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自分はいったい何者なのか?

【初めに】

こんにちは、レバレンド・サトシこと、上田サトシです。
僕の事を知らない方、初めてお話を聞くという方もいると思いますので、まず、自己紹介させて頂きます。

僕は現在、大阪天王寺で瞑想教室を開いています。これが僕のフルタイムの仕事です。
もうかれこれ12年ほど、このビジネスを大阪を中心にさせて頂いています。
その他にも関連した業務で、透視能力を生かしたヒーリングやカウンセリング、企業のコンサルティングなどさせてもらっています。

今日は、僕がずっと抱えてきた「自分はいったい何者なのか?」という問い、そして僕がこれまで経験してきた様々な出来事を通して、どのように自分なりのその問いの答えに辿り着いたのかをお話しさせて頂きます。

今日お話しさせて頂く内容は、下記です。


・御巣鷹山での飛行機事故
・交通事故の時に見た走馬灯
・mRNA、遺伝子治療の研究開発
・チベット仏教、ダライ・ラマ法王との出会い
・スピリチュアルミッドワイフ(たましいの助産師)について、
・自分はいったい何者なのか?について
・メドベッドについて
・古事記から見る宇宙の始まりと人間の本質
・長堀優先生とのコラボ講演会について

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これまでの長い間、僕は、言わゆる「見えない世界」というのに関わってきました。
その「見えない世界」についてお話しです。

見えない世界というのは、現在では病院の中の世界です。
生まれる時は病院の中で、死んでいく時も病院です。
そう言った事は、私たちの生活からかけ離れていて、現実感が無い「見えない世界」です。

でもそれは、実は見えない世界ではなくて、「見せてもらえない世界」なんです。

一昔前は、生まれた時はお産婆さんが家に来て、家の中で産んでました。
そして死んでいくときは、家の中で亡くなっていきました。

その頃は、見えない世界ではなくて、見えていた世界なんです。

そんな普通だった事が、今では生活から切り離されて、忌み嫌われてしまっている。

病気になって働けないから、妊娠して休まないといけないから、などという理由で「見えない世界」である病院に送り込まれてしまって、記憶から消し去らられてしまう。

そういった事が悲しいし、もっとそんな「見えない世界」について考えを深めていったら、きっと普段の生活がもっと豊かになっていくと思うのです。


【御巣鷹山での飛行機事故】

そんな、見えない世界にどっぷりと浸かっている、僕のお話をさせて頂きます。

確か20歳ぐらいの時、東京でイラストレーターという仕事をしていた頃です。

1985年だったと思うのですが、オスタカ山という山の近くでキャンプをしていたら、突然飛行機が落ちてきて、凄い地鳴りがあったのです。

僕はてっきり直下型地震だと思ったのですが、
それは、JL123便という飛行機の墜落だったのです。

その晩、すごい悪夢にうなされました。
夢の中で、ヘリコプターが一晩中空を飛んでいて、沢山の人たちが死んでいきました。

そして、一人のもうすでに亡くなっている男性の人が立ち上がって、僕の方へと歩いてきたんです。

そして、
「君、生きているんだろ」
そう話しかけてきて、僕は何て言って良いのか解らずに、ただガクガクと震えていました。

とっても親切な方で、
「これは夢なんだから、もう寝なさい」って言ってくれて、そのまま寝てしまい、それからずっと記憶から忘れてました。

その記憶が蘇ってきたのは、数年前でした。

あの男の人の眼鏡の形は特徴があって、今でも覚えています。
ウェブで検索すると、その方はどうやら松下に勤めていた人のようでした。
きっとトロンと言うOSの、コンピュータ技術者だったんでしょうね。


【交通事故の時に見た走馬灯】

それから23歳ぐらいの時にバイクに乗っていたら、交通事故にあってしまい、ぶつけられた衝撃で勢いよく空中を飛んだのです。

その空を飛んでいる数秒の間に、生まれてからそれまでに出会った人たちの顔が、次々と目の前に浮かんできて、そして急に止まったのです。

「俺、死ぬのかな。でも短すぎる。もっと色んな人に会いたい。色んな人の顔を観たい。これで終わりじゃない」と思ったら、無意識に猫のように身体を丸めて、頭をかばってました。

その出来事をきっかけに、「自分はいったい何者なのか?」という問いの答えを知りたくて、いてもたってもいられずにその数年後に渡米して、僕のスピリチュアル・ジャーニー、心の旅をするようになったのです。


