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【シーズン28】除外メタビート【マスター1到達】

はじめに

4月からあまり時間が取れない……と思っていたが、思ったよりも月初は余裕がありそうだったので、早めにマスター1へ到達しておいた。

3月のDCの結果が個人的に散々だったので、「変ににオリジナリティを出さず、強い人が使っている構築を使って勉強しよう」というのがコンセプト。ということで3月のDCでいい結果を残したEEEさんの構築をパク……参考にすることにした。

これまでも除外型のメタビートは何度か使っていたが、最近ではドラグマ型の安定度の高さに魅了されており、シーズンを通して使うことはほとんどなかった。ちなみに確認してみたところ、最後に除外型でマスター1を取ったのは2023年の6月だった。記事の内容が懐かしすぎる。

ただ、ドラグマ型は次の改定で《天底の使徒》に規制が入るのと、【ラビュリンス】によく入っている相手の《ドラグマ・パニッシュメント》がつらすぎるという明確な弱点がある。そういうことを踏まえると、現状は除外型に分があるのかなという印象。

デッキについて

内容は最近の除外型【メタビート】でよくある構成を踏襲しているので、特に言うことはない。

このうち、自分のなかの確定枠は《フォッシル・ダイナ パキケファロ》《妖精伝姫-カグヤ》《ディメンション・アトラクター》《強欲で謙虚な壺》《強欲で貪欲な壺》《金満で謙虚な壺》《時を裂く魔瞳》《王家の眠る谷-ネクロバレー》《超融合》《神の宣告》《神の警告》《神の通告》《大捕り物》。

壺やカウンター罠の枚数については多少変動すると思うが、基本的にこのあたりは環境が変わらないかぎり動かないはず。

その他は、使い手や置かれている環境によって入れ替わってくると思う。以下、「どちらのカードを優先して採用するか?」の判断について、迷ったポイントを6つほど載せておく。

(1) 結界像か、ジョウゲンか

まず、《フォッシル・ダイナ パキケファロ》は確定枠として、SS封じの追加枠として何を採用するかという問題がある。

結界像を選択する場合、最強の結界像である《烈風の結界像》がいつまで経っても釈放されないので、それ以外から選ぶ必要がある。現環境を踏まえると、現実的には《豪雨の結界像》か《干ばつの結界像》、ギリギリ《閃光の結界像》が候補にあがる感じか。

結界像の良さは、なんといっても攻撃力の高さ(!)につきる。所詮1000しかないので、一般的にはザコそのものであり、遊戯王第1期のバニラモンスターにすら狩られる性能なのだが、現環境で最も多い【スネークアイ】の下級モンスターは補助なしでこれを超えられない。これは結界像の明確な強みとなる。また、《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》との相性もよく、《蛇眼神殿スネークアイ》を貼られた状態でも、最悪相打ちにまで持っていける。

逆に《昇霊術師 ジョウゲン》は、起動効果を使うことで、1枚で【スネークアイ】の盤面をひっくり返せる(可能性がある)という強みがある。攻撃力が絶望的に低いので、《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》はあまり有効活用できないが、《月鏡の盾》を採用するタイプの構築であれば問題ない。ただ、除外型で使う場合は、墓地にカードを落とせないと効果を発動できないため、《マクロコスモス》ではなく《次元の裂け目》の採用が望まれる。

自分は今の環境だと《マクロコスモス》のほうがいいと考えていたこともあって、今回は結界像にした。また、DCでは《干ばつの結界像》を選択したが、今回は元デッキにあやかって《豪雨の結界像》にしている。どちらも一長一短あり、ここは好みが分かれるところだと思う。自分のように【超重武者】とよく当たるという場合は、《豪雨の結界像》のほうが安定感があるかなといったところ。

(2) ボーダーを採用するかどうか(採用しないなら何を入れるべきか)

