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「支援」ではなく「互助」「応援」

先日のフードパントリー茨木で、大学生からインタビューを受けました。

「ボランティアを始めたきっかけは?」
「どういう考え方で、ボランティアをされていますか?」

活動を「ボランティア」という狭いカテゴライズで捉えたことがありません。
(きっぱり)

あえて研修で使っている資料で説明をするとしたら、こんな感じです。

この1週間を振り返っただけでも…

市役所連携(市長訪問)
立命館大学桜井ゼミ研修
取材対応(1週間で3社)
いばらき自炊塾
NHK全国生放送出演(きん5じ)で活動報告
学習サポート(小学生・中学生・高校生・大学生)
病院同行
就労サポート
フードパントリー
宿題カフェ
妊婦さんサポート
子育てサポート
引っ越しサポート
家庭訪問
地域清掃
政策提言
現地視察対応(行政・政治家・民間)

などなど。

書ききれていませんが、他にも様々な事をやっています。

これらは全て「制度」や「計画」で、やっているのではなく、
「困った時はお互いさま」で、やっています。

「人」は「物」ではないので、計画通りにはいきません。

「ボランティア」だから、やる・やらないではなく、目の前で困っている人がいて、自分が動けるなら、動く。

シンプルに、それだけです。

私たちは魔法使いではないので、自分にできない事は、「できない」と先に伝えています。

その代わり、できる人・つなぐことができる社会資源を一緒に探します。

どういう組織・団体ですか?

団体で動いている…という意識も、ありません。

「人」が「人」として動く。
シンプルに捉えています。

活動を始めた2010年は、SNSのはしり。
mixi を使用していました。

当時から、申し込みがあった時に本名と電話番号を先にこちらが求めると、人が集まりませんでした。

紙のチラシを配っても、反応してくれるのは1人くらいでした。

SNSネームで参加OKにして、プロジェクトはネットで見れるようにして、チラシをデータで拡散すると、人が集まるようになりました。

「プロジェクトごと」がポイントで、「組織」に人が集まるわけではなく、興味関心のある「課題」に「個人」が集まることがわかりました。

いくつものプロジェクトに関わっている人もいるし、一つのプロジェクトにだけ関わって、課題が解決したら次に動く人もいます。

自分や家族の成長、生き方など、「個人」の事情に合わせて興味関心は変化していくので、SNSを通してゆるくつながっています。

「やらねばならない」「決められている」
義務になるとモチベーションが下がりますが「やりたい!」ことは、喜びと感謝の気持ちで動くことができます。

公的機関と協働するために、行政用語として「組織」「定款」「会員」「支援」などの言葉を使うことがありますが、あくまで「人として」を大切にしています。

「人」を縦割りすることはできないですし、事業計画や予算・決算で、1年ごとに区切られる存在ではありません。

人生、いつ、何が起こるかわかりません。
困りごとは、必ず起きます。

その時に、「人」が「人」として当たり前に支え合う。

制度を使わなくても、当たり前に助け合う。
そんな活動を続けています。

日曜日は、茨木市立男女共生センターローズWAM3階で「小さな料理人計画」、5階で「フードパントリー茨木」🍀

それぞれ別の大学から来ていたボランティアさんが「ボランティアとは、なんぞや!?」で盛り上がっていました👍

「ボランティア」という枠組みで考えてはいない。
「組織」という枠組みで考えてはいない。

少しは伝わったでしょうか?🙏










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