「プレイボール!」補聴器の使い道はまだまだ広がる
あれは啓示だったんだ
振り返ると、そう思える出来事が私には時々訪れる。
不思議な予兆というか、人生の伏線回収のようなものだろうか。
あの日も私はグラウンドで大きな声を張り上げていた。
「プレイボール!」
私はシャープの社員だが、それは世を忍ぶ仮の姿だ。
週末、私はソフトボールの審判員に変身する。
うちの子どもたちは小学生の時、地域のソフトボール部に入部した。
それをお父さん審判員として手伝っていたら、だんだん面白くなってきて、公式戦でも審判ができる審判員の資格を取っ