来春の「映画ドラえもん」タイトル発表!

本日ついに来春の映画ドラえもんの情報が解禁となりました。気になるタイトルは「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」です。

昨年は夏休みにはタイトルが発表となっていましたが、今年は例年よりも遅く9月末でようやく明かされました。

遅くなった要因として考えられるのは、今年は藤子F先生の生誕90周年を祝して、一年を通じて藤子作品の話題が続いていたので、来年(91周年)の話題をできる限り後ろに持っていきたかったからではないかと想像しています。

本作は「映画ドラえもん」45周年という冠が付きました。来年は「映画ドラえもん」というコンテンツを最大限に活用した様々な展開が期待されます。

その一端として、今回の新作発表と同時に、これまでの映画作品を振り返る上映イベントが実施されると告知されました。

上映する作品はファン投票で決定し、選ばれた5作品を来春の新作の手前で公開する予定とのことです。

僕は初めて見た映画が4歳の時、「のび太の恐竜」でした。そこからほぼ毎年新作を映画館で見ており、来年で45周年かと思うと感慨もひとしおです。どうしても子供の頃に見て衝撃を受けた作品群を選びそうですが、少し考えてみて投票したいと思います。

またその際には、自己ベスト5をこちらのnoteでも理由とともに発表したいと考えております。


さて新作について特報第一弾も公開となりました。今回のテーマは「絵」。今年の映画が「のび太の地球交響楽」と音楽がテーマでしたので、二年続けて芸術がフューチャーされることになります。

「はいりこみライト」という映画オリジナルのひみつ道具を使って絵の中にのび太たちが飛び込むと、そこは中世のヨーロッパの世界が広がっていたという導入のようです。

「のび太の地球交響楽」のポストクレジットで中世ヨーロッパの世界を舞台にすることは明らかとなっていましたが、絵と繋がっているというのがユニークな部分かと思います。

類似作品としては「のび太のドラビアンナイト」がパッと思いつきます。この作品では「絵本入りこみ靴」を使ってアラビアンナイトの世界に飛び込んだのび太たちの大冒険が描かれました。

この作品では絵本の世界と現実が混然一体となる作りになっていましたが、「のび太の絵世界物語」についても、絵の中の世界と現実が地続きになるような展開になるのかもしれません。


今回のスタッフですが、監督はもはやベテラン監督と言ってもいい寺本幸代さん。ドラえもんの映画を数多く演出されており、特に「のび太のひみつ道具博物館」がオリジナルな魅力を輝かせていました。かなり期待できます。

脚本にはTVアニメの短編を数多く手がけられている伊藤公志さん。自分と同年代の方であり、X(旧ツイッター)をフォローさせていただいていますが、いつも実直に原作と向き合った脚本を書かれていて、心より尊敬していました。

ついに満を持しての長編脚本となりますので、目いっぱいのアイディアを注入していただけるように思います。

今年の初めの頃、どこかのWEB媒体でいつか長編に挑戦したいということをおっしゃっていましたが、どうやらその時既に本作を書き上げていたのではないでしょうか。

本作は絵の中の世界、中世ヨーロッパというこれまでの映画では描かれていない舞台を選ばれています。自由度も高そうですし、アイディアも広がる設定だと思います。ここを選んだ時点でもう勝ちが見えている気もします。

もう少し内容のわかる予告編が出てきたら、中身の予想・考察などもやるつもりです。


さて、今朝見つけた特報をさっそく9歳の息子に見せたところ、すぐに一緒に見に行こうと誘われました。ただ、来春で彼も小学5年生。あと何回ドラ映画を一緒に見に行ってくるのでしょうか・・。

と、少し寂しい気持ちにもなりつつ、来春の映画、そしてその前の名作復活上映を楽しみに待ちたいと思います。




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