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仕事閑散期には色々と考えてしまう

入社以来20年間以上ずっと営業職だったが、コロナ禍あたりで企画職やマーケティング職、さらにはイベントの仕事などに取り組むことになり、業務の幅が広がったというか、何だか訳が分からないことになっている。

ただ、仕事の内容としては、自分の好きなエンタメコンテンツを世の中に届ける仕事と、大きい枠で捉えれば、同じ業務を入社以来続けていると言ってしまってもよいと思う。

その中で、営業の仕事は、毎月の売上目標をコツコツと達成するべく、常に動き回っている感じだった。業務時間で言えば、常に忙しいというか、常に仕事に追われているようなイメージである。

しかしながら、営業を離れた今、業務時間については、時期によって大きく波がある。猛烈な忙しさの時もあれば、今日は何をしよう?などと考えてしまうような暇な時もある。

天気で例えれば、雨季と乾季がはっきりしているようなものだ。(忙しい時期が乾季なのか雨期なのかはともかくとして)


で、少々勿体ぶった書き方になったが、何を隠そう、現在仕事の閑散期に突入しており、正直言って暇なのである。

時間ができたらやりたいなあ、と思っていたことにもとっくに着手していて、これも間もなく終了する見込みとなっている。

そうなると次は新しい仕事をゆっくり見つけるか、また忙しくなる時期までゆっくり待つか・・・いずれにせよ、ぬるいことになっているのである。

こんな状況を他の人に話すと、それは何よりと大半の人は羨ましがるのだけど、残念ながらずっと仕事を忙しくすることに慣れた体なので、このような仕事閑散期には、逆に気持ちが落ち着かないのである。


また、仕事に没頭する時間も少なくなっているので、その空いた時間では、何だか余計なことなんかも考えてしまう。

これまで考えたこともなかった副業や転職も検討してしまうし、今後の人生プランを練ったりしてしまう。プラスの気持ちになることもあれば、その逆もあり、見た目としては何もしていない状況なのに、心の中だけは何だか忙しないのである。


本日は「仕事閑散期には色々と考えてしまいますよね」ということで文章を書き始めてみたが、その結果、「仕事が忙しくない時ほど心の内は忙しくなるよね」という事実に突き当たった。

またいずれ物理的に肉体的に忙しくなるだろうから、仕事閑散期の今くらいは、心の中を忙しくしておくのも悪くないかな、とそんなことを思うハナ金なのでした。



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