【遊戯王デッキ紹介】アロマ六花

※【セリオンズ】の実装により、構築を一部見直した為、編集しています。

本記事は、以下を前提とした内容となります。

  • 執筆時点(2023/1/10)のリミットレギュレーション

  • マスターデュエル用

  • ファンデッキ

1. アロマ六花とは?

  • かわいい女の子の植物族テーマ【アロマ】

  • かわいい女の子の水属性・植物族テーマ【六花】

の2テーマを組み合わせたコンセプトデッキです。

マスターデュエルではどちらもかわいい女の子ベースの植物族テーマである為か、同じシークレットパック「雪月風花」で主要カードがピックアップされています。

1-1. 【アロマ】とは?

「回復」がコンセプトの植物族シンクロ召喚テーマです。

  • ライフポイントを回復する効果

  • ライフポイントが回復した場合に発動する強制効果

  • 相手よりライフポイントが多い場合に適用される効果

を組み合わせて戦い、ライフアドバンテージが重視されます。

1-2. 【六花】とは?

「リリース」がコンセプトの水属性植物族エクシーズ召喚テーマです。

  • 自分の植物族モンスターをリリースして発動する効果

  • 相手モンスターをリリースする効果

  • 植物族モンスターがリリースされた場合に誘発する効果

を組み合わせ、エクシーズ召喚に繋げて戦います。

1-3. 噛み合うの?

当初は、純【六花】として構築したデッキに【アロマ】を入れようと検討しましたが、相性が良いと言えるカードはエクストラデッキを含めて2~3枚程度で、あまり好相性とは言えない組み合わせでした。

諦めて別々に組もうと【アロマ】を構築していた中で、【六花】のギミックを出張させる形で組み込んだ結果、うまく機能する形に落とし込むことができたことで本デッキが完成しました。

2. デッキレシピ

メインデッキ(40枚)
エクストラデッキ(15枚)

3. 回し方

3-1. 六花の基本ムーブ

手札:《六花のひとひら》+ 植物族

  1. 手札から《六花のひとひら》を通常召喚

  2. 場の《六花のひとひら》の①を発動、デッキから《六花精スノードロップ》を手札に加える

  3. 手札の《六花精スノードロップ》の①の効果を、場の《六花のひとひら》をリリースして発動、手札から《六花精スノードロップ》と植物族モンスターを特殊召喚

  4. 場の《六花精スノードロップ》の②の効果を、自身を対象として発動、場の《六花精スノードロップ》と植物族モンスターのレベルを8に揃える

  5. ☆8の《六花精スノードロップ》と植物族モンスターの2体でオーバーレイ・ネットワークを構築、《六花聖ティアドロップ》をエクシーズ召喚

※墓地に送られた《六花のひとひら》は次の相手ターンのエンドフェイズに墓地から自力で蘇る為、手札に植物族モンスターがあれば、以降は自分のターンの度にこの基本ムーブを通常召喚権を使わず繰り返すことができます。

※先攻1ターン目は《六花聖ティアドロップ》のエクシーズ召喚が望ましいですが、《六花精スノードロップ》は対象とした植物族モンスターと同じレベルとなれる為、ランク4、ランク6、ランク8の好きなモンスターを出し分けることが可能です。

3-2. アロマの基本ムーブ

手札:《アロマガーデン》+《アロマージ-ジャスミン》+《アロマージ-ローリエ》

  1. 《アロマージ-ジャスミン》を通常召喚

  2. 《アロマガーデン》を発動

  3. 《アロマガーデン》の①の効果で500回復

  4. 《アロマージ-ジャスミン》の②の効果で1枚ドロー

  5. ライフポイントが相手より高くなったので、《アロマージ-ジャスミン》の①の効果を適用し、《アロマージ-ローリエ》を通常召喚

  6. 《アロマージ-ジャスミン》と《アロマージ-ローリエ》の2体をリンクマーカーにセット、召喚条件は植物族モンスター2体、リンク2《アロマセラフィ-ジャスミン》をリンク召喚

