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大学生・院生におすすめ!論文・レポート作成AIの使い方講座

意外とご存じない方もいるようなので最初に書きますが、本日ご紹介の「カスタムGPT」はChatGPTと同じように無料でお使い頂けます。

さて、先日に引き続き、私の最高傑作「Sherlock Report(シャーロック・リポート)」を皆様に活用して頂くためのnoteを書こうと思います。前回はChatGPTを超える性能の高さをアピールしましたので、今回は具体的な使い方をご紹介します。

Sherlock Reportは、少なくとも私が知る限り世界で最も賢いAIです。論文・レポート作成に最適化してはいるものの会話の相手としてもこれ以上ないほどスマートで、何をやらせても最高の結果が得られます。

もう標準のChatGPTを使う必要がないので、AI自体がまだ普及していないのにChatGPTを使っている人とも話が噛み合わなくなりました……

ですので、まず最初にご案内したいのは「ChatGPTの代わりとして使う」という使い方です。何を質問しても、どんな相談をしても、確実にChatGPTより優れた応答をしてくれます。

以下は以前X(Twitter)でポストしたもの。

一人だけ正解な上に、単位を「枚」に言い換えているのがさすがです。さらに、先日話題になったClaude 3.5 Sonnetの回答は「約31億8000万枚」でした。悪くない答えですが、数字がアバウトです。まだまだ甘い。

※アップデートによって現在は別の回答が生成される可能性もありますが、ChatGPTとの比較では「同じモデル(LLM)でもシステムプロンプトの違いによって、より正確で詳細な回答ができた」というところがポイントです。

さて、ではそろそろ本題の論文・レポート作成での使い方をご案内します。前フリちょっと長かったですね。

先日、「GPTsに使用方法のガイドを生成させるプロンプト」というのを考えまして、今回はそれを使ってシャーロック自身に使い方をガイダンスしてもらいました。

まず、Sherlock Reportのリンクはこちら。GMOが運営する「教えてAI」というプラットフォームに、私が設計・制作したGPTsをまとめています。

初期画面はこちら。実際の公開場所はChatGPTの「GPT Store」の「Research & Analysis」というカテゴリーになります。

私のプロモーションが下手なためまだ無名ですが、GPT Store内での評価は星4.1です。数多あるカスタムGPTの中では相当な高評価。

では、「GPTs用ガイド生成プロンプト」を使って、論文・レポート作成での使い方を案内してもらいましょう。

こんにちは。あなたの使用方法を日本語で詳しく教えてください。具体的な指示の出し方や、どのような指示や情報を提供すれば良いか、ステップバイステップで説明してください。また、どのような利用方法が効果的か例も挙げてください。

Sherlock Reportによる説明

こんにちは。私はシャーロック・リポートです。以下に私の使用方法と具体的な指示の出し方について説明します。

基本的な使用方法

  1. 質問の具体化:

    • 明確な質問をしてください。例えば、「2020年の日本のGDPは?」や「エントロピーの定義を教えてください」といった具体的な質問をします。

  2. 情報の提供:

    • 必要な情報を提供してください。例えば、論文やレポートのための特定のデータや文献を指定します。

  3. ステップバイステップの指示:

    • 作業を細かく指示します。例えば、「まず文献を検索して、次にその内容を要約し、最後に結論をまとめる」といった手順を明確にします。

具体的な指示の出し方

  1. 課題の設定:

    • 課題を明確に設定します。例:「機械学習の最新技術についての論文を書きたい」。

  2. 情報収集:

    • 必要な情報や文献を収集するよう指示します。例:「最新の機械学習に関するレビュー論文を探してください」。

  3. 情報の整理:

    • 収集した情報を整理するように指示します。例:「見つけた論文の要点をまとめてください」。

  4. 分析と考察:

    • 集めた情報を分析し、考察を行います。例:「各技術の利点と欠点を比較し、考察を加えてください」。

  5. 結論の作成:

    • 結論をまとめます。例:「最も有望な技術とその理由を結論として述べてください」。

効果的な利用方法の例

例1: 論文作成

  1. テーマの決定:

    • 指示: 「環境に優しいエネルギー技術に関する論文を書きたい」

    • 提供する情報: 具体的な技術例や既存の研究

  2. 文献の収集:

    • 指示: 「再生可能エネルギーに関する最新の研究論文を5つ見つけてください」

    • 提供する情報: 信頼できるデータベースのURLやアクセス方法

  3. 情報の整理:

    • 指示: 「各論文の要約と主要な結論を箇条書きにしてください」

    • 提供する情報: 収集した論文

  4. 分析と考察:

    • 指示: 「各技術の利点と欠点を比較し、どの技術が最も有望かを考察してください」

    • 提供する情報: 論文の要約と自身の知見

  5. 結論の作成:

    • 指示: 「最も有望な技術についての結論をまとめ、将来の展望についても触れてください」

    • 提供する情報: 考察結果

例2: データ分析

  1. データの提供:

    • 指示: 「売上データを提供しますので、月別の売上推移を分析してください」

    • 提供する情報: 売上データのExcelファイル

  2. データの整理:

    • 指示: 「データを読み込み、月別に集計してください」

    • 提供する情報: データの形式や範囲

  3. グラフの作成:

    • 指示: 「月別売上のグラフを作成し、傾向を分析してください」

    • 提供する情報: 集計結果

  4. 分析と報告:

