藤子Fノートの無計画な計画
何だか筆が進まない日でしたので、無計画に駄文を連ねようかとnoteを開いたんですが、ダッシュボードをみると、なんと全期間のビュー数がついに250,000を突破しておりました。
ビュー数は読まれた数とイコールではないと聞いていますが、それでも記事によって数字が伸びているもの、まったく数字が動かないものがあるので、それなりに読者の数を反映しているものと思っています。
しかも毎日記事を書いたり、フォロワー数が伸びることで、着実にビュー数は増加していくものなので、noteを継続するにあたって最大のモチベーションとなっています。
今後とも読んでもらえる記事を書いていきたいと思います。
今回は一つの区切りとして、藤子Fノートのこれまでとこれからを書きたいと思います。まあ、箸休め的な記事とお考え下さい。
「藤子Fノート」は一昨年前の11月末に始めました。すぐに連続投稿となって、先日連続500日を突破しました。喜びの記事を2本も書いてしまいました。(ちなみにこの記事で525日連続です)
最初は、自分の特別好きな藤子作品を思いついた順に語っていくスタイルだったのですが、あれもこれもと書きたくなってしまって、今掲げているような「藤子作品を全て記事化させる」という大いなる目標を立てるに至りました。
そうなると、闇雲に思いついた順で記事にしていくと、目標達成前に詰まってしまう気がしたので、先々までの書きたいネタを整理したり、藤子作品を改めてリストに起こしたりして、計画的に記事を作っていくことにしました。
全作品を記事化するために、まず考えたのが、「どうやって藤子Fノートを終わらせるか」を先に決めてしまおうということです。
最後に書くべきだと考えたのは、藤子先生のライフワークであった「大長編ドラえもん」の徹底考察です。
藤子先生はいくつかの気に入ったモチーフを、繰り返し作品に登場させる作家ですが、そうしたお気に入りモチーフを集大成的にぶち込んだ作品が「大長編ドラえもん」です。
色々な角度から藤子作品を検証していき、最後のまとめとして「大長編ドラ」の記事を書くのが、過不足の無い、収まりの良い締めくくりができると考えました。
次に「大長編ドラえもん」考察の手前で書く記事は、藤子作品の「最終回」を集めた特集にしようと考えました。「ドラえもん」のような正式な最終回のない作品もありますが、意外ときちんと終わっている作品も多いのです。
藤子Fノートの終わり方(出口)を決めたので、後は逆算で書くべきことを考えていくという筋道ができ上がりました。
続けて記事化するにあたって、取りこぼしの無いようにしたいと考えました。そこで、それほど一般的な知名度のない作品を「初期作品」「児童向け作品」少年向け作品」「科学冒険漫画」に分類し、これを一作一本の記事にしていくことにしました。
著名な作品については、いくつかの指針を定めています。
①「エスパー魔美」「SF短編」は全作品の解説を行う
②「パーマン」は最終回に向けて突き進む「恋愛マンガ」として側面を時系列で記事化させる
③「T・Pぼん」「オバケのQ太郎」については、著名な作品をほぼ全て記事にする
次にモチーフごとに特集記事を書いていくことを、藤子Fノートの中核にしました。一つのテーマに対して、数本の連載記事にすることで、毎日更新の負担を軽減させると共に、藤子作品を横串しに通して、ユニークな藤子検証ができるでのはないかと考えたからです。
どんなテーマを選んできたかは、目次を参照いただきたいと思いますが、思入れのあるものとしては、「誘拐」「探偵」「タイムパラドックス」「残留日本兵」「絶滅動物」「ユーレイ」「恐竜」「電話魔」「戦争」「西遊記」「大予言」「家出」「クローン」「恋愛」「TV」「演劇」「ロボット」「野球」「スランプ」「宇宙人」「子供の日」「クリスマス」などがあります。
現在は「ロビンソン漂流記」をテーマとしたシリーズ記事を連載中です。この後もユニークな切り口を多数用意しておりますので、どうぞお楽しみに・・。
そして何と言っても藤子作品の代表作「ドラえもん」の記事が、藤子Fノートでも最大のコンテンツとなります。
「ドラえもん」は1300本以上の短編があるので、これを全部記事にはできません。これまで200作近くの短編を取り上げてきましたが、せいぜい500本くらいが限界と考えています。ただ、てんとう虫コミックス未収録の作品や、個性的なひみつ道具が登場する話は全て取り上げていくつもりです。
また、「ジャイアンコンサート」「スネ夫の自慢」「しずちゃんとお風呂」「のび太の金儲け」など、ドラえもん全作品を振り返れるような大特集もしたいと考えています。こちらは、調べるのが凄く大変そうなので、もしかしたら、「毎日更新」を止めたあとでの記事化になる可能性もあります。
今後の執筆予定をまとめてみると、だいたい9月初旬くらいまでのネタストックがあります。(記事のストックはゼロですが・・)
ここへきてだいぶ先が見えてきた状況でして、来年の今ごろには「藤子Fノート」完結も夢ではありません。
藤子作品レビューだけを毎日書き続けて一気に走り抜けるのは難しく、本稿のような箸休め記事も含めつつではありますが、「出口」に向けて概ね順調に進めているかなと思います。
ここに至るまで全て計画的かというとそうではなく、試行錯誤を繰り返しながら方針の修正を加えてきました。その点は実は「無計画」だったかもしれません。
藤子作品全てを記事化するという揺るぎない大方針があり、目的達成には「計画」が必要でした。けれど、やってみて不都合があったり、より良いものがあれば計画変更は躊躇しない。そんな感じでやってます。
「無計画な計画」。それくらいが、目的達成にはちょうどいいのかも知れません。
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