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【AX】今週のアライアンス--他社の提携を見て、我が提携を推進しよう vol,8

DXならぬ、AX アライアンス トランスフォーメーションを推進しよう。
シェアXの中川です。
気になるアライアンスをほぼ毎週、リソースシェアリングの観点から独自に考察、ご紹介します。今回、8回目、習慣化してきたなあ、と感じます。

ラシン × 西日本新聞広告

ラシン株式会社が西日本新聞広告社と業務提携。サブスク型HP制作サービス「ばりよか」の販売強化で10月1日よりTV-CM放映

シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:ラ社 シェアするリソース:プロダクト(製品)
受け手:西社 シェアするリソース:チャネル(ユーザー)
目的(提携で生み出すもの): 付加価値(西)×新規顧客(ラ)
概要(PRTIMESから引用):
本提携を通して、九州最大の発行部数を持ち、地元に根ざした西日本新聞社グループのネットワークにより、個人事業主や店舗など中小企業に対して、さらなる販売強化と集客支援を行ってまいります。
所感(中川):
WEB製作会社は、商材がコモディティ化しており、如何に顧客獲得単価を低くする(リード獲得の時間とコストの低減)がPOINTになる。なので、販売チャネルを持つアライアンスが非常に有効的で有ることが明白。

RECLO ×ベネフィット・ワン

ハイブランドリセールプラットフォーム「RECLO」福利厚生業界大手のベネフィット・ワンと協業を開始
~不要なアイテムを会員制優待ポイントに交換、従業員満足度向上へ~

シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:R社   シェアするリソース:プロダクト(製品)
受け手:べ社 シェアするリソース:チャネル(ユーザー)
目的(提携で生み出すもの): 付加価値(べ)×新規顧客(R)
概要(PRTIMESから引用):
本協業により、会員約834万人に対し、RECLOが提供する宅配買取サービスを特別価格で提供いたします。買取成立時に進呈するポイント(ベネポ*)は、ベネフィット・ステーション内のレジャーやショッピングなど様々なサービスで使用可能です。コロナ禍で自宅時間が増え、不用品の整理や処分を行う断捨離の動きが活発化する中、自宅にいながら買い取り依頼ができ、かつ貯まったポイントで多様な会員限定の優待サービスを受けることが出来ることから、従業員満足度向上に向けた新たな価値提供が出来るものと考えております。
所感(中川):
福利厚生で買取サービスって斬新な組み合わせ。
メルカリで売買するのが当たり前な時代だからこと、福利厚生に買取サービスがラインナップされても不思議ではない。
今までの福利厚生は割引等商品がメインだけど、今後、お金を生み出してくれる好条件での買取という価値の提供は喜ばれそう。

POST COFFEE ×小田急電鉄

コーヒーのサブスクリプションサービス「PostCoffee」が小田急電鉄と連携!「ONE(オーネ)」でサービス特典を提供開始

シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:P社   シェアするリソース:プロダクト(製品)
受け手:小社 シェアするリソース:チャネル(ユーザー)
目的(提携で生み出すもの): 付加価値(小)×新規顧客(R)
概要(PRTIMESから引用):
小田急グループの、「お客さまの期待に応え、お客さまに満足していただける価値ある時間や空間《かけがえのない時間(とき)》を創造・提供していくことで、お客さまの大切な時間を快適で心地よいものにするお手伝いをし、良きパートナーとして明るくしあわせな社会《ゆたかなくらし》の実現に貢献します」という経営理念は、お客さまの時間と空間を豊かにしたいというPostCoffeeの願いと同じくしており、協業を進める運びとなりました。
所感(中川):
内容としては、実はたいしたことない、というか平凡なものであるが、タイトルだけ見ると、インフラである交通会社とのアライアンスって、インパクトがあるのでPOSTCOFFEE社は非常にいいブランディングになっている。ただ、実際、どこまでこのアライアンスで利益につながるか?というと疑問。個人的には、電車のグリーシートでの美味しいCOFFEE提供によるプロモーションやその場で即席で個人にフィットしたコーヒー提供をやることで、体験価値を大きく上げるようなアライアンスがいいのではないか。


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