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【茨城県立高等学校・附属中学校及び中等教育学校を目指す方】合格を勝ちとる〝正しい努力〟③

高校受検まで〝残り3ヶ月〟
中学受検まで〝残り1ヶ月〟となりました。

受検当日までの時間は限られています。もっと効率良く、効果的に勉強するために、今回は、得点アップに結びつきやすい頑張り方を〝正しい努力〟と題して、その考え方や方法をご紹介します。

【原則3】足りない点数は〝逆算〟して積み上げよう!

受検日がリアルな現実として迫ってくるこの時期。まずは、目指す学校の合格に必要な点数を調べ(学習塾に通っていれば塾の先生に聞き)、その目標点数と、今現在、自分が模試などで取れている平均点数を比較して、その差を確認しましょう。

例えば、高校受検。
目標点数が420点で、自分の平均点数が350点だとします。その差は70点。
1教科14点ずつ(問題数で言うと、1教科4~5問程度)上がれば目標点数に届きます。
ただ、得意・不得意の分野は誰にでもあり、全教科で同じだけ得点をアップさせることは簡単ではありません。

そこで、この直前期では、

実際の学力検査に近い〝テスト形式の問題演習〟に取り組みながら、これまでのテスト結果や過去問の出題傾向などを総合的にみて、自分が「どの教科」の「どの単元」なら「何点くらい点数を増やせるか」を丁寧に分析することが重要です。


模試だけでなく、自宅で過去問にも(5年分程度)どんどん挑戦し、その結果も反映させましょう。このやり方なら、進め方が明確なので自分一人でも続けることが十分可能です。

まずは、繰り返しになりますが

実際の学力検査(中学受検なら適性検査)に近い〝テスト形式の問題演習〟をやって、自分の苦手分野、あるいは得点アップが目指せる単元を見つけること。

加えて、

今までのテストの結果や模試、これから随時解いていく過去問演習などから発見した穴(抜け)を、集中的に埋めていくこと。


そして、間違った問題が解けるようになったら、類似問題を数多く解き、〝解ける問題〟〝得意な問題〟に変えていきましょう。


本番直前まで学力は伸びます。この時期からが頑張りどころです。


※この原稿は、青木信行 先生(茨進 統括本部本部長)、飯島孝 先生(茨城教育研究会 理事長)、倉田正士 先生(学秀館 代表)、柴山信行 先生(新教研 専務取締役)、田中拓也 先生(TSSつくば予備校 教室長)、西田純一 先生(茨城統一テスト協議会 副会長)、広瀬伸一 先生(セナミ学院 代表取締役社長)、藤枝敬三 先生(弘道学館 水戸駅前教室長)、山辺和洋 先生(茨城統一テスト協議会 会長)に取材し、シェアタイムが責任編集しています。

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