ログインできません C5
指紋認証って罪ですよね。
だって、スマホそのものにしてもアプリにしても、指紋認証で開くんだから、IDもパスワードも覚えるわけないじゃないですか。
それでも、一応は別のどこかにIDもパスワードも控えているつもりなんですよ。念の為ね。
それでも、いざ何かと何かを連携させようと思った時にIDとパスワードを要求された時にはねぇ。不思議と控えてなかったりするんですよね(笑)
最後の手段の『秘密の質問』見たいなやつも、不思議と間違えたりしますよね。超パーソナルな質問で、答えなんかひとつじゃーんと思って入力したら違いますっていうね。。。
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さて。お話しの続きを。
評議の件ですね。ディベートどうよっていう。
評議の時間も、序盤の方は『どなたかこれについて意見がある方?』という裁判官の問いに対して、喋りたい人が喋る。でも、必ず1人に対して最低1発言はしてもらうようにして。
かつ『声の大きな人』の意見に寄らないような配慮もしてくれて。
(変な話、この評議が早めに終わると、僕ら裁判員ってそれだけ早めに終わってその日は帰れるんです。だから、その場にいる全員が当たり障りもない意見しか持たない出さない人達だと、その分だけそうなるんでしょうね…。)
2日目くらいまでは、あくまで法廷で初めて出たファクトについての確認で、そのファクトに対して個々人がどう思うかを話しましたかね。
ただ、その審議が進んで考えるべきファクトの数が多くなってくると、自ずと周囲との考え方の違いや、ある1要素に対する温度差や捉え方の違いが見えるようになってくるものでした。
自分でやっていて特に思ったことですけど。まぁ、日常でも1人の人に対して是々非々に接するじゃないですか。良い面も複数あり、良くない面も複数あるけれど、その1つだけを捕まえて好きとか嫌いになったりしないっていう。
その是々非々を、人柄さえよく知りもしない1人の被告人の、ある事件に至った場面に関わる幾つかの側面をピックアップして、その行動の1つ1つに対して、その是々非々を感じて評価するという作業。
そんな小さな部分に是が非か考えていると、何か自分の考えている事が矛盾しているのではないかと思うようになってしまうんですよね。
1人の人にはそれまでの長い人生という背景があるのだけれど、そのうちのどれはこのファクトと繋げて良くて、また別のどれかを繋げて考えてはファクトが見えなくなってしまう、という。
脳はフル回転ですよ。
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