見出し画像

勇気を出そう

高校一年生でしたか。思春期真っただ中になった僕は、同級生Iさんのことが好きになり、どうしても付き合いたいという気持ちになりました。

同じクラスだっただけでそれほど会話もしないままに、思いが募りまして。一年生が終わるという終業式の日に、校門で待ち構えて告白をしたんですよね。

いやあ緊張しました。自分に自信もなかったんで、ダメだろうな・・とビクビクしていましたので。

Iさんがこちらに歩いてきまして、自分がササっと前に現われまして。Iさんの親友が一緒にいたんですが、彼女がそそくさと距離を取ったことを覚えています。

何をどう言ったかは覚えておりません。結果としては、ごめんなさいでした。持ち帰っての検討もなく、いわゆる即答だったかと思います。


時は流れまして。今となって思うんですが、生まれて初めての告白を断られた人間は、どこかで臆病になってしまうんじゃないでしょうか。こちらの申し出は断られるのではと考えてしまうようになってしまうんではないでしょうか。

僕自身、やっぱり断られた時のショックとかは体に(心に)沁みついていて、今でも何か人様にオファーを出す時には、結果が出る前から苦しい気持ちとなります。


でもですね。実際に社会に出てみると、断られることくらいでめげていては駄目なんですよね。数打てば当たるではないですが、失敗も成功の過程くらいに考えておかないといけないんです。

もちろん、失敗してもいいやと開き直ることはできないんですが、いざ失敗しても一瞬落ち込むだけにして、後々に引きずらないようにしなくてはならんのです。


断られるかも、揉めるかもと思っていては、行動は遅くなりまして、結果的にリカバリーできない状況に追い込まれてしまうことになりかねません。

ポイントは勇気なんですよ。

勇気を出して告白できるのか、どうなのか。

僕が高校一年生の時に告白した時は、あっさりフラれましたが、あの経験があったからこそ、その後の成功があります。今の奥さんだって、自分にとっては高嶺の花でしたけど、恥も外聞もなくアタックした結果が、吉と出ています。

仕事もそうですね。勇気を出せるのかどうか。


短期的な結果はどうであれ、勇気を振り絞って、行動した方がいいんだと思います。断られる怖さやトラウマは解消されてないんですが、それでもともかく動くことを止めてはならんと、自分に言い聞かせる日々なのです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?