ちょっとだけでいいから先を読む
これ、いつも思っていることです。
欲張って先々まで先読みするのは無理だと思いますが、少し先のことであれば、先を読む価値があるんでは、と思うのです。
すごい先のことはある程度の想定までできたとしても、正確に物事を読むことは難しい。けれど、極めて近い将来であれば、かなり精緻な予測を立てることができる。そんな風に思います。
ゴルフのパッティングのイメージがそれに近いです。
プロではない限り、10m以上離れたカップを正確に狙うのは極めて困難です。一発で決めてやろうとは思わずに、ざっくりと大きく外れないレベルで打つことが良いとされています。
ただしカップ周りまできたら、しっかりと読みを入れて、必ずカップインさせなくてはなりません。最後の詰めの甘さは、スコアが上がらない最大要因となり得ます。
ビジネスの世界において、来年のヒット商品をズバリと当てられる人は稀有です。たまたま見通せることもあるかもしれませんが、確率はだいぶ低いものと思われます。
だからと言って、全く先を読まないのも、発展性がありません。
先々については、正確さではなく、ざっくりと先を読む。近い将来については、少しだけ頭を使って先読みの努力をする。
考えることが重要であって、考えたことは、必ず自分の血や肉になるんだろうと思います。
結果については二の次ではあるんですが、考えた人が正解を導き出せるんだと思います。
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