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サンスクリット事典

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マハーバーラタ、ヨーガやヴェーダーンタで使われているサンスクリット語の言葉をわかりやすく解説します。 [参考文献] purāṇic encyclopaedia(インドの昔話百科事…
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2023年8月の記事一覧

サンスクリット事典/シャンタヌ

月の王朝のプラティーパ王の息子 [śantanu, शन्तनु / śāntanu, शान्तनु] ・プラティーパの次男。兄はデーヴァーピ、弟はバールヒーカ、母はスナンダー ・彼の両手で触られたものは若々しくなることから、シャンタヌと呼ばれた。 ・幼い頃に兄のデーヴァーピが王位を捨てて森に去ったため、王となった。 ・孤児として森で発見されたクリパとクリピーを宮殿に連れてきて育てた。 ・ヤマを崇拝 ・アールチカ山でタパスをして天国に到達した。 ・夜明け時も夕暮れ時も忘れ

サンスクリット事典/チットラーンガダ

チットラーンガダ①シャンタヌとサッテャヴァティーの息子 [citrāṅgada, चित्राङ्गद] マハーラージャ・シャンタヌの息子。チャンドラ王朝のシャンタヌ王には、ガンガーとサッテャヴァティーという二人の妻がいた。ビーシュマはガンガーから生まれた息子で、サッテャヴァティーからはチットラーンガダとヴィチットラヴィールヤの二人の息子が生まれた。彼らは非常に勇敢で学識があった。長い間王国を治め、サッテャヴァティーと3人の子供たちと暮らした後、シャンタヌは亡くなった。ビー