伝わらないもどかしさってあるよね~。
今日の記事は、散文的&少々愚痴混じりなのをご容赦ください。
最近思っているのは、物事を伝えるのって、なんて難しいんだろうということです。
僕の今の主たる業務はマーケティングですが、そもそも「マーケティングとは何か」という定義付けが難しい上に、活動領域もとてつもなく広いので、ミッションが広く浅くに捉えられがちです。
ですが、マーケティング業務を実際にやっている人間ならわかって貰えるのですが、実際の仕事は広く浅くではありません。むしろ一個の事象を深めなくてはならないことが多く、きちんとマーケティングを遂行しようとすると時間も労力もかかります。
かといって一つのことに集中していると、それ以外の、関わり合いのない方々からすれば、マーケティングって言っても何もしてないじゃん、ということになります。
先ほど定義付けが難しいと書きましたが、マーケティング業務の領域が広いので、人によってマーケティングの言葉の受け止め方が千差万別で、単なるデータを提供する人と認識されたり、分析ばっかりして実務とかけ離れている人たちと思われたります。
もし、完璧にマーケティングをやりきるのであれば、事業全体の方向を踏まえながら、個別案件の計画を立案し、実際に事業を展開させて、計画通りに遂行しているか、計画との乖離がないかとチェックしていく役目を帯びています。
そしてどんな結果が出たとしても、その結果と計画が合致していたか、もしくはどこでズレたかを総括し、次なる事業に向かっていきます。
常に個別と全体との状況のすり合わせも必要ですし、例えばコロナや原油価格高騰などの環境変化があれば、それに手を打っていかなくてはなりません。
「広く、浅く」ではなく、本来なら「広く、深く」が正解なのです。
しかしながら、計画が出来上がってからマーケティングチームが呼ばれて、売り方を考えてくれとオーダーされたり、提供したデータを企画を通すために恣意的に使われたり、デジタルマーケティングの部分だけ担当させられたりします。
マーケティングとは一つの事業を最初から最後まで一気通貫に関わっていかなくてはならない業務でありながら、周囲にはそのように思われない。そんな仕事なのではないかと思っています。
ここで最初に話が戻ってくるのですが、僕自身、マーケティングの必要性だったり、方法論を一生懸命説いてきたつもりですが、これがなかなか全体に伝わっていかない。そんなもどかしさをずっと感じています。
振り返ると、僕はこれまで、自分の考え方や仕事の方法論を伝達するやり方としては、コツコツと実績を積み上げる中で、周囲に少しずつ理解してもらうという方策を取っていました。
声を大にして方針を掲げるのではなく、丁寧に個別に方針を伝えて、揺るぎない信用を得ていくやり方です。浸透度のスピードではなく、確実性を優先していたとも言えます。
しかし、全く新しい取り組みだったり、これまで組織の中に存在していない文化を取り入れるにあたっては、ジワジワ浸透させていくのではスピードが遅いという風に感じています。
マーケティングという考え方を導入するにあたり、今までのジワジワ型の方法論が通じないのです。
仕事の愚痴はここまでとします。まあ、何とかしなくてはならないので、今後も「伝達」については、試行錯誤をしていきます。
関連する所で、少しだけnoteの話をさせてもらうと、この藤子Fノートは、もっかの仕事の方向性とは逆に、これまでの僕の方法論である、コツコツと実績を積み上げて、ジワジワと周囲に浸透させるやり方で引き続き進めていきたいと考えています。
特別な宣伝もせず、どこかのサークルに混じることもせず、ただ毎日書いてアップさせていく。受け狙いの記事も書きつつ、受けないだろうなあと思うマイナーな内容にも取り組む。
藤子作品のレビューを中心に据えながら、時おりはこの記事のような愚痴もこぼす。とにかく毎日続けていったときに、どんなことが起こるのか(もしくは何も起こらないのか)。それを見極めたいと思っています。
間もなく記事500本という節目も近づいている中で、最近は自分が気にしている数値であるビュー数も上昇ペースが上がってきました。
ツイッターなどで記事が紹介されたり、Googleでのドラえもん関連記事の検索上位に置かれることも多くなってきました。気がつけばフォロワーの方も400人の大台となっていて、感謝感激と共に、内心ビビっています。
ただ、書きたいことはまだまだ残っているのと、気持ちとしてもう少し頑張れそうなので、引き続きコツコツと積み上げることにします。
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