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PV数の増やし方(仮説)

少し前に書いた「noteの読み手として思うこと」という記事が、プチ・ブレイクして、3桁のスキをいただきました。なおも毎日、通りがかりの方々にスキを貰い続けています。

このnoteとしてはすごく画期的なことで、いちばんPVが伸びている記事(4桁PV)でもスキの数は8つという状況です。藤子F先生の作品の記事にほぼ特化しているせいなのか、文章が長すぎるのか、単純に面白くないのかわかりませんが、noteユーザーの方がスキと押せない雰囲気を作ってしまっているようです。。


けれど、スキが伸びにくい傾向がありつつ、PV数は着々と数字を増やしていて、1記事あたりのPV数は100日間連続で増加中です。

基本的に毎日一本書いているので、全体のPVが増えていくのは当然なのですが、記事一本当たりのPV数を継続的に増やすのは、なかなか難しいことだと思っています。


ではなぜこんなことが起こっているのかというと、理由としては二つ考えられます。

一つはフォロワー数の増加によるものです。こんな奇特なnoteにも関わらず、毎日お一人のペースで新しい方にフォローいただいているので、その方々が複数の記事にアクセスして下さっているものと思っています。

二つの目の理由は、これが最大の要因だと思いますが、過去の記事が読まれ続けているからだと考えています。

僕が残している記事は、藤子F作品に関わることと、それ以外に分かれますが、大体その比率を3:1にしています。3日作品のレビューを書いて、1日は特にテーマを定めない雑多なことを記す、そんなペースになっています。

その中で、読まれる過去の記事は、圧倒的に藤子F作品について書いたものです。これを僕は勝手にFコンテンツと呼んでますが、特に人気のあるいくつかの記事は、公開してからほぼ毎日、数字を伸ばし続けています。

その一方で、Fコンテンツ以外の文章は、いくつかの例外を除いて公開から10日くらい経つとPV数の伸びは止まります。おそらく、今、読んでもらっているこの記事も、そういう運命になる可能性が高いです・・。


このことから、本稿のタイトルにも冠した「PV数の増やし方」のポイントは、いかにして過去の記事を活性化させて、継続的に読んでもらえる仕組みを作るか、というところになるだろうと思います。

では、どのようなやり方で、過去の記事を活性化させたらよいのでしょうか。いくつか、まじめに考えてみました。

<過去記事の活性化法>(案)
① 新記事に過去の類似記事へのリンクを貼って誘導する。
② INDEXを作って回遊してもらう。
③ 検索エンジンから飛んできてもらう記事を書く。
④ いつ読んでも良い普遍的な記事にしておく。
⑤ 他の人が書かないようなオリジナリティを持たせる。

①のリンク作戦と②のINDEX作戦は少し手間を掛ければ、今すぐにでも対応可能です。INDEX作戦は、自分の整理のためにも、是非導入をお勧めいたします。

③ 検索エンジンから飛んできてもらう記事を書く。
このためには、SEO<Search Engine Optimization>(=検索エンジン対策)と呼ばれるテクニックが必要となってくるらしいです。僕はこの方面に詳しくないので、深く考えずに書いていますが、確かに毎日読まれる記事は、必ずGoogle先輩の検索上位に位置しています。

例えば下記の記事は「ガチャ子 ドラえもん」で9番目に上がってきます。ガチャ子はドラえもんの幻のキャラクターとして一部で有名なので、検索する人は実は少なくありません。おそらくサーチエンジンから毎日1~2人訪問してもらっていると思います。

この下の記事は「スネオ 弟」で5番目に出てきます。Wiki先輩の二つ下に出てくるので、これも検索から読まれている可能性が高いです。

このようにGoogle、Wiki先輩方を味方につければ、PVの後伸びが期待できそうです。


④ いつ読んでも良い普遍的な記事にしておく。
普遍的な記事というのは、季節ネタや流行を追った記事などの一過性の内容にはしないという意味です。要するにいつ読んでも面白い題材を選ぼうということですね。

僕は藤子F作品という、いつ読んでも良いお話をベースにしているので、これに様々な切り口を掛け合わせることで、いつまでも読んでもらえる作りを目指しています。

例えば下記の記事では、藤子先生の読切短編『自分会議』「タイムパラドックス」という切り口で紹介し、作品からもテーマからも読んでもらいやすい記事にしています。

ただし、「いつ読んでも良い記事」というのは、「今読まなくても良い記事」という意味にもなります。なので、こういう記事をアップするときは、結構勇気がいります。完全に無視されたらどうしようとか、誰も求めていないのではとか、嫌なイメージが頭をめぐるのです。

けれど、そうした不安をグッと堪えて公開します。いきなり大勢の方に読んでもらえなくても、少しずつ読者を増やしていけばいいと、思いむようにしています。この積み重ねによって、ようやくそうした記事にもスポットが当たるケースが出てきました。


⑤ 他の人が書かないようなオリジナリティを持たせる。
次にオリジナリティについて。残念ながら、noteを始めとする文章系SNSやブログでは、一般人がそこで個性を出そうとしても、簡単に埋もれてしまうのが現状ではないかと思っています。

でも手がないかと言えば、決してそうではないと考えています。一本ごとの質では勝負できないので、ある程度の記事の束、量で戦うというのが僕の作戦です。

例えば背が高いという個性があったとして、よほどの巨人でない限りそれ自体は珍しいものではありません。そこにいつも筋トレをしている、いつでも笑顔、でも暗闇が怖い、・・などと個性を重ねていきます。

すると、一個一個がありがちな個性でも、全体的にはユニークな人物像が浮かび上がってくるように思えてきます。

これをnoteの記事に置き換えて考えると、一本一本の記事は飛びぬけた個性を出せなくても、10本・100本とまとまった時に、個性の強い書き手だと思われるのではないかと考えています。量によるオリジナリティの創出です。

オリジナリティを感じてもらえれば、一つの記事だけでなく、次々と過去の記事へも掘り下げてもらえるのではないかと考えています。


さて、ここまでnoteにおけるPV数の増加作戦について、僕の考えを述べてきました。考え方としては過去記事を含めた全体で個性を発揮し、PV数を獲得していくというものです。

これはnoteの世界に限らず、日常的な仕事にも活用できると考えています。例えば自社製品のブランディングだったり、業界内における自分自身の個性の確立だったりと、様々な場面で応用可能な考え方だと思っています。

・・まあ、全て仮説ではあるんですが、今はそのように考えています。

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