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フードパントリーで起こっていること

フードパントリー茨木が始まって、1年半。
入れ替わりはあるものの、約30家庭へ物資を届けています。
利用者さんへのお渡しは月1回。物資回収は月2回行っています。

フードパントリーは物資を通して次への繋がりを作る場所

宮野さんの報告に本質がわかりやすく説明されていたので、シェアさせていただきます。


昨日は子育て応援!フードパントリー茨木の回収とお渡しの日でした。ほんまに会場が善意のオーラで満たされてる感じがして最高ですね。

同じ子育て世代でも繋がれる人がいない‥と本音を話してもらいました。すぐにスタッフさん紹介してめちゃくちゃ話しこんではりました。

今まで溜めてた思いとか気持ちが、ドバーッと沢山、話してくれてたのかなと思います。良かった。

小さい子の子育てだけじゃなくて、社会人の子どもが心配というケースはすぐに2階のユースプラザエント」を紹介して、連携していってフォローしていきます。

そうです、フードパントリー茨木は物資を通して次への繋がりを作る場所なんです。

利用者さんだけじゃなくて、新しくボランティアで来てくれた学生さんは、ベテランボランティアさんの話を聞いてもらったり、

企業経営者さんと就活を控えてる学生さんにつなげて、話をきいてもらったりと、普段ならお金払っても会えない人と人の繋がりを作れるのも思いだけで集まってるボランティアならではなんですよね。

人生が変わる起点って、人と人が新しく出会う所からだと思うので、その場所にいられるなんてとても素敵で光栄なことだと思うんですね。

そんな人と人を繋げるのが、私のライフワークなので、楽しくやらせて貰ってます。

本当に月1〜2回と、ステキなスタッフさん達にお会いできて本当に幸せです。一番何か貰ってるのは私かもしれません。いや、きっとそうですね。

いつもありがとうございます!


気付いたら仲良くなっている不思議な空間
いろんな人が関わってくれています
企業さん、市民さんから届く善意の数々
必要なものを選んでいただきます
ほっと一息ついてもらうスペース。通称「ゆきこの部屋」(笑)

『誰にも言えなかった』そんなセリフをよく聞きます。
私たちは同じ市民同士なので「相談=聞き取り」ではなく「雑談=おしゃべり」から始まるからです。

「相談」は、無意識レベルで上下関係がつくられがちです。
相談する側が「弱い立場」と、無意識で感じてしまうと、うまくいきません。

みんな、ひとり一人にチカラがあるのに、そのチカラが環境によって削がれているだけです。
ひとり一人の「得意なこと」を一緒に見つけて、能力を発揮できる環境をみんなでつくっていくのが、「まちづくり」だと思っています(*^^)v

そのためには物理的な「場」だけを整備しても意味がないです。

フードパントリー茨木は、茨木市立男女共生センターローズWAMをお借りしていて、職員の皆さんにご協力いだたいています。

青年会議所、ライオンズクラブ、ロータリークラブ…様々な団体さんや企業さん、市民の皆さんにも関わってもらっています。

「子どもの預け先がない」「仕事がない」「家を探している」「手続きの仕方がわからない」等など…

「雑談」をしながら悩みが出てきたら、その場で茨木仲間の誰かに電話をかけます。
たいてい一人目で「うちで動いてみますね」と、解決への道筋をつけてくれます。

個人の努力でなんともならないことは、人とのつながりでしか解決できません。

制度は当てはまらないと使えないので「制度がある」と「制度が使える」は別物です。

組織や縦割りなどの壁をなくしていくのは、心と心のつながりです(#^^#)

物と物のつながりを通して、心と心、人と人とのつながりをつくっていくのが、フードパントリーの神髄です(*^^)v

やさしい場所が増えていく

5月のフードパントリー茨木開催日に、茨木市で16ヶ所目の子ども食堂がオープンしました(#^^#)

あおいろ食堂@いばこう前 

[場所]茨木市新庄町1-5
[実施日時]毎月第2日曜 11:30~13:30
[費用]子ども(中学生まで)100円 保護者300円
[連絡先]aoiroshokudo.ibaraki@gmail.com

おすすめポイントは地産地消の食材を使っていることだそうです。

やさしい場所が、また一つ増えました♡

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