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日本にしか生息しないカメが各地から消えてゆく ニホンイシガメと呼ばれる日本固有種である 人間の手によって 多くの人に知られることもなく、様々な地域からいなくなっている 人間が引き起こした直接的, 間接的な影響によって, この貴重な固有種が絶滅しつつあるのに、多くの人はその事実を知らずにいる だからこそ、この問題を社会へと発信し、多くの人たちがこの問題を認識し, 適切な対策を検討・実施することにより, この問題を解決する必要がある. では一体、このカメがいなくなって
ニホンイシガメの生態や現状について知りたい方の参考になるように、ウェブサイトや書籍、note記事をまとめました。 ウェブサイト千葉県におけるニホンイシガメの現状に関する記事です。特に、世界で初めて発生した特定外来生物アライグマによるニホンイシガメの捕食事件が紹介されています。 ニホンイシガメの現状をざっくりと紹介した私のブログです。 上の記事と関連した内容です。 ニホンイシガメを丸裸にするニホンイシガメに関する文献を紹介します。特に、最新の知見も加えて、ニホンイシ
ニホンイシガメ Mauremys japonica は日本固有種である。今回はこのカメを紹介する。 分布本州、四国、九州及び周辺島嶼(佐渡島、壱岐、対馬、淡路島、五島列島など)に広く分布する。Yasukawa et al(2008)によると、東限は千葉県・茨城県、北限は新潟県、南限は鹿児島県となるようだ。東北地方からも分布が確認されているが、これらは人為的な移入によるものと考えられている。 生息環境 平地から丘陵地にかけての河川、溜池や湿地に生息する。灌漑期には河川や溜
とある湿地のニホンイシガメ よくニホンイシガメは山のカメだと言われます。水の綺麗な河川の中流から上流域にいるカメだと。 いいえ、そんなことはありません。ニホンイシガメは山間部にも生息するカメ、というだけです。本来は平野部から山間部にかけた広い範囲の、河川、溜池、湿地など様々な環境に生息するカメなんです。 しかし、様々な人為的な要因による影響を受けて各地で減少し、日本の至る所からいなくなってしまいました。そのため、現在、主に見られるのは山間部、特に河川の中流域から上流
最近始めたけど、さっそく飽きてしまった以下ブログからの移植です。 先日、気分転換に某水ぜんぶ抜く番組を見ていたのですが、多くのニホンイシガメが捕獲された映像の中で、たくさんの子ガメが見つかったと喜んでいる場面がありました。 あのシーンで子ガメと呼ばれていたカメですが、実はもう大人なんですよね。俺にはオスの成体にしか見えなかったです。 ニホンイシガメは最大背甲長が200mmほどになるカメですが、実はオスとメスで体サイズが大きく異なります。 大きく成長するメスとは異なり、
私のストレス解消法はドライブとカメ探しです。頭がおかしくなると、行きつけの川にカメを探しに行きます。 これは山間部の河川にいたニホンイシガメです。川を歩いているとこんなカメに出会ったりします。川岸で日光浴をしていたり、地面に落ちていたりします。 ストレスが溜まっている方にカメの写真を見てすっきりしてもらいたい. そんなことをふと思いましたので, もし気分転換したい方は是非ともイシガメの写真を見ていってください. 以下に可愛い可愛いイシガメの写真をいくつか載せていきまし
日本固有種ニホンイシガメと、移入された韓国・中国原産の外来種クサガメが交雑する問題が生じています。 日本のあちこちの野外において、実際にこの2種の交雑個体が出てきちゃっているんです。しかも、交雑個体には稔性があるようで、この交雑個体とニホンイシガメが交雑してしまいます。そのため、近年ではクサガメによるニホンイシガメへの遺伝子浸透に関する問題が懸念されるようになってしまいました。 この問題の交雑個体ですが、以前より一部の図鑑やショップなどではたびたび"ウンキュウ"と呼ばれ、
本州、四国、九州及び周辺島嶼などに広く分布する日本固有種のニホンイシガメが様々な人為的要因によって各地で激減しています。本来、いたるところに生息する普通種でしたが、現在でも個体数が多い地域は非常に少なくなってしまいました。 この原因の一つとして、商業目的の乱獲があげられます(その他に河川改修、外来カメ類との競合や交雑、外来捕食者アライグマによる捕食がある)。ある商業利用目的のために、ある地域にたくさん生息していたニホンイシガメたちが根こそぎ採集されてしまった。ということが、
愛してやまないニホンイシガメについて勉強したことを忘れないように文献を整理しました。アウトプットしないとどんどん記憶から消えていくタイプなので、色々な方法で忘れないようにしていきます。 ということで、以下のリンクにニホンイシガメに関する文献をまとめました。興味ある方は覗いてみてください。これからもどんどん増えるかと思います。 ではでは。