ChatGPTを英語学習のコーチにするためのプロンプトを考えてみた。その①(単語編)
みなさんこんにちは。
今日は、「ChatGPTを英語学習のコーチにしよう」というテーマで、話をまとめようと思います。
そんなことを考えたきっかけは、PIVOTの公式YouTubeチャンネルに、国山ハセンさんが、英語学習のコーチングを受ける動画が公開されていたからです。
このコーチングを提供している企業は、データを活用し、とにかくコーチングに徹しています。
そんな動画を見ながら、
「自分も取り組んでみたいな。」という気持ちが芽生えたと同時に
「価格が高いよね。」という当たり前な事実も生まれたので、
「だったら、ChatGPTにお願いしよう。」と考えたわけです。
当然、再現できるなんて微塵も思っていませんが、
少しくらいコーチングしてくれたら嬉しいなと期待しています。
目指す姿
まずは、完成のイメージを考えてみます。
今回は、「英単語テスト」をすることを想定します。
私のレベルに合わせて、ChatGPTが英単語を提示する。
私が日本語を入力する。(基本は音声で)
ChatGPTが評価する。
不正解の場合は、不正解の内容に応じて解説をする。
正解・不正解に応じて、私を応援する声かけをする。
新しい問題を出す。
プロンプトを考える
先ほどの目指す姿を実行するために、プロンプトを考えます。
以下のように作成してみました。
ChatGPTで実行する
先ほどのプロンプトを入力すると、このようなやり取りができるようになりました。
少し難しかったので、「もう少し簡単にして」と要求してみます。
少し簡単な問題が出題され、やっと正解できました。
モチベーションを上げるような声かけ(?)も、一応はいっています。
プロンプトのレベルを変更したり、途中でレベル変更をお願いすれば、自分の英語力にあった学習が可能です。
(おまけ)学習記録を出力する
最後に、これまでの学習記録をまとめてもらいます。
すると、以下のように表示されました。
表形式なので、とても見やすくなっています。
GPT4のCode Interpreterやプラグインなどを使用して、エクセルデータとして出力する方法もアリですね。
自分の学習記録がデータとして残ると、それを元に「不正解の問題みの出題して」といったプロンプトを作成することができます。
まとめ
今回は、「ChatGPTを英語学習のコーチにしよう」というテーマで、話をまとめてみました。
結果として、「コーチング」のレベルには程遠いですが、自分の英語力に合わせて出題してくれる程度には、AIをコントロールできるのではないかと思います。
これからも、様々なプロンプトを試しながら
役立つAIの使用例を見つけていければと思います。
ChatGPTはメールアドレス等を登録するだけで、無料で使用できます。
だれでも簡単に、このレベルの教材が使えるということです。
学校での使用にはまだまだ課題の多いAIですが
「個別最適な学習」を考えると、便利な方法だと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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