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パワースポットのつくりかた / 気合いや根性、ビジネススキルでは解決できない心の問題 026

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パワースポットのつくりかた」(上田サトシ著、2020年3月19日、フォレスト出版より発売)より抜粋して、少しずつ「マガジン『パワースポットのつくりかた』」に書いています。
今回のテーマは、「気合いや根性、ビジネススキルでは解決できない心の問題」です。(26ページ)

「大切なものは目に見えない」と言うのは本当で、きっと「本当に大切なものは心の中にあります。」だから生活や仕事を解決しようとした時、心の問題にフォーカスした方が近道になるのです。
仕事や生活の改善をしたいと思っている方には必見のページです。
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気合いや根性、ビジネススキルでは解決できない心の問題

家族との関係がぎくしゃくしている家庭から、私はよく相談を受けます。
家族とのコミュニケーションがうまくいかない。夫婦間はとても冷め切っている。
子どもとはなかなかこちらの気持ちを受けとってくれず、部屋に引きこもる。一緒に暮らしているのに、会話や笑いがない。子どもの進路の問題でも、夫婦間で意見が食い違う。当の子どもたちもやる気が起きないなど、問題はどの家庭でもあることです。

お互いを憎しみ合い、罵り合う。また、殻に閉じこもって心を開かないため、様々な軋轢を生じます。それでも、いがみ合い、何の解決にもならないとわかっているのに、壁をつくって分かち合えない。

私たちが望んでいる「人生のゴール」は、お互いが尊重し合い、笑顔と活気のある関係をつくることです。無理やり相手を振り向かせることや、子どもを強制することではありません。

多くの自己啓発書では自分のマインドセットを変えて、新しい視点で自分を変えることを勧めているようです。ポジティブシンキングやスピリチュアルな各種自己啓発書は一時的には気分を変えてくれますが、数日もすると、元の自分に戻ってしまいます。そういったことは、もう多くの方々が体験済みでしょう。

自分の人格は簡単に変わらない

そんなに簡単に自分の人格や行動様式、思考方法が変わるはずはありません。
自分が変われば、苦しみから逃れられる。確かにそうかもしれません。
しかし、頭の中で観念的に心をコントロールしようとしても、なかなかうまくはいきません。

さらに、子どもの発達障がいなどの問題は、医療の進歩や教育制度などの見直しによって社会的には理解されつつありますが、完全な解決に至るには難しいところがあります。

これらの夫婦間の問題は、根性だ、気合いだ、優しさだ、愛だなどの観念的なアプローチだけではなかなか解決しません。
もちろんそれは、仕事でも言えることです。

上司のパワハラ、部下が言うことを聞かない、チームがバラバラ、お客さんが来ない、売り上げが伸びない・・・それぞれに悩みはあると思います。これらの問題も精神論では解決できません。

たとえ、コンサルタントやアドバイザーが入って、杓子定規なソリューションを実行したとしても、根本的な解決にはならないのです。

あなたの不調、家族の不和、仕事の混乱はあなたの身体や性格の問題だけでなく、自分ではわからない無意識の心の問題をはらんでいるのです。表面的な出来事の背景のもっと深いところで問題は起きているのです。

ではもう少し、不調や混乱の原因を詳しく説明していきましょう。

(29ページに続く)


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