OpenAI社が開発・提供している超高度な自然言語処理を実現したAIチャットボット「ChatGPT-4」を、プロンプトやAPIなどで独自にカスタマイズして公開できる「GPTs」を作るのに最近ハマっています。めっちゃ楽しい。今まで作ったGPTsは以下のページにまとめてあります。
本日は、最近作ったばかりの情報分析AI「ネット炎上シミュレーター」のデモンストレーションを……違った。デッドデッドデーモンズデデデデデモンストレーション!!をお見せしようと思います。はにゃにゃフワー
さて、この「ネット炎上シミュレーター」は……名前長いな。略して「エンシミさん」と呼びますね。このエンシミさんは、ニュース記事のURLをコピペするだけで下記の項目についてのレポートを生成してくれる情報分析ツールです。
・ニュースの要点(論点)
・肯定的視点での分析
・否定的視点での分析
・X(旧Twitter)でのポスト(ツイート)のシミュレーション
・ネット炎上を鎮静化するための対策・アドバイス
世間の声やイメージに大きな影響をお受けになる政府機関や大企業、メディア、芸能事務所、政治家や芸能人の方々にオススメです。さらに、質問をすることで具体的な対策方法やより詳しい分析・意見なども答えてくれます。
ご使用にあたってはChatGPTの有料プラン(月20ドル/だいたい3千円)に加入する必要があります。最近リリースされた「GPT Store」にはとても便利なGPTsツールが山のようにありますので、月3千円は大変お得だと思います。有料プランに入ればご自分でChatGPTをカスタマイズしてオリジナルのGPTsを作ることもできます。
では早速エンシミさんの実演をしてみたいと思います。
※この記事はあくまで情報分析ツール及びAIの実験と実演を目的としたものです。
※どなたかを批判、誹謗中傷する意図は一切ございません。
※ご不快にさせる内容・表現がありましたら心より謝罪申し上げます。
※ニュース記事のご関係者の方がお望みになる場合には、コメントやXで削除依頼をして頂ければすぐに対応させて頂きます。
文章をコピーすることもできますが、実際にどう出力されるかをご確認頂くためにスクリーンショットを使用してみました。政治資金パーティーの件を報じたヤフーニュースの記事です。とても分かりやすく、真面目なレポートになっている印象です。もう少し柔軟で多様な論理展開ができるよう今後も改善していきます。
次はエンシミさんが出力したレポートをコピペしてみます。ChatGPTの生成する文章は改行などが崩れることがありますので、そこだけ少し手直ししています。
NHKニュースの記事を読み込ませてみました。大変センシティブなニュースですが、とても理知的・理性的で中立なレポートを生成できていると思います。それでは続けます。
軽めの話題を選んでみました。ライブドアニュースに掲載されているJ-CASTニュースの芸能系の記事です。すんごい真面目に分析してますね。
スクルーティニー……この部分がちょっと分からなかったので説明を求めてみました。
なるほどぉぉぉ。大変勉強になりました。さて、ここまでは大手メディアの記事を分析してきましたが、次は自分のnoteを使って無名の一般人のブログ記事がどう分析されるのかを試してみたいと思います。
いやすごい。真面目に分析してくれてちょっと嬉しいです。「革新的です。」「経済成長を促進し、さらに社会全体の幸福度を高める可能性があります。」だって。この記事をお書きになったsharaku satoh氏って方、誰なんでしょうね。天才ですね。
ただ一点文句を言うと「全ての高齢者が豊かとは限らず」については記事の中で言及していて、むしろ超富裕層かつ超高齢なほど税率が上がる仕様ですので「高齢世代の同世代内の経済格差を是正することにもなる」という内容で、大事なところを読み飛ばしているようです。要改善。
追加でちょっとX(旧Twitter)のポストを生成してもらいました。
ほえー。どれも一理あるなと思います。ド直球なご意見でグウの音も出ません……あくまでアイディアですから「投資意欲を削ぐ」などの意見はごもっともです。ただまぁ高齢世代の資産があまり積極的に投資運用されていないのも事実なので、反論も可能だなという印象です。
さて「ネット炎上シミュレーター」の分析レポート、いかがでしたでしょうか?様々なご意見、ご感想があるかと思いますので、公開した後でエンシミさんに聞いてみようと思います。
ChatGPTの有料プランへの加入が必要ですが、ご興味持たれた方がいましたら今すぐにでもお使い頂けます。ChatGPTの方の規約の確認が必要だと思いますが、テレビ番組やYouTuber、ブロガーの方などどのような媒体でどのような形でご使用・ご紹介頂いても構いません。お知らせ頂けたら嬉しいですが、許可を取る必要もありません。私個人は「スクルーティニー」を避けて人知れずひっそりと暮らしたいので、制作者にはフォーカスせずに「ネット炎上シミュレーター」という情報分析サービス、AIの可能性、GPTsにご注目頂けると幸いです。