【神碑】規制の煽りを受け、うっかり制限カード化してしまった《インスペクト・ボーダー》君だが、雑に1枚だけ突っ込んでも普通に仕事をしてくれることが、このデッキを使っているとよくわかる。このデッキには《灰流うらら》などの誘発カードがまったく入っていないので、ボーダーの良さがフルに発揮しやすい。

《妖精伝姫-カグヤ》との相性はそこまで良くないのだが、EXモンスターがいない状態での《インスペクト・ボーダー》の制圧力は相当なものがあるので、使っていてあまり気にならなかった。が、所詮は1枚採用なので「あればラッキー」ぐらいのカードとして捉えておくのが良さそう。

ボーダーを採用しない場合の選択肢としては、SS封じモンスターの増量が理論上最も安定するはず。《クシャトリラ・フェンリル》を入れるというアイデアもありそうだが、制圧能力を考えるとボーダーのほうが優先度は上か。あるいは両採用もあるかもしれない。

魔法・罠をこの枠を使って追加することも考えられるが、モンスターカードを1枚減らしたときの安定度をどう考えるか。10枚体制(パキケ×3、結界像orジョウゲン×3、カグヤ×3、ボーダー)の状態で、先攻初手にモンスターがある確率は78%超。これが9枚体制だと74%程度になるので、ポケモンならハイドロポンプとねむりごなの命中率ぐらいの違いになる。こう考えるとそもそも10枚体制も結構危ういな……

(3)モンスターをどう強化するか(あるいはしないのか)

【メタビート】は先手の守り・後手のまくりを安定させるため、なんらかのモンスター強化手段を用意することが多い。現環境だとよく採用されるのが《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》と《月鏡の盾》で、前者はモンスターを除去されても効果が残ること、後者は後手のまくり性能の高さが評価されている。

机上論的には《月鏡の盾》のほうが先手でも後手でも活躍できる余地が多くて強そうに感じるし、元ネタのEEEさんの構築でも《月鏡の盾》が採用されているので実際強いと思うのだが、自分は最終的に《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》で落ち着いた。

というのも、現環境はモンスターを並べて強化したところであっさりと処理されるので、それよりは2体目以降のモンスターの強化をしたり、相手の攻撃力を下げることで生き延びる確率を上げたりしたほうが、最終的に安定すると考えたためだ。特にこれは対【スネークアイ】で重要だと考えていて、《反逆の罪宝-スネークアイ》でモンスターを処理されても、次ターンまで生存する確率が上がる。マスター1に上がれるかどうかの試合は、まさにこのパターンでなんとか勝つことができた。

不安定なところでいうと、《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》のパンプ効果では、《蛇眼神殿スネークアイ》を貼られている場合は微妙に足りなくなる(結界像だと相打ちになる場面がある)。また、当然ながら後手になったとき、相手のEXモンスターや上級モンスターを処理できるかというと、かなり疑問が残る。とりわけ対象耐性・破壊耐性を持つ《迷宮城の白銀姫》の処理ができる可能性があるのは、《月鏡の盾》の明確な強みである(《月鏡の盾》を採用していない今回のようなデッキの場合、《超融合》で吸わないと処理できない)。

(4) サンダー・ボルトか、各種バリアか

上記の強化手段だけではモンスターを守りきることは難しく、《大捕り物》のような相手モンスター1体しか対象にできないカードだけだと除去が追いつかない――【メタビート】は得てしてこういう事態に陥りがちである。そのため環境にもよるが、多かれ少なかれ全体除去ができるカードが好んで採用される。そこで候補にあがるのが、《サンダー・ボルト》のような全体除去魔法、および《聖なるバリア -ミラーフォース-》のような通常罠である。

今回《サンダー・ボルト》を採用して思ったのは、環境にそれなりにいる【クシャトリラ】に対する有効性の高さだ。【クシャトリラ】というデッキは除外というコンセプトが刺さらず、素の殴り合いでは勝ち目がないので基本的に苦手なのだが、《サンダー・ボルト》が普通に通りやすい相手なので、後攻を引いてもまくれる可能性がある。

