#3 初心者のための、Salesforce学習リソースおすすめしてみた(前編)
お疲れ様です！sharewareです。
shareware運営元のリゾルバは、
Salesforceエコシステムの研究と課題解決を専門としている唯一のパートナ企業です。
独断と偏見で、Salesforceの学習ソースをおすすめしてみます。
Salesforceって何か知りたいことを検索した時に、もの凄く情報量が多いんですよね・・・
なので今日は、Salesforceを色んなレベル感、温度感、注力ポイントで学習したいという
"どんな人にも共通的に"序盤で知っておいてもらいたい情報ソース
をまとめてみました。
メジャーな用途であるSFAとしての仕組みやノウハウ、
さまざまなアプリが載せられるローコードプラットフォームとしての拡張性などSalesforceをざっと理解しておきたい、
今後さまざまな個々の情報を学習するための足がかり、
というイメージで捉えています。
今後新しくSalesforceの活用を検討されている方、その管理者(Admin)になる方のお役に立てたら嬉しいです！
全何回かに分けますので、今回は全体像やほんとの序盤を。
まずは学習手段をマップにしてみました！
Salesforceの学習といえば
Trailhead(https://trailhead.salesforce.com/ja)という、Salesforce関係者なら知らない人はいない自主学習支援システムがあります。
学習したい、となれば、一般にはSalesforce界隈の学習者に話をすると、これをおすすめされることが多いのではないかと思います。
大学や研修会社の講義と異なり、一つ一つの単元が小さく区切られ、少しずつでも、空いた時間をとって学びつつ、ポイントやバッジといった修了証を積み上げて成果を自分や周りの仲間へ可視化できるゲーミフィケーション式の優れた学習ツールです。
ですが、以下の理由から多くの日本ユーザの方の最初の一歩には向かないと考えています。
今すぐ情報にふれて、ざっと勉強開始したい、という人からすると、アカウント登録してログインはまだ早い。
英語から翻訳されたものが多く、Japanese friendlyではない(内容が頭に入ってきづらい)
単元が多く手の付け方に迷いやすい
練習用のSalesforce環境が払い出されるが、言語を日本語設定にすると、課題をクリアできないものがある、という不具合があり、課題でつまずいた時に、自分が悪いのかバグなのか、何が間違ってるか分からず詰まることがある(初心者殺し)
玄人からすると適切にアクセスすれば問題ないのですが、初心者目線ではこう思います。
情報量も学ぶ手段もとてもある贅沢なエコシステムだからこそ、手段と上手に付き合って、情報に溺れてしまわないようにしたいところです。
主な学習リソースをざっと整理するとこんな感じです。
一つ一つの説明は別途書きたいと思いますがハードルの低く、目標の低いところ、つまり左上あたりから触れていくのが挫折しづらいのではないでしょうか？
初期学習ステップの全体像
学習方法の整理をうけて、初期学習の全体像を整理してみます。
左から右にかけてレベル感の違う情報にざっと触れることで、今後実戦に入った時に、自分で情報を取りやすくなるのではと思っています。
SFAとしてのSalesforceの理解(短期〜中期) 【知る】 【優先度高】
Admin資格レベルの知識習得(短期) 【分かる/出来る】【優先度中】
様々なSalesforce環境と実務の理解(中〜長期) 【出来る/分かち合う】【優先度中/重要度最高】
今回は1について、サクセスナビのコンテンツを紹介します。
導入の全体像を知りたい、"はじめてガイド"
Salesforce Japan社が運営するサクセスナビの以下のページです。
ざっとSalesforceを理解するには良い読み物だと思います。
“Salesforceとは“の記事では5分程の動画が見られます。(メアドの入力のみ必要です)
Salesforce契約社に配布されているWelcome kitというオンボーディング冊子/ワークシートに記載されているような、導入から活用に向けての全般的なお話が分かります。
冒頭の動画以外のテキストは、ざっと30分程度で全体を流し読みくらいでいいと思います。
特にStep4は設定の具体に入ってしまうので、学習初日の方は、一旦飛ばしましょう。
営業職以外の方も必見です！営業部門のためのSalesforce基礎
動画：
サクセスナビ以下ページより辿りました。
営業部門のためのSalesforce基礎
約50分(1.5速再生推奨です)
少し画面や使っている機能は古かったりしますが、Salesforceの基本系であるSFAの活用イメージと効果(Salesforce on Salesforce = Salesforce社におけるSalesforceの使い方)が抑えられる点が、情報の吸収効率の高まるポイントです。
Salesforce社やSalesforceコンサルティングパートナの方と会話したり提案や勉強会を受ける際にも、事前イメージとしてもっておけると、かなりついていきやすくなり、議論もはかどります。
営業パフォーマンス向上以外の目的でSalesforceを導入する場合にしても、Salesforceというシステムを使ってROI(投資対効果)をだすためには、ビジネスの公式づくりと、それをコントロールするマネジメントが必要になるので、システムの箱を作るだけじゃなくて、どうやってPDCAサイクルを回せばいいのかの勉強になります。
その他、時間がある時に見たい、お役立ちリンク集
ここだけでも情報量すごいんですけど、
ざっとつかむのに適した記事や、なんといっても頭に入ってきやすい動画、がありますので、
闇雲にググって勉強したり、急に具体の学習に入るぐらいであれば、この中から5-6本動画にアクセスするだけでも、今後に活きますし、
実戦に入って知りたいことが少し明確になった時にもまずはここで参考情報を探してみるのが、多すぎる選択肢を減らすのにいいのではないでしょうか？
さいごに
玄人の方は異論反論持論あるかもしれませんが、ご容赦ください！
営業事務だった、別のシステムの担当だった、新卒で現場に入ったばかり、色んな方が「来週からSalesforce触ってくれ」ということも珍しくないようです。
ただでさえ面食らっている状況で、なるべく迷わないようにがっつり絞ったまとめが意外とないので作ってみました。
今日のはスマホ、PCでただ読むだけの内容なので、
イマ、この瞬間から触れられるナレッジでした。
次回は、実際、Salesforceっていうシステムをどう作って、触って、管理するのか？実践に踏み込んだ学習ソースから紹介します。
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