先回りして不安になる
ってことありますよね?
先々に不安なことがあると、僕などは途端に体が動かなくなり、頭の中で最悪のシュミレーションなんかしてしまって、自分で自分を追い詰めることがよくあります。
また、不安なことというのは、ミスとか失敗が見えていることなので、もしミスが大ごとになったらどうしようとか、失敗の責任を追及されるんでは、などと、どんどんと先回りしたマイナス思考に陥りがちです。
さらに言うと、ミスとか失敗が間近に見えている状況というのは、たいていの場合に自分自身に落ち度があると思しきケースがほとんどです。
ミスは不可抗力というよりは、自分のツメの甘さだったり、見通しの悪さだったり、気が回らなかった不行届きが原因であることがほとんどです。
つまり、ミスや失敗が実際に表立つ前に、自分自身の落ち度がわかってしまい、なぜあの時やっておかなかったのかとか、もっと丁寧に取り組んでおけばとか、もっと余裕持って動き出していれば、と後悔することがほとんどなのです。
では、かと言って、すべからく丁寧に仕事をしたり、十分に時間を取ったり、すぐに行動できたかというと、そう簡単ではないのも事実です。
物事には優先順位があるので、限られた時間の中では、どうしてもおざなりになったり、後回しになることが出てきてしまうのです。
ミスが起こるかもと事前に察知できたかも知れないのですが、かと言って事前に手を打るわけではなく、やはりミスは避けがたかったものと思います。
では、私たちはミスや失敗に対して、どのようなスタンスを取ればいいのでしょうか。
僕としては、取り得る対応策は二つだと考えています。
一つは、ミスが起こるのは仕方がない事実と受け止め、ミスのリカバリーについては、逃げずに対応することと思います。
ミスが起こってしまうまでは恐怖でしかありませんが、一度起こってしまえば、これを放置することはまかりなりません。ミスしたことの開き直りが求められます。
ミスのリカバリーで歯を食いしばれるかが、人間力のバロメーターなのではと考えています。
もう一つは、やはりミスの前兆をなるべく逃さないことです。
失敗に至る過程には、必ず起こるべくして起こる予兆が存在します。
その予兆をなるべく早期に見つけ出し、なるべくは握りつぶすことです。ヤバイなと勘が働くときは、ミスの前兆を捕らえた時です。
ミスの前兆を間近に感じた時には、これも逃げずに対応することが求めれられますし、ここでも人間力が試されているものと思います。
ここまでをまとめると・・・、
と言うことになるかと思います。
あと最後に、ミスが起こりそうになった時に、気に病む方は夜が眠れなくなるようなこともありうるのですが、一日の終わりに色々と考えても何も始まらないということを意識したいと思います。
どうせ朝になれば、また忙しくなるわけなので、一日の終わりくらいは、ミスを脇に置いて、リフレッシュする時間帯が必要に思います。
今、寝る前にこの文章を書いている訳ですが、これも日常のミスをひと時忘れるためのリラックス法の一つと考えています。僕の場合、文章をガンガン書いていくことが、他の雑念を忘れることのできる方法なのです。
その意味で、こうしてnoteにてグダグダ書いていることで、メンタルの不調を避ける効果があるのではないかと考えております。
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