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振り返りをしなくちゃ

9月・10月は一つの大きなプロジェクトに関わったことで、これまでにない多忙を極めた期間だった。

僕は長いこと一定の労働時間内で仕事をすることが許されるポジションを得ていたので、短期間に集中的に仕事をする経験がほとんどない。

けれど、今回は大きな歯車の一つになることが要求されたので、大きな流れの中で、自分の労働時間をコントロールすることができなかったのである。

僕自身の見通しの悪さもあって、想定外に体に負荷を掛けてしまった結果、体調を大きく崩してしまうことになった。もう何度もnoteに書いている通りである。


ただ、ここへきて体調はほぼ復活。そうなると、体調を理由に先延ばしにしていた、今回の案件の振り返りをまとめなくてはならない。

一大プロジェクトにきちんと貢献できたのか。足りない所はどこだったのか。得た知見は何なのか。プロジェクト全体への俯瞰した見解と、担当する部分の反省点などが、取りまとめ項目だろうか。

まだレポートに落とし込んではいないが、大雑把に言えば、自分としては満足いくパフォーマンスだったと思うし、これまでのノウハウや人脈を駆使して、前任者よりも労力や時間をショートカットした任務遂行ができたと考えている。

担当範囲に視野が狭まってしまった反省はあるのだが、ミクロから見えてくるものもある。細部に神は宿る、のである。


そして今回、初めて取り組むことも多かったので、その点で周囲や関係者にご迷惑やご心配を掛けた点はあったと思う。ただし、振り返りにおいて、多少の迷惑を掛けたからと言って、それで問題だったとは考えていない。

自分の抱えている案件がトラブルに見舞われたり、うまく進行しなかったりすることは誰だってある。完璧な仕事ができる人間は一握りであるし、運不運や時の巡り合わせだってあるのだ。

誰にでも起こりうるトラブルをあげつらっても意味がないし、迷惑を掛けたから失敗というわけではない。迷惑を掛けられることだってあるし、人の不始末を片付けなくてはならない時だってある。つまり、お互い様なのである。

僕は基本的に人間関係、特に仕事に関する相手とは常に50-50であるべきだと考えている。短期的な迷惑の掛け合いなどは、同じ釜の飯を食べている限り、至極当然に起こることであり、それによって関係性が30-70に偏ったりはしないのだ。

もっと言えば、誰かが起こってしまったトラブルや問題を、できる人間がさっと処理できるかが重要なのであって、トラブルを起こしてしまうこと自体は致し方ないと考えている。

よって、僕の振り返りでは、些細なミスには言及せず、もっと本質的な部分について語りたいと考えている。


反省や振り返りにも、それなりのテクニックが必要なのだ。

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