準備をし、何故だか誰とも話さないのに事務所に存在し、何故だか行き帰りの電車に揺られる。
この工程がなくなるだけで、どれだけの時間を削減できるだろうか。
むしろ、その時間で仕事をすることで何倍もの経験を積むことができるだろうかと、少し考えただけでも恐ろしい。
そこで、実際に在宅勤務となり、データをオンライン上で扱い、自宅で作図をしたり、現場や役所に電話をしたり、いつもと同じように仕事をしてみた。
何も問題が起きない
外部の音や、電話音がなく、好都合なことが多く発生し、もはや出社することを拒否したいくらい快適に仕事ができている。
やたらとカメラで会議をしたがる人々が多く、そこだけは非常に迷惑だと思っているが、それ以外は本当に快適である。
ここまで問題なくできるのはわかってはいたが、やはり実際に問題がなにもないと驚いたのも事実。
今までテレワーク、リモートワーク等に消極的であった日本の企業が、瞬時にここまで対応し、意外と問題なく業務が進んでいくのを事業主はどういう思いで眺めるのだろうか。
削減に次ぐ削減
僕ごときの人間でもすぐに思いつくのは、高い賃料にて利益を毎月毎月蝕んでいくオフィスの解約だろう。
日本企業では労働基準法により、首にすることはできないかもしれないが、不要な人員の整理もこれを機に大きく進むと思う。
そして、通勤しないことや、外出が減ることを前提に、給与が減っていく。給与はサラリーマンが身なりを整え、清潔に健康に「出勤」をするための経費だからである。
社員は守られている!と言うことはできるが、正直もうそんな甘い世界はとうに消えてなくなっているし、いつどうなってもいいよう常に準備をしておくことが重要となる。
これからの仕事スタイル
このままの状態で出勤が再開された際には、在宅勤務を経験した人々が出社をする意味を考え、在宅勤務の許可を求めることが増えていくだろう。
そして、この期間が明けるころ、在宅勤務での進捗を測られ、生産性の高く意志の強い人間、ダラダラさぼってしまい無駄な時間を過ごした人間で評価は激変する。
僕は楽しみであるし、さらに自由に働く状況へ近づくため、虎視眈々と在宅勤務を極めていくことにする。
拙い文章ですが、ここまでお読みいただき、ありがとうございます!皆さんのスキ、サポートを励みに頑張ります!どんな些細なことでもコメント100%返しますので、ドシドシください!