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海外渡航1〜2週間前の準備 〜不用品の処分〜

夫が先に渡航したのちに家族が帯同するとき、おそらく大変なことのトップ2が、荷造りと不用品の処分。
実質10日くらいで作業しましたが、うちだけかもしれませんが、2日徹夜し、4日間は1日1食しか食べる時間が取れなかったくらいの壮絶な事態でした。

荷造りもめちゃくちゃ大変ですが、今回は、不用品の処分について。
やっぱり、物をどれだけ減らしていけるかが、荷造りの作業量に関わってきます。

ちなみに、我が家は賃貸マンションなので、大型家具家電含めて、全てのものを「処分する」「海外に持って行く」「国内に置いておく」に分けることになりますが、持って行くにも置いておくにもスペースに限りがありますので、泣く泣く処分せざるを得なかったものもかなり多いです。

<不用品の処分>
●できる限り、使ってもらえる人に無償で差し上げる。
貰い手を探したり落ち合ったりで手間がとてもかかりますが、今回大事にしたのがコレでした。
というのも、帯同ビザの発給が止まったので子どもが中学校入学後長い期間通う必要が出てきて、急遽制服や体操服が何枚も必要となったのですが、その時にSNSの「譲ります」サイトで譲っていただけたり貸してもらえてとても助かりました。
なので、その恩返しができたらと思い、まだ使えそうなものはここで貰い手を探し、居なかったら廃棄することに決めました。
子供服200点以上、ベビーグッズ、おもちゃ、自転車、家電、本150冊以上、雑貨など、本当に多くのものを譲りました。
実際、この作業量が引越準備の時間を奪ったことになったのですが、「譲る」ことを通じて、久しぶりの方々に会うことができて楽しい思い出もできましたし、初めましての方々の知り合いもできましたし、子どもたちもお渡し先に同行したことで「自分が使ったものをあの子が使ってくれるのが嬉しい」と喜んでいて、振り返ると、いい時間になったと思っています。

●リサイクル券が必要なもの(テレビ、エアコン)は、券を買って回収事業者に持ち込み。
家電量販店では、新規購入の場合のみ古い物の対応をするというところがほとんど。
エアコンの取り外し工事と引き取りのみ可能な業者を探しましたが、法令遵守の業者に依頼すると高額な処分費になるため、取り外しのみを引越屋さん提携の業者に依頼し、自分で指定の回収事業者に持ち込む選択をしました。
 ただ・・・これが失敗でした。テレビとエアコン本体はよかったものの、エアコンの室外機が。あんなに重いものとは知りませんでした。当然一人で運べない&車のトランクに入らないため、知人に軽トラを出してもらいました。

●大型のものは、市の粗大ゴミ回収を依頼したり、市の処分場に直接搬入。
・当初は、軽トラを借りてすべて自力で市の処分場に持ち込もうと思っていましたが、洋服ダンスが到底1人で運べない大きさだったので、いくつか処分する大型家具を見繕って、いわゆる「遺品処理」のような業者に回収の見積もりを依頼しました。
そしたら、作業量は少ないのにかなりの金額になるので市の粗大ゴミ収集車に回収を依頼した方が良い、とのアドバイスをもらいました。
そこで、大型家具の解体と、収集車が回収に来るマンション1階までの運び出しを依頼しました。(当初の見積もりから半額以下で、タンス・大型棚4つ・テレビ台を処分。粗大ゴミ回収日は引越業者が入る日の3日前でした。)
・ギリギリまで使っていた大型家具類(ダイニングテーブル・椅子、ラック棚、ガスコンロ、カラーボックス、ポールハンガー、シーリングライト、物干し竿、布団、チャイルドシート・ジュニアシート等々)は、引越業者が荷物を運び出した翌日に軽トラを借りて、自分でゴミ処分場に直接搬入することにしました。
が、量が半端なかったので、その前後にも2回、自家用車のトランクに積んでゴミ処分場に搬入しました。
結局、処分場への持込量は150キログラム以上になりました。(一人で運ぶのは難しいので、学校から帰宅後の子どもたちにも手伝ってもらいました。)

●その他(自治体によって違います。)
電池や蛍光管、陶器類、金属類、雑誌、ダンボール等は、燃えるゴミでは処分できなかったため、廃品回収場に持ち込んだり、直接ゴミ処分場に持ち込んだりして、廃棄しました。
その他、ゴミ袋に入るものはマンションのゴミ置場に捨てましたが、その量は数十袋にもなりました。


とにかく、いちばん骨が折れたのが、粗大ゴミの「運び出し」。
重労働ということだけでなく、ゴミ収集車の回収日や処分場への直接搬入可能曜日・時間のタイミングが合わなかったり、処分場が遠かったり、また、粗大ゴミでなくゴミ袋に入るものであっても量が桁外れに多かったりすることが盲点でした。

今回は、超大型家具の解体・運び出しのみ業者に依頼しましたが、結局あとで出てくるゴミ袋に入らない大きさの不用品や収集日以外に出すゴミなどを「自分で処分場に持って行く」作業は残ります。
この場合、結構な量になるので、作業車両と平日昼間に手伝ってくれる人と処分場への往復の時間の確保が必要で。
ここの部分を自分が全くしないで済むようにするためには、「業者に一括回収を依頼する」しか方法がないのかなと。この場合でも、1日で終わらない状態になったり、金額面や業者の法令遵守の心配があったりします。
早め早めにちょこちょこ物を処分をし、家で生活しない状況を前倒しで作るのがいちばんですが、短期集中で作業を進める場合には、「お金を出して依頼する」部分と「自分でする」部分を上手に組み合わせていくと良さそうというのが、今のところの振り返りです。
(今回は、自分でする部分のボリュームが多かったのが反省点。)

でも、本当は・・・。
「平日昼間の作業だけど手伝ってもらえる?」と言えて大勢でワイワイ引越準備ができるくらいのオープンなお付き合いをたくさんしていることがとても重要なんだというのが、いちばんの気づきです!

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