  7. リンク素材として墓地へ送られた《アロマージ-ローリエ》の③の効果で500回復

  8. 《アロマセラフィ-ジャスミン》の③の効果が誘発する為、デッキから《アロマージ-ローリエ》を手札に加える

  9. 《アロマージ-ローリエ》の①の効果で、自身を《アロマセラフィ-ジャスミン》のリンク先に特殊召喚

  10. 《アロマセラフィ-ジャスミン》の②の効果を《アロマージ-ローリエ》をリリースして発動、デッキから《六花のひとひら》を特殊召喚

※基本的にアロマは展開力があまり高いテーマではなく、「回復を行うカード」「回復をトリガーに何らかの効果を発動するカード」を揃えないと機能せず、回復の基本が永続罠である関係で遅く、能動的に回復可能なフィールド魔法や永続魔法にテーマ内の動きからアクセスできないなど多くの難を抱えている為、他の植物族テーマ等でサポートしてやる必要があります。

3-3. 汎用サポートで補助したムーブ

手札:《ローンファイア・ブロッサム》+《アロマガーデン》

  1. 《ローンファイア・ブロッサム》を通常召喚

  2. 自身をリリースして《ローンファイア・ブロッサム》の①を発動、デッキから《スポーア》を特殊召喚

  3. 《スポーア》1体を素材に《聖天樹の幼精》をリンク召喚

  4. 墓地の《スポーア》の①を墓地の《ローンファイア・ブロッサム》を除外して発動、自身を☆4にして蘇生

  5. 《スポーア》と《聖天樹の幼精》を素材に《アロマセラフィ-ジャスミン》をリンク召喚

  6. 《アロマガーデン》を発動

  7. 《アロマガーデン》の①の効果で500回復

  8. 《アロマセラフィ-ジャスミン》の③の効果が誘発する為、デッキから《アロマージ-ローリエ》を手札に加える

  9. 《アロマージ-ローリエ》の①の効果で、自身を《アロマセラフィ-ジャスミン》のリンク先に特殊召喚

  10. 《アロマセラフィ-ジャスミン》の②の効果を《アロマージ-ローリエ》をリリースして発動、デッキから《六花のひとひら》を特殊召喚

4. デッキ詳細

4-1. アロマ

《アロマージ-マジョラム》1枚
回復をトリガーに、相手の墓地を除外する強制効果を持つ、☆5の上級モンスターです。
中盤以降、《ローンファイア・ブロッサム》や《アロマセラフィ-ジャスミン》によってデッキからリクルートします。
手札に来ている場合は《六花精スノードロップ》によって場に出します。
エースモンスター《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》の派生前の姿でもあり、入れたかったカードです。
出して1枚の為、1枚採用としています。

《アロマージ-ローズマリー》1枚
回復をトリガーに、モンスター1体の表示形式を変更する強制効果を持つ☆4モンスターです。
《六花絢爛》で《六花精プリム》をサーチするついでにサーチすることができ、《六花精スノードロップ》から場に出し、《六花聖ストレナエ》のエクシーズ召喚に繋ぎます。
多用はしないのと、自身は展開力を持たない為、1枚採用しています。

《アロマージ-ジャスミン》3枚
回復をトリガーに、カードを1枚ドローする強制効果を持ち、LPが相手より高ければ通常召喚権を増やすことが可能な☆2モンスターです。
アロマの中でも珍しく展開に寄与するカードであり、3積み確定です。

《アロマージ-ローリエ》3枚
ライフポイントが相手より高ければ手札から特殊召喚可能な☆1モンスターで、回復をトリガーに、モンスターをチューナーに変換します。
墓地へ送られるとライフポイントを500回復します。
「《アロマセラフィ-ジャスミン》のリンク素材にすると、500回復によってそのまま植物族をサーチでき、同名カードをサーチすればそのまま展開してリクルートに入れる」のが大きな強みで、複数枚投入した理由です。
使ってみないと強さを実感しにくいカードです。
名前はロリのようであるのに男の子です。

《アロマセラフィ-アンゼリカ》1枚
手札から捨てることでライプポイントを回復できます。
墓地に「アロマ」モンスターが存在する必要があるのがややネックです。
自分のライフが高くて《潤いの風》の効果で回復が行えない状況下でも、このカードをサーチすることでその場で回復し、他のアロマモンスターの効果を誘発するトリガーとなれるのが強みです。
ライフポイントが相手より多い場合は墓地から自身を蘇生できます。
その場合、場を離れると除外されてしまう為、《六花精スノードロップ》でレベルを上げてエクシーズ素材に繋げるとよいでしょう。
発動の機会が限定的ながら活躍の機会もあった為、1枚採用しています。
全然関係ありませんが「アンゼリカ」は花騎士でうちの副団長としている推しキャラと同名の花を冠している為、抜きたくなかったカードです。

