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淡々と次のステージへ

この春から取り掛かっている今の仕事は、自分としては初めての領域に挑戦しているわけだが、実際的にはこれまで培ってきた人脈やノウハウをフル活用することで、これまでのキャリアの延長という位置づけにできている。

ただ、積み上げてきたものを利用しているだけとも言えるので、特段キャリアのレベルアップをしている気はしない。イメージとしては淡々とこれまで通りの仕事をしている感覚なのである。

けれど、ここ数カ月で達成した成果を振り返れば、明らかに新しいステージに到達しているように思う。これまで得てきた素養を活用しているが、使い方を変えることで、いつの間にか次なるテーマに辿り着いていたのである。


これまでのキャリアは、基本的に地続き上にあって、階段を昇るというよりは坂道を上っていくイメージがある。それは結局今取り組んでいる仕事も同じで、あくまでゆるゆると坂を上っているだけなのである。

そうなると、ホップ・ステップ・ジャンプという階段を駆け上る感覚は味わえなくて、あくまで淡々と目の前の道を歩いていくばかりである。

けれど、そうした淡々とした作業の果てに、新しい局面に到達できることを改めて理解できた気がするのだ。


何か大きな物事を達成し、ネクストステージに駆け上る。そんな仕事のイメージは、僕の場合には当てはまらない。

あくまで淡々と仕事をする。プロフェッショナルに徹する。その繰り返しの果てに、新しい世界がいつの間にか広がっているのである。



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