ハワイにあるキリスト教大学に入学して、毎日、聖書を勉強しました。

卒業後は、カリフォルニア州のシリコンバレー、スタンフォード大学や様々な職場でコンピュータ関係の仕事をしました。


【mRNA、遺伝子治療の研究開発】

2000年代当時、黎明期だった、「mRNA」という遺伝子工学の最先端の研究開発をしていた会社で5年ほど、働かせてもらいました。
その会社は、スタンフォード出身の教授が創ったスタートアップの会社でした。

僕はウェブデザイナーとして雇われたのですが、遺伝子が好きで、会社で作っていた「mRNA」がどういうものなのか興味があって、色々と学ばせてもらいました。

もし機会があれば、後ほどまた詳しくお話しさせて頂きたいです。
身体の中に、どんなものが入ってきて、どのように作用するのかを知るのは良い事だと思います。

ちなみに、その時一緒に働いていた同僚は、今はファイザーという会社でワク〇〇を作っています。


それまで色んな事を経験したのですが、それでも「自分はいったい何者なのか?」という答えは見つからなくて、近所の瞑想教室で、瞑想やヒーリング、そして透視ヒーリングを学びました。

そして、小さい頃や、前世の記憶が少しずつ浮かんできたのです。


【チベット仏教、ダライ・ラマ法王との出会い】

ある時、小さい頃、もうすでに亡くなっていた兄と一緒に遊んでいた記憶が蘇ってきました。

僕はその頃、3歳から5歳ぐらいだったでしょうか。その時の記憶は、ほとんど忘れてしまっているのですが、それでも少しばかりの記憶がたまにフラッシュバックのように浮かんで来ます。

兄は、時間と空間を飛び越えて、色んなところへ、僕を連れて行ってくれました。

一緒に空を飛んでいくのですが、ある時、奇妙な建物を空から見ました。

「君は、昔ここに住んでいたんだよ。覚えておくんだよ」
そう言ったかと思うと、僕は急に自分の身体に戻ってきました。
そして裏庭で寝ていたのを発見されたんです。

それが何十年も経って、チベット仏教の本を読んでいた時、その本の表紙に載せてあったとあるチベットの写真を見て、懐かしい感じがして何度も繰り返し眺めたのです。

そして、小さい頃、兄と空を飛んでいた時の記憶が浮かんで来たのです。

その写真は、チベットのラサという町にある「ポタラ宮殿」でした。
僕はかつて、その建物に住んでいました。

僕はかつて前世で、チベットに住んでいたチベット僧だった。

そんなチベットでの前世を少しずつ思い出して、それからチベット仏教のお寺に通うようになりました。そしてある時、有難いことにダライ・ラマ法王から声をかけて頂ける機会があったのです。

サンフランシスコの会場で、法王の講話を聞いていた時です。
講話を聞いていたら、僕の目から自然と涙が流れてきて、そんな僕の姿を法王さまは気にかけてくれたのでした。

彼は真剣な眼差しで僕を見て、あたかも僕の前世を見ているようでした。
そして彼は僕の涙を見てこう言ったのです。

「左目から流れる涙は悲しい涙か、右目から流れる涙は嬉しい涙か。
そんな事を目が知って涙を流す訳じゃ無い。
目は何も知らずに、涙を流すんだ。
それと同じように、愛というのは、
左手から右手へと、何も考えないで渡すようなものなんだ」

そう言うと彼は、僕の顔を見て、にっこりと笑って、うんうんと頷いたのです。
そんな彼の笑顔を見てたら、「全てが許された」と感じて心が晴れ晴れとなったのでした。


【スピリチュアルミッドワイフ】

その出来事をきっかけに、前にも増して沢山の方達、そして親子や出産を控えた妊婦さんなどのヒーリング、それから危篤の場でみとりの瞑想をさせて頂くようになりました。

そんな経験を基に本の出版もさせて頂くようになりました。
これまで出版させて頂いた本は3冊で、会場では2冊が販売されてます。
「いのちのやくそく」「パワースポットのつくりかた」という本です。

