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【AX】今週のアライアンス--他社の提携を見て、我が提携を推進しよう vol,11

DX デジタルトランスフォーメーション ならぬ、
AX アライアンス トランスフォーメーション を推進しよう。
シェアXの中川です。

気になるアライアンスをほぼ毎週、リソースシェアリングの観点から独自に考察、ご紹介します。10月も半ば。雨だと寒いですね・・・。さあ、今週もアライアンスを考察していきましょう!

R&Y RENTAL × JR西日本マルニックス

スーツケースレンタル「R&Y RENTAL(アールワイレンタル)」がジェイアール西日本マルニックスと業務提携。駅ナカ手荷物サービス「Crosta(クロスタ)」でレンタルスーツケースの受取・返却が可能に

シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:R社 シェアするリソース:プロダクト(製品)
受け手:J社 シェアするリソース:マーケット(チャネル)
目的(提携で生み出すもの):利便性(R)×顧客(ギ)
概要(PRTIMESから引用):
この連携により、R&Y RENTAL(アールワイレンタル)でレンタルしたスーツケースであれば、駅構内にある手荷物預かり所「クロスタ」で無料受け取り・返却することが可能になりました。かねてより「R&Y RENTAL(アールワイレンタル)」では、スマートな移動を求めるお客様から、『レンタルしたスーツケースを自宅以外で受取・返却できないか』といったお声を多くいただいていました。また、手荷物預かり所「Crosta(クロスタ)」ではスーツケースの預かり件数が多くスーツケースレンタルサービスとの連携により相互顧客の利便性向上が図れることから今回の業務提携が実現いたしました。
所感(中川):
物理的サービスを提供する企業にとって、利便性向上、つまりUXが顧客リテンション、新規顧客獲得の最大の機会であり、アライアンス戦略がはまる部分。自社でインフラやりだすとマネー勝負になる故。一方、インフラを持つ企業にとっても、ソフト提供は、すでに顧客をもつ企業、サービスとアライアンスすることでマーケティング費用書けることなく実現できるので、お互いwinなアライアンスの典型ともいえる。

Goodpatch × スタートアップ

グッドパッチが出資からデザイン支援まで行う「Goodpatch Design Fund」を立ち上げ

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シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:G社 シェアするリソース:資金/プロダクト(製品)
受け手:(スタートアップ)社 シェアするリソース:株式
目的(提携で生み出すもの):
株式リターン(G)×資金/デザイン(スタートアップ)
概要(PRTIMESから引用):
新しい事業を創出し、急成長する必要のあるスタートアップには、ユーザーが使い続けたくなる体験のデザインが重要であり、他社との差別化の要素となります。
グッドパッチは、創業時から起業家の想いが乗ったプロダクトの事業成長に寄与するデザインを提供することで数々のスタートアップと共に成長を遂げてきました。これまで、多くのスタートアップへのデザイン支援を実施し、現在では支援後6社のスタートアップが上場しています。
所感(中川):
資本提携は基本的に取り扱わないのですが、G社の過去のデザインを通じた上場企業への支援実績は、これからUI/UXが更に重要なIT業界、サービスにとってはとても魅力的なアライアンスだと思いピックアップ。
特にC向けサービスにとって、デザインの出来が致命傷になりかねないので、自社のデザイナーがいかに優秀でも、実績高いデザイナー集団とのアライアンスは魅力的であることは間違いない。

オーディオバースト × radiko

【イスラエル発の音声テック企業】audioburst(オーディオバースト)日本国内最大級のラジオ局のネット配信サービスradiko(ラジコ)と戦略的業務提携契約を締結


シェアするリソース(カテゴリー) / 目的
出し手:オ社 シェアするリソース:テクノロジー(製品)
受け手:r社 シェアするリソース:チャネル(製品)
目的(提携で生み出すもの):マーケット(オ)×利便性(r)
概要(PRTIMESから引用):
株式会社radikoとは、radikoが目指す『音楽と人、エンターテインメントと人、テクノロジーと人、広告と人、地域社会と人。ラジコを取り巻く全ての関係を繋ぐオーディオ・プラットフォームをつくる』という「radiko」の未来像と、当社が保有する技術と方向性に共感し合い、互いの技術協力などを見据えた形での戦略的業務提携契約の締結に至りました。今後、オーディオバースト株式会社では、audioburstが保有する優れた機能を活用し、高付加価値音声をマーケティングツールとして活用いただくような事業展開も計画
所感(中川):
自社開発ですすめるか、他社とアライアンスするか。非常に選択として難しい中で、やはり。スピードを取るならアライアンス。コスト的も圧倒的だろうし、何より自社ではできない、と判断できる開発なら、なお価値がある。イスラエル企業のオ社にとってもこの実績やPR効果は、他社へのアプローチ、営業、アライアンスにも有効手となる。

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