コロナ対策も「自律神経」をととのえることから

コロナウィルス対策にと
手洗い、うがい、マスク、
人の多い場所などに行かない、
ストレスを溜めない、
疲れを溜めない、などを心がけている人も
多いと思います。

健康な人が病気になる理由は
「免疫系のトラブル」もしくは
「血管系のトラブル」の
どちらか、と言われていますが

風邪をひきやすい人、
ひきにくい人がいますが、
これも「免疫力」の高さの違い、が
大きな要因のひとつになっています。

また、がん、も同じです。

がんは、特別な病気ではなく、

健康な人でも、
毎日何千個ものがん細胞が生まれていますが、
それでも、
がんにならずに生きていられるのは、
免疫システムがそれらを排除してくれているから。


よく風邪をひきやすい人、
ウィルスに感染しやすい人、
免疫力が低下している人は

大きな病気にもかかりやすくなってしまいますから、
今回のコロナウィルス対策を考えても、
やはり免疫力を高めておくことはとっても大切になります。


免疫のシステムは、
自律神経と関係しています。

免疫の中心を担っている「白血球」ですが、
自律神経が乱れると、
白血球のバランスも悪くなって、免疫力が落ちます。

ですから、
免疫力を高めておくためにも、
常に自律神経を整えておくことが大切。

アーユルヴェーダでは、
神経系の働きは、
全て「ヴァータ」の働きととらえますから、
自律神経を整えるためのポイントは
ヴァータを乱さないこと、ということになります。


日々の生活の中で、
ヴァータを乱さないよう、気を付けてみてください。

1、規則正しい生活

ヴァータは不規則な生活を行うことで、乱れます。
規則正しい生活をこころがけてください。

①6時までには起床
(6時以降はカパの時間になり、
だるさや身体の重さを感じやすくなるから)
②22時には就寝
(22時以降はピッタの時間になり、再び目が冴えるから)
③規則正しい時間の食事
④冷たいモノを食べない、飲まない
⑤アルコールを飲みすぎない
⑥興奮しすぎない

2、オイルマッサージを行う

ヴァータの鎮静にはセサミオイルでのマッサージが
効果を発揮してくれます。
全身に塗るのは大変であれば、
足裏、耳、頭、腰だけ、など部分的に塗り込んで、
しばらく置いた後、シャワーで流し、お風呂で温まってください。
特に足先は寝る前までポカポカしますよ。
追記部分

3、身体を緩める

ヨガ、ストレッチを取り入れて、
身体の緊張、身体に入っている無駄な力をとる、

時間がない時には太陽礼拝だけ、や
ネコのポーズだけなどでも良いと思います。
背中の緊張をほぐしていくことが大切です

4、急がない、焦らない

急いだり、焦ることで、
自律神経の緊張はますます高まりますから、
急がなければならない場面に遭遇をしても、
深呼吸、やかるく目をつぶって30秒間瞑想などをして、
一度、自分を落ち着かせてください。

5、呼吸を深くする

一番手軽で、今すぐできる方法です。
呼吸を整えることで、ヴァータは整い、
そして自律神経のバランスも整います。

自律神経の乱れている方は、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、イライラや不安も感じやすくなりますし、
集中力も落ち、免疫力も落ちます。

呼吸を意識的に深くしてください。
腹式呼吸や呼吸の方法など、あまり難しく考えすぎず、
気づいた時に、深い呼吸をする癖をつけてみてください。


自律神経の乱れは、
免疫力を落とすだけでなく、
気持ちのコントロールも難しくなってきます。

日々のちょっとした心がけで、
できることばかり♪

不安になりすぎず、
まずは自分にできることからはじめてみませんか。

(write by アーユルヴェーダ専門サロンMyCocoon)

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