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心の平穏無事を保つために

①やらなきゃいけないこと
②やった方が良いこと
③やってもやらなくても良いこと

だいたいの物事の優先順位は、上の3段階で示せるかもしれません。

①については、必要に迫られている事柄で、締め切りの期限が近い案件となります。

②については、少し先の将来のためにやっておくべきことで、いつかは手を付けなければならない日がやってきます。

③については、その時々の重要度で位置付けが変わったりするので、基本放置(様子見)となります。


優先順位は明らかに①→②→③なのですが、人間不思議なもので、必ずしも優先度の高いことから着手するとは限りません。

何なら③→②→①の順番で着手して、①の締め切りに間に合わなかったりします。


僕の場合、心がゾワゾワして落ち着かない気持ちになる日があるのですが、こういう時は、大体において①の案件が詰まっている時です。

やらなきゃいけないけれど、まだ着手してないし、着手前の事前準備すらできていない。締め切りは間近で、下手すれば一次締め切りは過ぎてしまっていたりする。何なら、締め切りをだいぶ過ぎて、怒られるのを待っている状態だったりもする。

そういう時は、心がざわついて、何か後ろめたいような気持ちに襲われるのです。



何でこんなことを書いているかと言えば、そう、まさに今この時、①の案件が溜まりまくっていて、心がゾワゾワと落ち着かないからです。

やらなきゃまずいとわかっているんだけど、腰が重くてうまく動けない。けれど、心だけは何とかしなくちゃと焦っている。そういう状況に陥っています。


ただ、こういう時は、結局は心を落ち着けるのが一番。焦っても物事は解決しませんしね。①の案件の中でもさらに①→②→③と順位付けして、テキパキとこなしていくしかないのです。

①が溜まった夜は、焦ってうまく眠れなくなったりしてしまうので、こういう時は、心の中から焦りを感じる事柄を取り出して、きちんと整理するに限ります。

この場合、取り掛かるべき事柄の順位付けだけでも再確認しておくのが有効です。

緊急案件の中でも、より緊急性の高いものを見極めておくだけでも、急に心が軽くなったりしますので。


例えば、僕の今の緊急案件が何か。

・案件Aの社内確認とメールの返信
・今週金曜に必要な資料作成
・明後日締切の読むべき物
・週末にお世話になった人への御礼メール
・案件Bのアポイントメントの依頼
・案件Cの出張の段取り

まあだいたいこんなところでしょうか。書き出してみると、まあ明日中にほぼできてしまいそうです。何なら金曜日に必要な資料は、もう一日着手が遅れても大丈夫でしょう。


こんな風に書き出してみて、心が整理されていくのがわかります。あとは明日の動き出しだけ決めておけば、さらに安心して、今晩はゆっくり眠れることと思います。


もちろん、理想を言えば、緊急度の高い案件(①)に昇格する前に、「やった方が良い」(②)というレベルで物事を片付けていくのが良いとは、常々思っています。

わかってはいるのです。心の平穏無事を保つためには、仕事を溜め込まないことが一番良いのですから・・・。



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