会社に離職票はいらないと言ったあと、やっぱり請求することはできるか
離職票は不要との申し出をした場合であっても、あらためて請求することができます。
離職票はあとから請求できる
雇用保険に加入していた人が退職する場合、会社から離職票はいるかどうか聞かれることがあると思います。
このとき、うっかりいらないと言ったあと、あとからやっぱり必要だとわかった場合はどうすればいいのでしょうか?
その場合は、あらためて会社に交付の申し出をすれば、会社から離職票を発行してもらえますのでご安心ください。
会社は離職票を発行する義務があります
会社は、退職者が離職票の交付を希望した場合は、離職票を交付する義務があります。
これは、退職者がいったん不要の申し出をした場合であってもかわりません。
不要の申し出をしたあとに、その退職者が交付の申し出をした場合、会社は離職票を交付しなければならないのです。
なお、退職者が59歳以上の場合は、本人の希望の有無を問わず、離職票を交付する義務があります。
離職票は、失業給付などを受け取る際に絶対に必要な書類ですので、必要か不要かわからない場合は、もらうようにしたほうがよいでしょう。
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