全部繋がってくるから要注意!
どうせいいやと途中で諦めたことが、回り回って再び目の前へ
仕事関係で揉めた人が、回り回って同じチームのメンバーに
あの時嫌ですと断ったことが、回り回って喜んでやる羽目に
かつて一緒に仕事をした仲間と、巡り巡って再会して意気投合
若い頃一生懸命打ち込んだことが、巡り巡って新しい仕事に生かせることに
ほぼ趣味で集めていたデータが、巡り巡って必要な場面が到来
偶然か必然かは分からないが、過去の経験・体験・人間関係が、ずっと先になって生きてきたり、逆に邪魔してきたりする。
過去のいくつかの出来事は、グルっと一周して突然目の前のことに影響を及ぼすことがあるのだ。
僕はこうした人生の円環ともいうべき因果があることを若い頃から察知していた。
だから目の前の人ともう一度巡り合うことを前提に、なるべく円満な付き合いをしてきた。もちろん、口論になったり、駆け引きなどが行われてきまずくなることもあるが、一つの仕事が終わった時には、互いのわだかまりは解消するようにしてきた。
また、不本意で会社を去ったりする人を大勢見てきたけれど、僕はそういう方々と、例え一瞬縁が切れそうになっても、なるべく繋がっておこうという風に心掛けてきた。
だって、同じ業界で働き続ける限り、一度関係が途絶えたとしても、時を経てもう一度巡り合うことが往々にしてあるからだ。
人間関係だけでない。自分が習得した知識、考え方、ノウハウは、必ずどこかでもう一回使うことになる。ずっと前の経験が、突如今の仕事に生きたりする。
僕の感覚では、人生におけるヒト・モノ・コトは、全てどこかで繋がっている。よって、あらゆることで蔑ろにしていいことなんてない。結局、後々苦労するのは自分なのだ。
人生、要注意である。過去に起きたことは、全部未来に繋がってくるのだから。
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