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在宅鍼灸ジェネラリスト育成セミナー体験記⑥ 肩関節編

こんにちは。たけちゃんです。いよいよセミナーも最後のテーマ「肩関節」になりました。
現場では、頸肩に痛みや悩みを持っている方はとても多いです。湿布を貼ったり、主治医には「年のせい」といわれてそのままにしている人もいます。
そういった方に貢献できるよう、今回も頑張ります!

評価は上から治療は下から

表題にある通り、肩関節の評価は肩甲骨の評価から。その後上肢という流れになります。それは肩甲骨が肩関節に対して重要な役割を担っているからです。(上腕骨との連結、鎖骨・胸骨との連結)

肩関節は複合体を形成しているために、どこかの動きが過剰(低下)しているかをしっかり評価することが治療点の決定に非常に重要だと思いました。

肩甲骨を固定することの大切さ

肩の痛みを訴えている方に対して肩甲骨を固定して同じ動きをしてもらった時に動きや痛みが改善した場合は僧帽筋や前鋸筋の評価をして運動療法を行うという流れ。

ただ、この胸椎と肩甲骨の運動連鎖がまだまだしっかり頭に入っていないのでこれは今後の課題です。

1st 2nd 3rd

この名前、学生の時に覚えました。しかしこの姿勢が何を意味するのか全く考えませんでした。
そして基準肢位や肩甲骨面上という言葉。これらを理解することでようやく1st 2nd 3rdの姿勢の意味がわかりました。
それぞれの姿勢における制限因子(筋)が何かがよくわかるようになりました。

ローテーターカフの運動療法

これは一般にもよく知られているものなのでやり方は知っていました。
しかし、運動負荷がとても大切で代償動作も起こりやすいのでしっかり声掛けや確認が大切。

まとめ

今回で全てのカリキュラムは終了しました。
現時点ではまだまだ「知っている」レベルなので現場でどんどん活用して「使える」レベルまで到達できるように実践します。

ここからさらに自分の工夫が加わり、応用できるように頑張っていけたらなと思いました。

しっかり評価することで独りよがりな見立てがなくなり、利用者さんとも共有しやすくなりました。「肩」「体幹」「股関節」「膝関節」「足関節」「姿勢」をしっかり評価できる鍼灸師が増えていけばもっと地域に貢献できると感じました。

これで終わりではなく、これからも学び、実践するサイクルを続けていきます。

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