仕事はショートカットするべきか?
ショートカットするべきかどうか。
ゴルフで言えば、ドックレックのコースなんかだと、コースなりに打っていくか、思い切ってショートカットするべきかという選択を迫られる。
この時、ショートカットさえ上手く行けば、その後が楽だし、結果も伴うことが多い。それゆえに、多少無理してでもショートカットを狙ってしまう誘惑に駆られるのである。
ここで、仕事の話。
与えられた仕事のゴールが見えたとして、どうな風にそこから取り組んだ方が良いのだろうか。リスク覚悟でショートカットを目指すか、淡々と普通の道を目指すか、非常に迷うところである。
そんな選択肢が目の前に現れた時にどうするのか、僕の見解をひとまず述べたい。
これはある種ズルい言い方になるのだけど、ショートカットできる腕前を身につけろ、というのが僕の答えである。
ゴルフで言えば、ショートカットはリスクのあるプレイだが、ショットの腕前に自信があれば、リスクは軽減できる。リスクヘッジさえ出来ていれば、ショートカットはメリットの固まりに思えてくる。
なので、僕らがすべきことは、ショートカットに見合う仕事の腕前を上げなくてはならないのだ。
もちろん結果が全てとは思わない。むしろ過程を丁寧に扱っている人ほど、その結果がどうであれ、評価は上がるものである。
一生懸命にプロセスを頑張っているからこそ、次も頑張ってくれるはず、という評価が与えられ、仕事は繋がっていく。
それはそう思う。
その上でさらに主張したいのは、プロセスが重要だからこそ、手の内にある手段を駆使して、結果へショートカットするべきなんだということである。
この人に頼めば、面倒くさいプロセスを省くことができると思われれば、次の仕事は自然と舞い込むことになる。
ショートカットできる人間はきっと重宝される。周囲の人間は、特に人となりを観察している。であれば、僕らは正々堂々とショートカットできる腕前を示すべきなのである。
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