この「いのちのやくそく」の中でも紹介させて頂いたのですが、
僕はスピリチュアル・ミッドワイフと言って、精神的な助産師と言う出産の時のサポートもしています。

もっとも僕は、正式な助産師では無く、あくまでも見えない世界からのサポートをします。

そんな幾つかの出産のサポートをさせて頂いた中でも、1番心の中に残るお話をさせて頂きます。
とある妊婦さんから依頼されて、九州の病院にあるFICUに行ったのです。
その方は生きる気力も無く、今にも死んでしまうんじゃ無いかと思われるほど身体の状態が弱っていました。母子共に危険な状態でした。

部屋の中に入って、瞑想をしながら、お腹の中の胎児に話しかけたのです。
「君は、本当に生まれてきたいのか?」
「解らない。」
そう赤ちゃんは答えたのです。

普通は「生まれてきたい」って言うものなんですが、「解らない」って言うとは思っていませんでした。

想い迷っている彼に、この世界はどんなに素晴らしいのかを伝えなければ、彼はそのまま死んでしまう。そしてお母さんも恐らく死んでしまう。

その死んでしまう胎児を救えるのは僕だけです。

正直、僕はそんなにこの世界が素晴らしいと思っている訳ではありません。 それでも、この世界が生きるのに値する素晴らしいという事を言わなければいけません。

「君が生まれてきたら、きっと素晴らしい時間をお母さんと一緒に過ごせるよ」
そう伝えると、

「じゃあ。生まれたい。」と言って、にっこりと笑ったのです。

「お母さん。お子さんは『生まれたい』って言ってますよ」
そう伝えると、

「私も産みたい」
妊婦さんはそう言って、涙を流されたのです。

それから30分もしないうちに、帝王切開の分娩手術が行われて、彼女は赤ちゃんを産んだのです。妊娠23週目の出産でした。

超未熟児で生まれてきた赤ちゃんは、驚くべきことに生まれた時にすでに自発呼吸をしていたそうです。

2年経った後に、お母さんんは僕に元気な男の子の写真を送ってくれました。大きな後遺症も無く、元気に保育園に通うようになったと知らせてくれました。

出産というのは、当たり前のことじゃなくて、一つ一つが奇跡なのです。
生まれてくるという事、その事が奇跡なんです。

そして今この文章を読んでいる皆さんは、もうすでに、その奇跡を人生の中で起こしているんです。

【自分はいったい何者なのか?】

そんな沢山の経験をさせてもらうようになって、「自分はいったい何者なのか?」という問いの答えを何と無く理解したのです。

それは、「人間の本質というのは意識であり、とても精神的な存在だ」という事です。



人間は誰でもいつか死んでしまいます。その時に身体は、消えて無くなってしまいます。
それでも、身体が無くなった後でも、意識、あるいはたましいと呼ばれる存在はずっと生き続けるのです。

僕にとっての「自分は何者なのか?」という問いの答えが見つかって、やっと安心した気持ちになれました。「自分は意識という存在なんだ」という事がやっと解ったのです。


僕が小学生の頃、道徳という授業があって、そこで「心の中には天使と悪魔がいる」という事を教わりました。
その天使と悪魔という存在は、誰の心の中にもいて、心を喜ばせたり、恐れさせたりしていて、心の中で戦っているのです。

それでも僕は思うんです。きっと、悪魔というのは何処かから心の中に入り込んで来て悪さをする。そしてそれはきっと、僕たちが生きている宇宙ではない、外宇宙と呼ばれる他の宇宙から来ている。

だから「罪を憎んで人を憎まず」というのは大切で、人間は元々は良い人なのです。

「私たちは何のために生きるのか?」という問いの答えを、これまで
沢山の人たちが探そうとしてきました。

それでもその答えを見つけるのは大変で、生きている間に見つけられないかもしれません。そして死んだ後でも、その答えを見つけようとする人もいるのです。

僕は、その問いの答えは「幸せになるため」なのだと思います。
そして「幸せになる事を諦めない」で、少しでも前へと生きていけば、それはすでに幸せなことなのです。

【メドベッドについて】

ちまたに流れている噂の「メドベッド」についてお話しさせて頂きます。
メドベッドは、「何でも治せる宇宙人からの贈り物」というふうに言われている医療治療器具です。

本当かどうかは解りませんが、1番最初に試したのは「マイケル・ジャクソン」で、最終的に彼の意識と身体は分離してしまって、心に深く傷を負って死んでしまったと言われています。

