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ワンテンポ早く行動する

自己分析でもESPでも、僕は行動が遅いタイプです。良く言えば熟慮するタイプですが、何はともあれ動き出しが遅いのは事実。

これまでは、何も考えずに動くよりはマシだと思って、行動が多少遅れてもいいやとしていたのですが、ここ最近その考えを改めようと努力しています。


例えばアポイントメントの時間。どこかへ訪問する場合、これまでは時間ピッタリか、少しばかり遅く着くような動きをしていました。

これには理由があって、逆に訪問者を受ける立場からすると、アポイントメントの時間より早く来られると、何かと困ることが多かったからです。

前の予定が伸びたりして面会の準備ができなかったりすることが多いので、少し遅れてきてくれた方が助かったりしたからでした。

けれど、2~3分でも早く着けば心の余裕もできるし、先方がバタバタしたとしていたとしても、別に約束を違えた訳ではないので失礼にも当たりません。

少し待つくらいの行動がベストだと思うようになりました。


また、何か人にお願いのメールをする場合。相手が今忙しいかなとか、ちょっと一拍置いて冷静になってからメールしようなどと考え、メールが後回しになることがあります。

物事にはタイミングというものがありますが、どうせお願いしなくてはならないのであれば、先方に十分な準備期間を取ってもらうためにも、まず最初のお願いは早めに伝えた方が良いのは当然のことです。

ベストなタイミングはこちらで慮らず、相手に考えてもらう方が良かろうと思うのです。

物事には優先度があるわけで、何でもかんでもスピード優先とはいきませんが、特に他人を巻き込むものについては、ワンテンポ早く行動することが何かと得なのです。


偉そうに書いていますが、何度も言うように僕自身行動力に乏しく、これまで人にお願いするタイミングもギリギリになってしまってました。断られるかも、と怯んで動けないこともありました。

実際、そういう風に思って止まっている案件もあります。けれど、自分は熟慮してから動くタイプなんだと言い訳を唱えて、行動を不用意に遅らせる行為は避けたいと考えています。


合言葉は「さっそく動く」といったところでしょうか。

無論、「闇雲に動く」とは似て非なるものです。イメージとしては、間髪入れずに行動するのではなく、きちんと道路の左右をパパっと見渡して横断するイメージです。

ほんの少し、ワンテンポだけ早く動いてみる。そうすることで、清々しい気持ちで仕事に臨めている気がしますし、実際に相手の対応も早くなっているように感じています。


行動が遅いタイプからの脱却。それは今の僕の最優先的課題と言えるでしょう。



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