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罹患して思ったことを取り留めなく

今回オミクロンに家族で感染し、すごく心配になりましたし、不満に思うこともありました。うまく言葉にできるかわからないのですが、せっかくの機会なので、取り留めもなく記録しておきたいと思います。


オミクロンは軽症か?

まずうちの場合は、確実に軽症です。子供も一度39度近い熱を出しましたが、解熱剤を飲ませて一晩寝たらいきなり全快していました。自分は体が強い方ではないので、風邪をこじらせると一週間は動けなくなりますが、今回は発症4日目にはかなり良くなりました。

おそらく、同じような症状の方が全国的に多いのでしょう。なのでオミクロンは風邪だ、という言葉が流布されていきます。これはある面、間違いではないと思います。


でも、オミクロンは一大事

その一方でこれだけ「風邪」が大流行すると、当然一定の割合で重傷者や死者が出てきます。その部分に焦点を当てると、これは一大事となるのは理解できます。

世の中の仕組みは、オミクロンは一大事ということを前提にしていて、例えば、熱を出したら普通の病院には行ってはいけなくなっています。全てをオミクロンだと疑うやり方ですね。


確かにすごくうつり易いので、受け入れ側となる医療機関は大変だと思いますが、でも実際発熱した立場からすると、発熱外来が近くにないとか、電話が繋がらないとか、繋がっても断られるとか、心配を通り越して何だがこっちから電話するのがバカバカしくなったりしました。

保健所も細かい対応ができてないとは聞いてましたが、実際にショートメールが届いて健康管理シートの記入を求められるのみ。この登録もかなり面倒くさいし、登録しても特に反応もなし。

形式化しちゃっていて、実際の罹患者の心配事や困っていることが伝わっていかない仕組みになっています。


あと引っ掛かったのが、家族一人が発症すると、他の家族は診察を受けに行ったり、薬を貰いにいくこともダメだと言われたことです。僕らは軽症でしたし、薬も市販薬で済ませました。でも症状が重かったら? 薬が手元に無かったら? いきなり救急車を呼ぶのでしょうか?

一大事としての仕組みを作るのであれば、その中で対応してもらいたいのですが、行政も医療も対応できていない。となると、そもそもその仕組みには無理があるのでは? と思ってしまいます。


罹患者には優しくない仕組み

うまくまとまらないのですが、オミクロンは一大事という世間の仕組みにしておきながら、実際に罹患すると一大事という風には対応して貰えないというジレンマを感じるということです。

一方軽症だったにも関わらず、行動制限だけはしっかり負担させられるという不合理も味わっています。

総じて罹患者には優しくない形になっているように感じます。


とはいえ、今がオミクロンのピークということですし、前代未聞の事態となっているので、まあ仕方がないことではあります。

軽症で良かったなと安堵しつつ、この取り止めのない文章を終えたいと思います。

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