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信じた道に全力投球!

自分は社会人になってからずっと営業マン一筋だったので、場の空気を読むとか、根回しして会社を説得するとか、御用聞きみたいな顔をして相手の懐に入りこむだとか、そういう寝技みたいな営業テクニックを駆使してきました。

何か持ち込まれた案件があったとすれば、杓子定規に白黒つけるようなことはせずに、グレーというかファジーな関係性をベースに、何とか物事を成立させるようにしてきたのです。

要は、社内外問わず、相手の顔色を見て、仕事を進めてきたのです。


ただ、その一方で、自分の熱意は大事にしてきました。忖度するにせよ、何か落としどころを見つけるにせよ、自分の情熱が消えてしまう方向性の、顔色伺いはなるべく避けてきました。

だって、自分が楽しくなくなったら、もう楽しいものなんて生み出せないのですから。

自分は組織人ですので、基本的には組織の決定に従うことになります。けれど、できることなら、自分の熱意を傾けられる案件に注力したいし、それが人生の醍醐味だと思うからです。


時には会社の決定と自分のモチベーションの方向性が合致しないこともあります。いずれかを優先させなくてはならない場面はあります。

そんな時ににどうするかと言えば、最終的には自分の信じた道を進むしかないんだと思っています。

先行きが信じられないんだったら、その道は選ばない。その代わり、信じることのできる要素があるんだったら、迷わず前へ進む。

組織人としてのバランス感覚を持つと同時に、自分の心の奥底の火は消してはいけない。それには、自分自身をどこまで信じることができるのかか、勝負の分かれ目のような気がしているのです。



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