僕は実際に「メドベッド」を試した訳では無いので、推測するしか無いのですが、長年ヒーリング治療をしている経験から、それがどのようなものなのかが頭の中に浮かんできます。

人間は、とてもスピリチュアルな、高次元な意識の存在です。
私たちの本質は意識であり、身体ではありません。

「病は気から」と言われるのは本当で、ストレスが原因で病気になるという事は多々あるのだと思います。

だから気持ち、あるいは心を癒すだけで、身体も癒されて病気が治るという事は実際にあります。

もし「私たちが、意識の存在だ」という事を自覚しないで、身体だけを治そうとするならば、それは心が抱えているストレスをなおざりにしてしまいかねません。そしてそうなった場合、心、そして意識が、身体から分離されていくのです。

そのように考えると、もしメドベッドが、身体だけの治療器だとしたら、それはとても危険なものだと言わざる追えません。



私たちが本当に今しなければいけない事は、心のケアであり、意識の存在だという事を深く認識する事なのだと思います。

【古事記から読み解く、宇宙の始まりと人間の本質】

私たちは、幸せを感じる時、同時に愛を感じます。
私たちの意識、たましいの本質は、「幸せになる」こと、そして「愛を経験する」ことです。

そして「幸せになる。愛する」という事を、諦め(あきらめ)させようとする力が、相反する力なのです。
「愛」の反意語は、「嫌い」ではありません。

「愛」の反対の言葉は、「無関心」です。

誰に対しても興味が無いという状態。
そして周囲の人どころか、自分自身にも興味が無いという状態。
それが「無関心」であり、「愛」を遠ざけてしまっている状態です。

それは全て、心の中で行われるのですが、その「無関心」を起こさせる「気」というのは、宇宙の何処かから来ているものです。

そういった宇宙の状態を、昔の日本人は言葉でうまく表現していました。
僕が大好きなその一節を、ご紹介させて頂きます。

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「ふることに伝う。
この世界のはじまりは、天も無く、地も無く、時間も空間もない。
有るのか無いのかもわからない。混ざり合っているようで、混ざり合ってもいない。
ただただうす暗く、もやもやとした状態が果てしなくどこまでも広がっているのでした。

その時、天の中心から、
「た・か・あ・ま・は・ら」
と呼ぶ声が聞こえたように思われました。
すると、天と地が分かれだし、沢山の小さな光の粒がこの世界に現れたのです。

あめのみなかぬしの神でした。
宇宙の心そのものであるこの神様は、あらゆるところに満ち溢れておられたために、誰もその姿、形を捉えることが出来ません。

(古事記のものがたり:宮崎みどり、小林清明 著)
ーーー

この一節から感じるのは、初めは「無関心」という「自分が何者なのか解らない」そんな状態から、「愛」を経験したいという想い。それが「あめのみなかぬし」であり、そして「光の粒」は私たちの「意識」なのです。

そしてそんな皆んなの「愛」が、私たちの宇宙を創ったと解釈できるのです。

私たちの使命は「愛」を経験する事です。
周囲の人や自分自身に「無関心」になりがちな自分の弱い部分を認めて、自分を奮い立たせて、「愛」を伝える。

そんな「愛」に、人は感動して、たましいを震わさせられるのです。

目を瞑って、ゆっくり深呼吸してみると、きっとあなたの愛する人たちの顔が思い浮かんできます。
生まれてからこれまでに、関わってきた沢山の人たちの顔が浮かんでくるかもしれません。

その浮かんできた方々に、一人ずつ「ありがとう」と感謝の気持ちを心の中で伝えてあげる。
それだけで、きっとあなたの心は愛に満たされていくと思います。

ぜひ、目を瞑って深呼吸してみて、感謝の気持ちを皆んなに、そしてあなた自身へも伝えてあげるという事を試して欲しいと思います。
そして、「愛」が感じられて「生きる使命」がちょっとでも解っていただけたら嬉しいです。

それでは今日は、このへんで終わらせて頂きます。
僕のお話を聞いてくださり、ありがとうございました。


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講演会では、こんなお話をしたいです。
ぜひ参加して、「愛」を、「生きる使命」を感じて欲しいと思っています。よろしくお願いいたします。

【長堀優先生、上田サトシのコラボ講演会】


4月23日 13時〜、大阪天満橋にて

お申し込み、問い合わせは下記から:
https://shastahealing.com/contact



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