逆にフォース系は攻撃宣言まで待つ必要があるので、各種クシャトリラの効果を発動させてしまうのと、《クシャトリラ・アライズハート》の除外効果を使わせてしまうのが弱みとなる。また、《スケアクロー・クシャトリラ》のように守備表示のまま攻撃できるモンスターには無力なのもつらいところ。

逆にバリア系のよさとして、先手で引いたときの安心感があげられる。先手時の《サンダー・ボルト》の初手引きは事故の原因なので、「先手・後手どちらも有効に使える」ことを重視するならバリア、後手のまくり性能を評価するなら《サンダー・ボルト》ということになるのではないか。

バリアは実質的に《聖なるバリア -ミラーフォース-》か《神風のバリア -エア・フォース》の二択になる。前者は、通常召喚されたモンスターやクシャトリラモンスターに対しての刺さりがよく、後者はEXデッキから出てきた破壊耐性モンスターや《迷宮城の白銀姫》を処理できる点が強みである。このデッキの場合、《超融合》が入っているので、自分が《サンダー・ボルト》を抜いて採用するなら、《聖なるバリア -ミラーフォース-》になるだろう。

(5)マクロコスモスか次元の裂け目か、そしてなぜネクロバレーと併用するのか

これは好みというか環境の問題だなと思う。先手であれば、当然ながら《マクロコスモス》のほうが安心感があるが、後手のときに《次元の裂け目》のほうが発動タイミングの関係で好ましい。その他、《昇霊術師 ジョウゲン》のような墓地に送ることをトリガーにしているカードを使うなら、選択肢は《次元の裂け目》ということになる(もしくは《王家の眠る谷-ネクロバレー》のみの採用)。

言うまでもなく《マクロコスモス》の利点は、モンスター以外も除外することで、「墓地に送ることで効果を発揮する魔法・罠」の利用も封じられる点にある。これにより、【ラビュリンス】【ティアラメンツ】のような環境上位デッキへの安定感が増す。また、数は少ないが【神碑】に対しても有利に戦えるようになるという利点もある。

ネクロバレーと除外カードの両採用は、使いはじめるまでは「??」と思っていたが、普通にいい感じだった。そもそも相手から除去されやすいので複数枚持っているほうが安心感があるし、ネクロバレーと除外カードで地味に対応範囲が異なる。特に《マクロコスモス》は発動タイミングが遅いので、ネクロバレーがあると後から蓋できるし、役割も異なるので両採用は全然だりだと思った。学びである。

なお、相手が除外をケアしていたり、むしろ逆効果になってしまったりする場合も存在する。これは主に【クシャトリラ】【ふわんだりぃず】が該当する。ネクロバレーと《マクロコスモス》を先手で両方握っている場合、ネクロバレーはそのまま貼ってよいが、《マクロコスモス》は相手のデッキ内容を見定めてから発動したほうがよい。

(6) EXをどう構成するか

今回、あまり深く考えられていないのがここ。ほとんど元ネタのまま採用しているが、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》はさすがに入れたほうが強そうなのでそこだけ変更している。

使ってみた感想としては、《共命の翼ガルーラ》≧《沼地のドロゴン》>《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》>《アースゴーレム@イグニスター》≧《捕食植物ドラゴスタペリア》>《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》≧《No.41 泥睡魔獣バグースカ》>《天霆號アーゼウス》>十二獣モンスター>《御影志士》>《蒼翠の風霊使いウィン》>《デスピアン・プロスケニオン》の順で使っている。モルガナイトとカグヤを採用したことで、初手でSSや墓地を封じれなかったとしても、バグースカの効果で2ターン時間稼ぎできるようになったのが嬉しい。

