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安定感のある人に

今日も夜はまともにPCを開く時間も無さそうなので、日中、電車移動の隙間でこれを書いてます。

ここのところ仕事が激務なので、どうしても思いつくことは仕事絡みばかり。

今回も取り留めなく、お仕事話を綴ります。


さて、突然なのですが、この人なら仕事が任せられるかどうかの基準は、「安定感」なのではないかと考えております。

安定感は、その人の実績や置かれている立場などによって既視化されるものだと思いますが、そう言うものとは関係のない、滲み出る雰囲気が割と決め手になる気がします。

この人なら何か不測の事態になっても対応できるのでは、という妙に懐が深いあの感じが、「安定感」をもたらしてくれるように思います。


僕が尊敬してきた上司や先輩たちは、すべからくこの安定感を持っていました。

この人たちは、別に神様たちではないので、普通に失敗やミスもありました。でも、それほど大ごとにならずに済んでしまい、時間が経って振り返った時に、うまく乗り越えていたなと思うわけです。

僕はと言えば、この安定感からほぼ遠い、軽量級のキャラクターで生きてきたために、重い仕事は任せられないという時代が長かったように思います。

実際に同期や後から入社した人が責任のある仕事を与えられ、そして結果を出しているところを見てきました。

その時はとても悔しいわけですが、今思えば、安定感のないあの頃の僕には、やはり仕事を振りずらかったんだろうなと率直に思います。


長い年月を経て、自分も少しは安定感が出てきたようで、ややこしい案件を任されるケースが増えてきました。(押し付けられる?)

僕は内心はかなりの小心者だし、根本的に面倒くさがりなので、ややこし案件を好き好んで引き受けたくはありません。

けれど、何となく、何とかしてくれるだろうという安定感が出てしまったがために、重そうな仕事もとりあえずやっておいてと渡されてしまうことになったようです。


僕とチームを組んでいる若手は、当然こうしたメンドウな案件に巻き込まれるのは不満のようです。愚痴も増えてます。

けれどみうらじゅん的に言えば、それがいいんじゃない、って。

ややこしい案件を抱えて、時に思った通りのトラブルに巻き込まれたりして、それを適当にクリアしていきながら、いつの間にか人脈やノウハウが身につくのではないかと思うのです。

メンドウな案件の繰り返しが、また一段レベルの高い安定感に繋がっていくのです。

そして、ますます面倒な仕事が舞い込んでくると。ま、そんなもんです。




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