将来の夢っていつまで語っていいんですかね?
タイトルで内容を全部書くパターンはあんまり好きではないんですが、今回は言いたいことそのまんま。
もう僕は50歳の足音も聞こえてくる年齢になってきまして、「将来」という言葉が非常に重たく感じてきました。
仮に平均年齢まで生きたと仮定しても残り30年ほど。折り返し地点はとっくに過ぎていますし、さすがに70歳を超えてからバリバリ働くこともなさそうなので、まあせいぜい残り20年をどのように生きるのか、というような段階に差し掛かっています。
そんな自分なので、「将来こんなことしたいんだよね~」などと言うセリフを口にするのは憚られる気持ちがあります。もう夢を語る段階はとっくに過ぎていて、既に夢を実現させていなくてはならないのでは?と考えてしまうのです。
そこで、本稿のタイトルとなっている問いが頭に去来してくるのです。
将来の夢っていつまで語っていいんですかね? と。
先日、早期退職で辞められる先輩がいて、少人数での壮行会を行いました。その方は僕よりも10年年上なんですが、次なる仕事が既に決まっていて、しかもそれは新天地とも言える別の畑の仕事・業務に飛び込むのだそうです。
夢という言葉は使っていませんでしたが、明らかにこれからの10年先を見据えて、新しいチャレンジをしようという気概に満ち溢れていました。
そう思うと、自分はまだまだ中途半端で、仕事人生だけ抽出してもやり残したことはたくさんありますし、手が付けられていないことも多々あります。
「将来の夢」という漠とした言い方とはニュアンスが違いますが、近く実現させたいことはあります。
「将来やりたいこと」というよりも、「将来やるべきこと」がある。と、そんな感じでしょうか。
もうバカみたいに、何も着手もしないままに、「将来こんな夢があるんだよね~」とは言えなくなってきているのは事実。しかし、「将来この夢を実現させるんだ」と力強く語るには、まだまだイケるんではと思うのです。
もう若くはないです。体もガタが来ています。けれどまだ時間はあります。というか、安穏としていられる年齢でもありません。であれば、「将来」を見据えて、大いにやりたいことを語って、行動していくのみなのではと思うのでした。
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