「支援」ではなく「互助」「応援」
先日のフードパントリー茨木で、大学生からインタビューを受けました。
活動を「ボランティア」という狭いカテゴライズで捉えたことがありません。
(きっぱり)
あえて研修で使っている資料で説明をするとしたら、こんな感じです。
この1週間を振り返っただけでも…
などなど。
書ききれていませんが、他にも様々な事をやっています。
これらは全て「制度」や「計画」で、やっているのではなく、
「困った時はお互いさま」で、やっています。
「人」は「物」ではないので、計画通りにはいきません。
「ボランティア」だから、やる・やらないではなく、目の前で困っている人がいて、自分が動けるなら、動く。
シンプルに、それだけです。
私たちは魔法使いではないので、自分にできない事は、「できない」と先に伝えています。
その代わり、できる人・つなぐことができる社会資源を一緒に探します。
団体で動いている…という意識も、ありません。
「人」が「人」として動く。
シンプルに捉えています。
活動を始めた2010年は、SNSのはしり。
mixi を使用していました。
当時から、申し込みがあった時に本名と電話番号を先にこちらが求めると、人が集まりませんでした。
紙のチラシを配っても、反応してくれるのは1人くらいでした。
SNSネームで参加OKにして、プロジェクトはネットで見れるようにして、チラシをデータで拡散すると、人が集まるようになりました。
「プロジェクトごと」がポイントで、「組織」に人が集まるわけではなく、興味関心のある「課題」に「個人」が集まることがわかりました。
いくつものプロジェクトに関わっている人もいるし、一つのプロジェクトにだけ関わって、課題が解決したら次に動く人もいます。
自分や家族の成長、生き方など、「個人」の事情に合わせて興味関心は変化していくので、SNSを通してゆるくつながっています。
「やらねばならない」「決められている」
義務になるとモチベーションが下がりますが「やりたい!」ことは、喜びと感謝の気持ちで動くことができます。
公的機関と協働するために、行政用語として「組織」「定款」「会員」「支援」などの言葉を使うことがありますが、あくまで「人として」を大切にしています。
「人」を縦割りすることはできないですし、事業計画や予算・決算で、1年ごとに区切られる存在ではありません。
人生、いつ、何が起こるかわかりません。
困りごとは、必ず起きます。
その時に、「人」が「人」として当たり前に支え合う。
制度を使わなくても、当たり前に助け合う。
そんな活動を続けています。
日曜日は、茨木市立男女共生センターローズWAM3階で「小さな料理人計画」、5階で「フードパントリー茨木」🍀
それぞれ別の大学から来ていたボランティアさんが「ボランティアとは、なんぞや!?」で盛り上がっていました👍
「ボランティア」という枠組みで考えてはいない。
「組織」という枠組みで考えてはいない。
少しは伝わったでしょうか?🙏
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?