こんな時こそ、肉体に意識を向ける

ニュースを無意識的に見続けたり
思考を放っておくと、

不安や心配や焦りでいっぱいになりそうな
今日この頃ですね。


もちろん起る現実や出来事に対して
冷静に準備や対策をしていくことは大切ですが、

むやみに不安になったり、
妄想を膨らませて
心配や焦りを大きくして
悲観的になりすぎてしまうと

ヴァータ(風のエネルギー)が上にあがり
ますます思考が強くなっていきます。


そうなると、
「思考」にばかり囚われて、

すべてのベースとなる
肉体がおろそかになり、
疲れている自分に気づけなかったり、
無理している自分に気づけなかったり
してしまいます。


やることがいっぱいで
自ら無理していることに
気づかないように
している人もいるかもしれませんが、

そうやって
何かをしなければ!
この先どうしよう!と焦りや不安で、
ヴァータがあがりっぱなしになってしまうと、

ある日突然
肉体のエネルギーがきれてしまい
倒れてしまう、なんてことが起きます。


それを起こさないためにも、
こういう時こそ、
うえにあがった気を
下に降ろす=グラウンディングが
大切になります。


今この瞬間できるものでいえば
深呼吸。

軽く目をつぶって、
呼吸に意識を向けながら深呼吸。

頭(首回り)に登っている「気」を
丹田(おへその下あたり)や足元に降ろすイメージで
行ってみてください。


また足浴で
「頭寒足熱」状態をつくることも
ヴァータを下に降ろすことにつながります。


ヨガの立ちポーズは
いずれも上を空っぽにして、
下半身を充実させるアーサナになっていますので、
ヴァータを降ろすのに役立ってくれます。 

アーユルヴェーダでは
お白湯を飲むことや、
セサミオイルを足裏に塗布することも
ヴァータを降ろすのに役立ってくれます。


思考でいっぱいの頭を空っぽにしながら、
しっかりと
下半身にエネルギーを降ろしてくるものであれば
何でも良いです。

軽いウォーキングも良いですし、
もちろん、
瞑想は大いに役に立ってくれます。


そして、まずはなによりも
どのような状況であっても
今の自分の状態を
冷静に観察できる自分を
常に意識しておくこと。

常に自分の身体と心を観察して
そして不要な心配や不安や焦りが
頭に沸いてきたら、
意識して下半身にエネルギーを降ろしていく。


考え事が多くなってしまう今だからこそ、
しっかりと
肉体に意識を向けて、
疲れさせないよう、
無理させないようにしてください。

今日から3月ですね、

皆さん、いろいろな現実があるとは思いますが、
すべては自分の捉え方次第で、
どうにでも受け取ることができます。

だとしたら、
自分が受け取りたい現実を
受け取ってみてください。

数年後、振り返った時に
この2020年の3月が
「あれは最悪な1か月だった」
と思いだすのか

「暗い大変な状況の中だったからこそ
普段見えなかった光を見ることができた」
と思い出すかは
自分でコントロールができます♪

(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon)

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