《アロマガーデン》3枚
先攻1ターン目でも能動的に回復が行える稀有なカードであり、【アロマ】として組む以上は是が非でも初手に持ち込みたい(のにテーマ内の動きの中にはこれをサーチできる仕組みがない)ので3積み確定です。
ステータスの補強も恩恵が案外大きいです。
②は「リリース」には反応しない点に関しては六花との噛み合いはあまりよろしくありません。

《アロマガーデニング》1枚
先攻1ターン目でも能動的に回復を行うことができ、ライフポイントが下回っている状況下ではデッキからのリクルートが可能な永続魔法です。
《アロマージ-ローズマリー》をリクルートすれば、その後の回復をトリガーに相手の攻撃モンスターを守備表示に変更できます。
《恵みの風》のライフコストを帳消しにできるなど有用な点も多いですが、なくとも機能する為、今回は1枚だけ採用しています。

《潤いの風》1枚
「アロマ」モンスター何でもサーチと、フリーチェーンでのライフ回復の2つの効果を持った永続罠です。
《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》の①の効果でデッキからサーチできます。
枚数を増やしてもよい枠ですが、今回は1枚としています。

《渇きの風》1枚
回復をトリガーに、相手モンスターを破壊する永続罠です。
名称ターン1かつ、あればラッキー程度の枠である為、1枚としています。

《恵みの風》1枚
「手札か場の植物族を墓地に送って500回復」
「墓地の植物族をデッキに戻して500回復」
「ライフを1000払い墓地のアロマを蘇生」
のどれか1つを選んで発動できる永続罠です。
《潤いの風》と異なり効果が分かれていない為、1ターンに回復と蘇生を別々に行えない点が難点ですが、《六花精スノードロップ》などをデッキに戻したり、《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》《アロマセラフィ-ジャスミン》を蘇生できるのが非常に便利で、【アロマ】【六花】の両カテゴリーを跨いで活躍する稀有なカードです。
このデッキでは《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》の①の効果で最優先で持ってくるべきカードとなります。

《アロマセラフィ-ローズマリー》1枚
ちょっと出しにくい☆5シンクロモンスターです。
「回復をトリガーに、相手カード1枚を無効にできる強制効果」
「相手よりライフが多いなら全員攻守500UP」
の2つの効果を持っており、永続魔法・罠でも無効にできるのが利点です。
《アロマージ-ジャスミン》+《バラガール》
《にん人》+《アロマージ-ローリエ》
を素材として展開するケースが多いです。

《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》1枚
【アロマ】のエースとなる☆6シンクロモンスターです。
「S召喚成功時にアロマの永続罠を1枚サーチ」
「相手よりライフが多いなら全員対象耐性」
「回復をトリガーに相手カード1枚破壊」
の3つの効果を持ち、魔法・罠を破壊できる唯一のカードです。
《六花精スノードロップ》+《バラガール》
の組み合わせで容易にシンクロ召喚できます。

《アロマセラフィ-ジャスミン》2枚
【植物族】の最強サポートリンクモンスターです。
「相手よりライフが多いならリンク先のモンスター戦闘破壊耐性」
「リンク先のモンスターをリリースして植物族何でもリクルート」
「回復をトリガーに植物族何でもサーチ」
の3つの効果を持ちます。
【植物族】全般で使われながら、③の効果は【アロマ】以外ではまず見ないため忘れがちです(純【アロマ】として組んで回して初めて思い出した)。

4-2. 六花

《六花精スノードロップ》3枚
「場の植物族をリリースして、手札の2枚を特殊召喚」
「場のモンスターのレベルを揃える」
効果を持った、【六花】展開の主力で、3積み確定です。
展開の主力が実質3枚消費と恐ろしく重いにも関わらず、1回エクシーズ召喚して終わりというささやかなテーマ…ではあるのですが、コスト役の《六花のひとひら》が失ったアドバンテージを徹底的に取り返す為、実際のコストは次第に実質1~0枚まで軽減されます。

《六花精ヘレボラス》1枚
「場のモンスターが対象に取られた場合に自身をリリースして無効化」
「場のモンスターをリリースして墓地から自己蘇生」
効果を持った☆8で、《六花絢爛》で《六花精スノードロップ》のついでにサーチします。
《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》の効果で対象にならないことも多く、①はあまり使いません。
②は《六花聖ストレナエ》を能動的にリリースできるのが利点です。
場を離れると除外される為、エクシーズ素材にする等の工夫が必要です。
1枚あれば十分との判断で1枚採用としています。

