食物アレルギー × 防災
LFA食物アレルギーと共に生きる会 さん
炊き出し&原材料表示の仕方@奈良県香芝市
新たな防災炊き出しメニュー冊子企画に参加してきました👍
2018年8月に茨木市で初めて行った時の報告はこちら。
今回は奈良県香芝市の皆さんからのラブコール💖
会場には岐阜県、山口県から応援が😍
2人に1人が何らかのアレルギーを持っていると言われる日本。
アレルギーと一言でいっても、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎…様々です。
今回は「食物アレルギー」に特化した防災炊き出し訓練が行われました😊
「乳」など、脂質を含んだ食材は、洗剤でしっかり洗わないと食器にアレルゲンが残るおそれがあります。
調理室は不特定多数の人が使うので、どんなアレルゲンが残っているかわかりません。
アレルゲンが皮膚に触れただけで発症するお子さんもいらっしゃるので、スポンジは新品でお願いします…とのこと😊
今回は班に分かれて…
それぞれ作りました😊
✅マロニーの原材料 = じゃがいもでんぷん + コーンスターチ(とうもろこしでんぷん)
✅ビーフンの原材料 = 米粉
レンジで温めて調理が完成するパンは、ライフラインが止まった時に、カセットコンロと少量の水があれば湯せん調理可能かどうか?試してみました。
結果 → いけました👍
1個、2個、3個。
入れる個数を変えてみましたが、3個でもいけました😊
今回LFAさんが、新たな防災炊き出しメニュー冊子をつくる💪きっかけになったエピソードがいくつかあります。
そのうちの一つ。
「アレルギー表示が統一されていない」
だから「わかりにくい」🤔
例えば。
「大豆が除去されているから安心」なのか、
「大豆が入っているから気をつけて」なのか。
人によって解釈が分かれます💦
アレルギー用カレーの食べ比べでも…
見慣れない食材は、口にするのをためらわれます。
(被災地ではなおさら)
実際に、カレーに入っていたカシューナッツでアレルギー症状が出た人がいたそうです。
学びが沢山あったので😊
みんなでシェア👍
伝えたい情報は大きな字で。
赤字で強調。
表示だけではなく、パッケージごとの方がメーカーがわかるので安心。
ピトグラムも意外とわかりづらい🍀
「どんな表示ならわかりやすい?」
入っているものを表示するか。
入っていないものを表示するか。
それによって〇なのか×なのか。
単純・明確なルールがないと、混乱します💦
また、せっかく表示を作っても、炊き出しの列に並んで先頭になってようやく見ることができた…では、食べることができなかった時のショックが大きいです。
そのため、表示する場所にも工夫が必要です。
避難所には様々な事情を抱えた人がいるので、まずは自分で備えることが大切ですが、どうしようもない時のために「アレルギーの方はお声がけください」そんな掲示があれば、ほっとします😊
知識として知ること。
一緒に体験すること。
そこから思いやりの気持ちが生まれます✨
誰かの「困った」をほったらかしにしていると、社会を巡り巡って自分の「困った」につながります🍀
安心して「困った」を伝えることができるように。
大人も子どもも、一緒に考えることができて嬉しかったです😊
みんなの命が守られますように🌈
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