当たり前を確認することが小さな自信に

2つのWebページでアクセス計測

2つの計測対象がありました。
ひとつは会員が見たいと思われる記事、もうひとつは趣味性が高く、そのサービスとは関係なく興味を持ちそうなユーザーがいる記事です。
同じサービスで違う訴求を行なっている2つの記事を公開後に計測したところ、そのユーザー属性に大きな違いがありました。 

会員向けの記事は、サービスの使い方の詳しい解説記事でした。
よりサービスを使いこなせるように専門的な用語で記載されているため、普通に使うだけでなく、よりそのサービスを知ることでお得感が加速されるはずです。
この記事を公開後計測したところ、閲覧はほぼ会員からのアクセスで占められていました。なぜなら会員でない方が読むには専門的で難しい部分もあると個人的には感じられる内容だったからです。

一方、趣味性の高い記事はSNSで紹介されました。
拡散の状況の詳細は不明ですが、会員ではない方、未ログインの会員の方からのアクセスがほとんどでした。
こちらの記事は、日常的にこのサービスを利用していない方に多く閲覧されたと考えられます。実際にサービスを使うところまでたどり着くのはほんの一部のユーザーかもしれませんが、サービスとユーザーを繋げる接点になったと想定できます。

小さなことでも結果を可視化できると自信につながる

 上の2つの例は、普通に考えれば当たり前のことなのですが、実際に結果を数値として見ることで、想定を確信に繋げることができます。
机上で同じ結論になったとしても事例の裏付けがあることで、今後の立案や意思決定にも安定感が生まれます。また、関係者への説得力も上がるはずです。

まとめると、「そうなるに決まってる。」と決めつけたり、何もやらずに頭の中だけで結果を出すだけでなく、実践して数値で確認できるように計測することによって、次の施策も自信を持って取り組むことができるようになります。ひとつひとつは小さなことでも積み重ねることで大きな力になるのではないでしょうか。


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