このうち、《共命の翼ガルーラ》《沼地のドロゴン》《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》《アースゴーレム@イグニスター》《捕食植物ドラゴスタペリア》《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》>《天霆號アーゼウス》の8枚までは確定でよさそう。《デスピアン・プロスケニオン》は使える状況が限定されているが、一度このカードを入れていなかったとき【烙印】に負けたことがあったので、お守り代わりに入れてもいいなと思った次第。

《御影志士》は《フォッシル・ダイナ パキケファロ》のサーチカードとして
【メタビート】によく入っている印象だが、思ったより使う場面がない。わざわざ抜くまでもないと思うが、枠が足りない場合はここを削るのもありだと思わされた。

十二獣ギミックは、使ったことがあまりないのでまだ判断がつかないが、絶体絶命の場面でワンチャン残せると考えると、継続して使ってもよさそう。ちょっと十二獣で枠を使いすぎなので、もう少しスリムにしてもいいかもしれない。

デッキ構成を考えると、《蒼翠の風霊使いウィン》が入っているのはかなり違和感があるのだが、一度だけ相手の《クシャトリラ・ユニコーン》をパクって、なんとなく墓地に転がっていた《フルール・ド・バロネス》を回収して逆転して脳汁が爆発したことがあったので、なし崩し的にそのまま入り続けている。でも普通に考えれば《清冽の水霊使いエリア》や《コードブレイカー・ウイルスソードマン》、《トロイメア・フェニックス》あたりを入れたほうがいい。

余談だが、Googleで「超融合 おすすめ」で検索しても《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》について記載しているサイトが少ないのは、【超重武者】勢の陰謀だと思っている。

戦績について

ダイアモンド5からマスター1に到達するまで、途中から入れ替えたカードはいくつかあるものの、計155試合をすべてこのデッキでこなした。全体で勝率60.6%、先手勝率75.7%、後手勝率48.2%とまずまずだった。今回は後手のほうが多かったのだが(先手45%)、それでもギリギリとはいえ勝率6割を超えられたのは評価できる。

詳細を見ると、ダイヤモンド帯は46試合で抜けていたが、マスター帯は109試合かかったようだ。マスター4から3の間で苦戦し、マスター2に上がってからはサクサクだったので、こればかりはめぐり合わせとしか言いようがない。

【メタビート】はよく「先手が取れないと勝てない」と言われ、実際先手か後手かでかなり勝率が違うデッキではあるのだが、それでも5割程度は勝てたので、極端に後手が苦手なわけでもない(逆に他のデッキって6割とか勝てるのか?)。

以下、デッキ別の勝率を並べる。対戦数が5戦未満のデッキは省略。

対【スネークアイ】 23勝19敗 (54.7%)

遊戯王プレイヤーの一部は、「【メタビート】が増えているのは【スネークアイ】に有利が取れるから」と主張しているが、特にそんなことはない。そもそも【メタビート】は言うほど多くないし、むしろ【スネークアイ】は《反逆の罪宝―スネークアイ》をはじめ、【メタビート】に対する対抗手段を複数持っているデッキである。【スネークアイ】を倒したいから【メタビート】を使うというのは、そこまでおすすめできない。

とはいえ、【スネークアイ】対面は判断に迷う局面が多く、そのあたりの思考の整理がもっとできれば、もう少し勝率を伸ばせた可能性はある。また、《月鏡の盾》から《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》に変えてからは、たまたまだとは思うが全勝している(6勝0敗)ので、デッキ構成とプレー選択次第では、6割以上勝てるかもしれない。

対【ラビュリンス】 14勝5敗 (73.6%)

ドラグマ型から除外型に変えて、明らかに勝率が変わったデッキの1つ。さすがに相手がブン回ったあとの後手は厳しいが、それ以外であればかなり戦える。普段は処理が難しい《迷宮城の白銀姫》も、《超融合》でまくることが可能。

対【超重武者】 11勝3敗 (78.5%)

