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痛い注射の見分け方

ベラベラ話すことでもないのですが、数年前に奇病にかかりまして、致命的ではないのですが、原因不明かつまだ治療法が確立していない、いわゆる難病に属する病気です。

そのため、定期的に数値を診るために、2ヶ月に一回通院していて、その度に8本分の採血をしております。

注射が怖いという方も大勢いるかと思いますが、これだけ頻繁に血を抜かれると、全く平然としていられます。

むしろ、どのように針を刺しているのかが気になり出して、今は刺す瞬間も含めて一連の採血手順をしっかり観察するようになりました。

すると、色んなことが見えてくるのですが、僕クラスの観察眼ですと、注射を打つ前に痛いのか痛くないのかが判るようになってきます。

その一番の判断基準は、注射の打ち手の動作が決め手となります。

ゆったりと落ち着いている方、丁寧に事前の手順を進めている方は、ほぼ100%痛くありません。

代わりに何かバタバタされている方、何か他に気を取られている方には、かなりの高率で痛くされます。


最近の例だと、うまく脈が見つからず少し慌てた感じの若めの男性医。普段打ってもらっている場所と違う所に針を刺そうしているので、そこで制止する手はあったのですが、このままだとどうなるのか好奇心が勝り、何も言わずに見届けてました。

すると案の定、ズブっとかなり痛い。そして刺したのにいつまでたっても血が出てこない。つまりミスですね。謝られまれて再注射となりましたが、自分が制止しなかったので、逆に申し訳ない気持ちになりました。

あと、これは会社の定期検診での採血でしたが、僕の列の少し前の方が採血で気分悪くなったらしく、採決場所のすぐ隣の簡易ベッドに寝転がりました。

で、自分の番になったのですが、打ち手のベテラン風の女性が、横になった女性のことをすごく気にされているのが分かりました。注意が散漫になっているこのパターンには、嫌な予感がつき纏います。・・・思った通りにかなりの激痛注射を打ちこまれ、思わず痛いと口に出すほどでした。


ただ、そのような例外はありつつ、基本的に注射の打ち手の方は、素晴らしいテクニックをお持ちです。

自分の通う大病院では採血一時間待ちがザラで、打ち手の方は次から次へと何十人もの患者の採血を行ってます。疲れているはずですが、大部分の方が丁寧かつ手際もよく、全く無痛の注射をしてくれています。本当に感心しますし、有難い思いつつ、注射の模様を凝視する日々です。


ところで、先週1回目のコロナのワクチン注射を打ってもらいました。肩への筋肉注射だということで、どのように打つのか興味津々。これでもかと凝視しようと思っていたのですが、肩への注射って、死角に入って針の刺す場所が見えないんですね。

針を刺す時は全く痛みを感じませんでした。刺した後、グッとエキスを注入している感じはわかったのですが、もっと詳細に見たかったです。2回目の接種の時は周りの人で良いので、よく見ておこうかと思っています。

ちなみに副反応は、接種から2、3日の間、腕に結構な痛みを感じていました。熱は出ませんでしたが、正直2回目は怖いです。仕事はワクチン休暇を取るつもりですが、noteの更新もお休みを取ろうかと考えています。

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