《六花精ボタン》1枚
「場のモンスターをリリースして手札から特殊召喚」
「植物族の効果で特殊召喚されると六花魔法・罠サーチ」
効果を持った☆6で、《六花精スノードロップ》が既に手札にある状況下での《六花のひとひら》のサーチ先の筆頭です。
特殊召喚成功時にアドバンテージを取れる植物族は珍しく、状況に応じて《六花絢爛》《六花の風花》を呼び分けます。
《六花聖ストレナエ》の効果でサルベージし、そのまま《六花聖ストレナエ》をリリースする手段としても活用できます。
サーチが容易で使い回せる為、1枚採用でも充分に機能します。

《六花精エリカ》1枚
「植物族の攻撃宣言時にリリースして攻守1000UP」
「植物族がリリースされた場合に自己蘇生」
効果を持った☆6で、展開ついでに生えてきます。
場を離れると除外される為、エクシーズ素材にする等の工夫が要ります。
展開力を引き上げてくれる重要な1枚です。

《六花精プリム》1枚
「植物族がリリースされた場合に手札から特殊召喚」
「場の植物族のレベルを2体まで2UP」
効果を持った☆4で、《六花聖ストレナエ》の素材や、リリースコストなどの役割を果たします。
「リリースされた場合に手札から特殊召喚」シリーズ特有のインチキ解釈により、元々手札になくとも《六花絢爛》で場のモンスターをリリースしてこのカードをサーチした場合、そのまま手札から特殊召喚できます。
(《闇黒の魔王ディアボロス》で見られる挙動です)
出す機会はそう多くないため、1枚採用としています。

《六花のひとひら》3枚
【六花】最強の初動です。ないと始まらないため、3積み確定です。
「好きなスノードロップをサーチ」
「相手エンドフェイズに自己蘇生」
する効果を持った☆1で、六花の展開のみならず、《アロマセラフィ-ジャスミン》のリリース素材としても活用できます。
このカードを使うと植物族モンスターしか特殊召喚できなくなる呪いがかかってしまう為、デッキのモンスターは全て植物族で統一してあります。

《六花絢爛》3枚
《六花のひとひら》をサーチすることで初動となれます。
その他、状況に応じて好きな六花をサーチして動く要となります。
《六花精ボタン》でサーチできます。

《六花の風花》1枚
自分ばっかりリリースさせられていてずるいと思った時に、相手もリリースしてよと言い張ることができる平等な永続魔法です。
《六花精ボタン》によってサーチする筆頭です。

《六花聖ストレナエ》1枚
【六花】のランク4エクシーズです。
☆4+《六花精スノードロップ》での展開が主となります。
①の効果で《六花精ボタン》をサルベージし、そのまま《六花精ボタン》の効果で《六花聖ストレナエ》をリリースして、②の効果で《神樹獣ハイペリュトン》を特殊召喚するのが基本的な使い方です。

《六花聖カンザシ》2枚
【六花】のランク6エクシーズです。
「リリースをトリガーに墓地から植物族を効果を無効にして特殊召喚」
「植物族の効果破壊を、他の手札・場の植物族リリースで防ぐ」
効果を持っています。
ランク6の機会の多さに反して、植物族のランク6自体が希少な為、2枚投入しています。

《六花聖ティアドロップ》3枚
【六花】のエースとなるランク8エクシーズです。
「フリーチェーンで相手をリリースする」
「他人がリリースされるのを見る度に元気が出る」
効果を持っています。
2枚でも機能すると思いますが、他に優先される候補もいなかった為、3積みしています。

4-3. その他

《妖精弓士イングナル》1枚
特殊召喚成功時に墓地からレベル6以上の植物族を特殊召喚できます。
基本的には《六花精ボタン》を特殊召喚し、更にサーチに繋げた上でランク6のエクシーズ召喚に繋ぐ動きをします。
《六花絢爛》のついでのサーチでも、《アロマセラフィ-ジャスミン》《ローンファイア・ブロッサム》のリクルートでも呼び出すことができ、名称ターン1により複数枚採用する利点も薄いことから1枚としています。

