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ようこそ! 現実逃避の世界へ

月末は何かと雑用も多く、さらには期限の迫っている案件も抱えていたりして、今、実は頭の中は結構テンパっている。ただ、この土日であれこれできることは限られているし、一応休日はきちんと休まなきゃなんて思ったりもする。

とは言え、TODOリストが目の前に突き付けられているのに、他のこと、特に本業と関係ないことに着手したりすると、後ろめたい気持ちになってしまう。

こんな状況で日中を送っていると、それこそ心に悪そうなので、どうしても一過性の、仕事とかを忘れさせてくれることに没入することで、心の健康を保とうとする。

これがいわゆる現実逃避である。


僕の場合、金曜日に夜の回、レイトショーの回と映画をハシゴなんかをしてみた。見たのは、兼ねて楽しみにしていた「キングダム3」と「インディ・ジョーンズ5」である。

前者(キングダム)は別の記事でも書いたりしているが、ここ数年で最もハマったコミックの一つで、映画の出来も奇跡的に素晴らしく、本作は公開初日に足を運んでしまった。

コミックは最初はマンガ喫茶で読んでいたが、これは手元に置いておくべき漫画だと思い直し、久々にリアルコミックを買ってしまっている。一応史実に基づいた歴史ものであり、秦の始皇帝となる結末はわかっているのに、なぜか大興奮して読んでしまう。

そして、映画もコミックの面白さを十分な予算と豪華キャストで映像化させている。これほどしっかり作られている邦画の大作は珍しいのではないだろうか?

そして流れで、家に帰ってからも、中国史の文章を読んだり、YouTubeでの解説動画などを見まくっており、これが現実逃避にピッタリなのである。


後者(インディ・ジョーンズ)においても、今回のテーマである「運命のダイヤル(=アンティキティラ島の機械)とアルメデスという部分で、これも鑑賞後に自宅でサイド情報調べに没頭した。

前作のクリスタル・スカルもそうだが、インディ・ジョーンズでは、実は毎回、世界的な都市伝説をテーマに据えていて、これが一つの楽しみとなっている。

そう、何を隠そう僕は自他ともに認める都市伝説オタクなのである。


都市伝説を扱った「やりすぎ」的な番組は欠かさず見ているし、その手の文献や考察動画も、読み始めたり見始めたりすると、止まらなくなる。まさしく没頭である。

気がつけば数時間経っていたりして、こんなにお手軽な現実逃避もないなあと思う次第である。


没頭と言えば、将棋の棋譜並べが、寝る前の心地よい疲労を感じさせてくれる、絶好の現実逃避時間となる。将棋をしていない人はさっぱりわからないと思うが、プロの棋士の対局した「棋譜」を前にして自分も盤を広げて、丁寧に一手一手を並べて鑑賞していくのである。

将棋の勉強法という意味でも重宝される棋譜並べだが、僕の場合は勉強というよりは、完全に没頭できる点が気に入っている。将棋の棋譜のことに集中し、あれしなきゃこれしなきゃという雑念を一時でも払うことができるのだ。

スポーツに没頭する人と同じような感じなのだろうが、自分がスポーツに没頭していないので、その辺はよくわらんが・・。


さて、こんな風にダラダラとnoteを書いている時間も、相当に尊い現実逃避だと言える。これは没入感によって、ひと時現実を忘れさせてくれるという類のものではなくて、頭の中のモヤモヤを適度に発散させている感覚である。

頭の中でグルグルと同じようなことを考えて、何か後ろめたい時間を過ごすよりは、頭の中の思いを吐き出してしまった方が健全だ。日記を書いている人とかも、同じような感じなんだろう。自分が日記を書いてないので、この辺もよくわからんのですが・・。


週末はあと一日ありますんで、また明日も十分に現実逃避を楽しんで、怒涛の来週のスケジュールに突入したいと思います。



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