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忙しさにも飽きがくる

毎日忙しく、細かくスケジュールを切った仕事をこなしているが、そんな生活もいよいよ終わりが見えてきた。

僕は普段仕事について、折り返し地点にきたとか、あと何日で終わる、というようなことはあまり考えない。

それは、これまでの仕事人生がそれなりに継続的に忙しかったし、常に締め切りに追われる生活だったので、忙しい日々が一区切りするという経験をしてこなかったからである。

ところが、今の仕事は短期的に急激に忙しくなり、それが突然終わるようなことになっている。つまり、大袈裟に言えば、初めて仕事の大きな区切りを経験しようとしているのだ。


ちなみにこうした急激に多忙な日々はそんなに経験してこなかったが、別に初めてではないので、思ったよりテンパってはいない。どこか心の余裕があって、むしろこの忙しさに飽きてしまっている自分がいる。

そう、忙しさは、慣れると飽きてしまうのだ。

忙しさは刺激的な体験だが、結局は同じペースが続くので、慣れてしまえば、忙しいなりに、日常がマンネリ化してしまうことを今回知ったのである。

あと数日でこの仕事は終わる。けれど僕はそれほど達成感を感じないで終わってしまうんだろうと想像する。

改めて、自分がお祭り男ではないことを理解した、今回の日々であった。



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