先手が取れないとかなり厳しい相手だが、今回はたまたまコイントスで勝てることが多かったので勝率が良かった。一応後手でも《ディメンション・アトラクター》もしくは《超融合》を引いていれば、それなりに返せる。「超重武者はすべてが1枚初動」みたいなイメージがあったが、《超重神童ワカ-U4》にカウンター罠を合わせると、意外に止まってくれることもあるとわかったのは収穫だった。

対【ティアラメンツ】 5勝7敗 (41.6%)

SSと墓地を封じるというコンセプト上、一見すると有利に見えるが、《壱世壊に奏でる哀唱》のようなカードの存在を考えると、モンスターでの封殺は心もとない。なのでどこまで墓地を封じられるか次第になりがちである。今回負け越したのは、コイントスで負けているのもそうだが、ネクロバレーの枚数が減っているのも影響しているかもしれない。

対【クシャトリラ】 5勝6敗 (45.4%)

《マクロコスモス》や《超融合》があまり刺さらないデッキタイプなので、後手を引いたときに《サンダー・ボルト》のようなカードがないと結構厳しい。また、カウンター罠や《ハーピィの羽根帚》のようなカードが普通に入っているのも、【メタビート】視点では向かい風になる。実際、6敗のうち3敗は《ハーピィの羽根帚》を打たれて負けている。《豪雨の結界像》だと、《クシャトリラ・オーガ》や《ティアラメンツ・クシャトリラ》を止められないのもマイナス。

対【斬機】 5勝2敗 (71.4%)

後手ばっかり引いていたが、こちらが《ディメンション・アトラクター》や《超融合》を持っていたり、相手がシンプルに事故ったりしていたおかげで勝ち越せた。後手の場合、対策札を持っていない場合や相手がガン回った場合は無理なので諦めも大事。

対【メタビート】 3勝4敗 (42.8%)

同族対決ということでぜひとも勝っていきたいところだったが、変に意識しすぎたりプレミしたりで、気づけば負け越していた。つらい。一番きつかったのは《醒めない悪夢》を貼られて、ドラグマ展開でボコボコにされたこと。現環境で《醒めない悪夢》を採用しているのは、除外カードに対する意識もありそうで、普通にメタられてしまった。

対【烙印】 4勝2敗 (66.6&)

かなり得意なデッキタイプで、引きが普通以上であればあまり負けない。落としてしまったのは、たまたま《デスピアン・プロスケニオン》を外したせいで《導きの聖女クエム》に暴れられた1試合と、ドローが悪いうえにプレミが重なった1試合のみ。

今後試してみたいカード

全体的にはそれなりに戦えているが、負けパターンを振り返ったとき、いくつか採用したいカードがある。

まず、《ハーピィの羽根帚》だ。先手になったときに事故のもとになるのがいやで採用していなかったが、後手まくりのとき、ほしい場面が何度もあった。羽根への相手の警戒意識は、《サンダー・ボルト》に対する意識と同じぐらい低いので、通る場面は割とある。

同じ理由で、《拮抗勝負》もスペース次第で採用の余地がある。いまの環境を見ると、トップ2である【スネークアイ】【ラビュリンス】どちらにも《拮抗勝負》が刺さる。特に【スネークアイ】は、一般的な展開だと《拮抗勝負》を止められない&リカバリーもできないはずなので、机上論としてはかなり有効になる。事故要因になりやすいのは、1枚初動のない【メタビート】においては見逃せないリスクだが、【スネークアイ】が全体の1/3程度を占める環境であることを考えると、積極的に採用してもよさそうだ。

おわりに

これまで長らくドラグマ型が主流だった【メタビート】だが、今後はしばらく除外型が主流になっていきそうな感じがある。自分は5月になるまであまり遊戯王には触れられなさそうなので、来月どれぐらい環境が変化しているか楽しみ。多分あまり変わっていないと思うが、【クシャトリラ】はもしかすると増えるかもしれないので、そのあたりの対策を厚くする必要はありそうだ。

このマガジンには、毎シーズンごとの【メタビート】構築が載っているので、よろしければ参考に。全部無料です。

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