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音楽探索記#5 「ゲンキになれる音楽と歩く速度」


bird / bird (1999)

最初にCD屋でジャケットを見たときに『なんだこのアフロの女の人は?!』そんな感じの印象でCDを買ったのを覚えています。

このアルバムはMONDO GROSSOの大沢伸一がプロデュースしているアルバムでメインはR&Bだと思いますがジャズだったり、ダンスだったりいろんな要素が入ったとてもいいアルバムです。


SOULS

綺麗なピアノから始まるbirdのデビュー曲です。重厚感のある音ですが全体的にはすごくシンプルなメロディに感じます。

ほほえむ導きの女神が   あなたの想い達に
さしだす灯しびの指先で  永遠の闇から救うよ

全体的にくもりの様な歌詞ですがこの部分の歌詞はそんな中に光が差し込むような感じがして一番好きな部分です。



BEATS

ラテン調のアコースティックギターが印象的な明るい曲です。
この曲は歌詞もメロディも明るく開放感を感じる曲で散歩のときに聴くと歩く速度が少し早くなる、そんな元気になれる曲ですね。

さあ 裸足で走れ とける温度感じて

はだかの瞳で閉ざされた見えないあなたを見上げて

陽射しの 鼓動を浴びて すべてはもうわかる

涙で錆びてた 飾りを脱ぎすて 笑って歩きだし

今あなたの朝を始めよう



満ちていく唇

私はこのアルバムの中でこの曲が一番好きですね、かっこいいジャズのメロディに合わせて歌う声がすごく曲にあっていてオシャレさがスゴイ。

ああ ほのかに優しく わかり始めた

満ちてゆく唇 あわせて

ああ ゆっくり刻み始めた

時間をつつみこんで

一人で静かにゆっくりしたい時によく聴く曲ですね。

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