《にん人》1枚

にん人

みんな大好き《ワールドキャロットウェイトチャンピオン》は、《アロマセラフィ-ジャスミン》のリクルート素材に最適であり、《バラガール》との組み合わせで実質ノーコストで登場したり、☆7シンクロを作ったりすることができます。

《ローンファイア・ブロッサム》3枚
植物族の最強初動です。
基本的には《六花のひとひら》、以降は状況に応じて使い分けます。
《六花精スノードロップ》で特殊召喚して、後から好きなレベルの子を呼び出す動きも非常に便利です。

《バラガール》1枚
墓地から手札に帰ってくる☆3チューナーです。
これと《六花のひとひら》の自己蘇生が合わされば、《六花精スノードロップ》経由でのエクシーズ召喚を実質手札消費なく行えるようになります。
また、《六花精スノードロップ》で☆3に合わせることで、☆6シンクロへと繋ぐこともできます。

《スポーア》1枚
デュエル中1度のみですが、植物族の希少な自己蘇生要員です。
《アロマセラフィ-ジャスミン》の展開に使用します。
素引きしてしまっても、《にん人》で墓地へ落とすなどで活用できます。

《テラ・フォーミング》1枚
説明不要のフィールドサーチです。
先攻1ターン目の発動に意義がある為、《メタバース》はお休みです。

《セリオンズ“リリー”ボレア》1枚
《アロマセラフィ-ジャスミン》からサーチ可能で、墓地に植物族があればそのまま特殊召喚できるので非常に便利です。
装備した植物族を墓地へ送ることで《セリオンズ・スタンダップ》をサーチ可能であり、展開力を大きく底上げしてくれる要となるカードです。

《セリオンズ・スタンダップ》1枚
《セリオンズ“リリー”ボレア》からサーチする通常罠です。
墓地の「セリオンズ」モンスターを蘇生できる為、次ターンの追撃や、《アロマセラフィ-ジャスミン》のリリース素材確保などに役立ちます。

《ヘル・ブランブル》1枚
ものすごく久々に見た☆6シンクロモンスターです。
手札からの植物族展開にライフコストを強いる為、ライフポイントで優位な状況を多少作りやすくなります。
※持っている場合は《アロマセラフィ-スイート・マジョラム》2枚目を推奨します。

《瓔珞帝華-ペリアリス》1枚
《にん人》と《バラガール》で出すことができる☆7シンクロモンスター。
墓地からの蘇生効果を持ち、展開に寄与する優秀なカードです。

《No.50 ブラック・コーン号》1枚
どういうわけか植物族です。対戦相手の度肝を抜いてやりましょう。
あまり出番はないですが、稀に壁やリクルーターの除去などで活躍します。

《妖精騎士イングナル》
チェーン不能の全バウンスが強力なフィニッシャーです。

《神樹獣ハイペリュトン》1枚
《六花聖ストレナエ》の効果で場に出します。
《光の王 マルデル》を入れている場合は正規召喚も狙えます。

《聖天樹の幼精》1枚
《アロマージ-ローリエ》2枚や《にん人》、《スポーア》などから《アロマセラフィ-ジャスミン》に繋げる為の潤滑油となるカードです。

5. 採用できなかったカード

《廻生のベンガランゼス》
《アロマセラフィ-ジャスミン》のまま戦った方が強い局面が多く、無理に展開してもダメージを受ける動きがアロマと相性が悪かった為、採用を見送りました。

《光の王 マルデル》
URというレアリティの高さの問題で単純に持っていません。
また、《六花絢爛》のついででは連れて来られないレベルです。
レベルは《神樹獣ハイペリュトン》の正規召喚を行えるメリットでもあり、特殊召喚時にアドバンテージを得る効果は植物族では貴重であるため、所持しているならば1枚投入したい所です。

5. 所感

  • 永続魔法・罠を活用する

  • テーマのエースカードが活躍し、汎用に頼り切らない

  • 普段しない縛りを求められ、構築に当たって知らないカードに触れられる

といったデッキタイプが大好きなので、アロマ六花は構築を楽しむ上で非常に好みに合うコンセプトでした。

立ち上がりが遅めで初動の展開力に乏しく、魔法・罠への対処を苦手とするなどの弱点も多いテーマながら、コンセプトデッキとして発揮すべき十分な動きはしっかりできる、普段気にしない部分のリソースのやりくりを楽しめる作りとなっている楽しいテーマです。
是非使ってみてください。

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