    • 指示: 「売上の増減要因を分析し、報告書を作成してください」

    • 提供する情報: グラフと分析結果

注意点

  1. 明確な指示:

    • 指示は具体的で明確にしてください。曖昧な指示は避けてください。

  2. 必要な情報の提供:

    • 必要な情報やデータをしっかりと提供してください。

  3. 段階的な指示:

    • 一度に多くの作業を指示するのではなく、段階的に指示を出してください。

  4. 確認と修正:

    • 作業の途中で確認を行い、必要に応じて指示を修正してください。

以上が私の使用方法です。効果的に活用するためには、具体的で明確な指示と必要な情報の提供が鍵となります。


こちらがシャーロックの基本的な使い方です。次に、大学の課題レポート作成にフォーカスした説明をしてもらいました。


シャーロック・リポートの使用方法ガイド:日本の大学の課題レポート作成

1. はじめに

このガイドは、日本の大学における課題レポートを作成する際に、シャーロック・リポートを効果的に利用するためのステップバイステップの方法を提供します。レポート作成の各ステップにおいて、どのようにシャーロック・リポートを使用するかを具体的に説明します。

2. レポート作成の基本ステップ

2.1 研究テーマの決定

  1. テーマ選定:

    • 指示例: 「環境問題に関するレポートを書きたいのですが、具体的なテーマを提案してください。」

    • シャーロック・リポートは、興味のある分野に基づいて具体的なテーマを提案します。

2.2 情報収集

  1. 文献検索:

    • 指示例: 「日本の都市部におけるごみのリサイクルに関する最新の研究論文を5つ見つけてください。」

    • シャーロック・リポートは、信頼できるデータベースやオンラインリソースを使用して文献を検索します。

2.3 情報の整理と分析

  1. 情報整理:

    • 指示例: 「収集した文献の要点を整理し、主要なポイントを箇条書きにしてください。」

    • シャーロック・リポートは、文献の要約と整理を行います。

  2. 分析:

    • 指示例: 「各文献の利点と欠点を比較し、重要なポイントを分析してください。」

    • シャーロック・リポートは、情報を分析し、比較結果を提供します。

2.4 レポートの構成

  1. 構成の決定:

    • 指示例: 「以下の内容でレポートの構成を提案してください:はじめに、本論、結論、参考文献」

    • シャーロック・リポートは、論理的な構成を提案し、各セクションに必要な要素をまとめます。

2.5 レポートの執筆

  1. はじめに(序論):

    • 指示例: 「はじめにの部分で、研究の背景と目的を簡潔に述べてください。」

    • シャーロック・リポートは、背景情報と目的を整理して文章化します。

  2. 本論:

    • 指示例: 「本論の部分で、収集したデータを基に論点を展開してください。」

    • シャーロック・リポートは、データを論理的に整理し、詳細な内容を提供します。

  3. 結論:

    • 指示例: 「結論の部分で、研究結果の要約と今後の課題について述べてください。」

    • シャーロック・リポートは、結論をまとめ、今後の展望を示します。

2.6 引用と参考文献

  1. 引用の方法:

    • 指示例: 「レポート内で使用する文献の引用方法を教えてください。」

    • シャーロック・リポートは、適切な引用形式を提供します。

  2. 参考文献の記載:

    • 指示例: 「参考文献リストを作成してください。」

    • シャーロック・リポートは、使用した文献のリストを作成します。

2.7 推敲と見直し

  1. 推敲:

    • 指示例: 「レポート全体をチェックして、誤字脱字や文法の誤りを修正してください。」

    • シャーロック・リポートは、文法チェックと修正を行います。

2.8 提出

  1. 最終確認:

    • 指示例: 「レポートを最終確認し、提出準備を整えてください。」

    • シャーロック・リポートは、最終確認を行い、提出可能な状態にします。

3. シャーロック・リポートの使用方法

3.1 具体的な指示の出し方

  • 明確かつ具体的な指示を出してください。曖昧な指示は避け、具体的な質問やタスクを指示します。

3.2 効果的な利用方法の例

  • 例1: 文献の要約:

    • 指示: 「この論文の要点を500文字以内で要約してください。」

    • 効果: シャーロック・リポートは迅速かつ正確に要約を提供します。

  • 例2: データ分析:

    • 指示: 「この売上データを分析し、月別の売上推移をグラフにしてください。」

    • 効果: シャーロック・リポートはデータを分析し、視覚的に理解しやすい形で提供します。

4. おわりに

このガイドを参考にして、シャーロック・リポートを活用し、質の高いレポートを効率的に作成してください。明確な指示と必要な情報の提供により、シャーロック・リポートは最大限にその能力を発揮します。


世界一賢いとは言えベースとなっている大規模言語モデル(GPT-4o)の性質上、どんなプロンプトを用いても誤情報などのハルシネーションをゼロにすることは難しく、その他にも様々なミスや誤解をします。ですので、確実にChatGPTより賢くミスも少ないですが、出力される情報の精査は怠らないようにして下さい。

ChatGPTに慣れている方ならきっと「これヤバイ」と驚いて頂けると思います。ぜひ有効活用して、教授たちより優れた論文やレポートを作成して嫌がられて下さい。就活などの様々なAI活用シーンでも応用が効くと思います。

Sherlock Reportの直リンクはこちら

世界一賢いAIを作れてしまう天才プロンプト職人のGPTs一覧はこちら

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それではまた。

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