見出し画像

海外渡航2週間前の準備 〜ライフラインや携帯電話〜

思いがけなく家族帯同のビザが発給されて出国するまでは、わずか9週間。
仕事が休業に入った渡航2週間前は、引越作業日が決定した翌週ということもあり、ライフラインを止める手続きに入りました。
ちょっと遅いかな?と思いましたが、思いのほか順調に進みました。

電気、ガス、水道、電話、NHK受信料など、定期的に来ている請求書類は何か月か捨てずにとっておいたので、連絡先などを調べる手間が省けました!
なお、金融機関やクレジットカードの手続きについては、別のnoteに書きましたので、そちらをご覧ください。

●電気(大手電力会社):使用量の紙に書いてあるところに電話して、止める日時を伝える。
●ガス(都市ガス):使用量の紙に書いてるところに電話して止める日にちを伝えるだけ。
●水道(役所):使用量の紙に書いているところに電話して止める日にちを伝える。
●電話(NTT):請求書ハガキの電話番号に電話し、止める日にちを伝えて番号休止(権利保有)の依頼。
●NHK:口座振替済通知ハガキの電話番号に電話し、前日に既にテレビは処分していたので処分日を伝える。

連絡の際に転居先を聞かれ、海外であることを伝えると、念のための国内の連絡先を聞かれることもありました。

●郵便物転送届(郵便局):郵便局から用紙をもらい、記入して投函。1年間の転送となるので、1年後にも再度転送届を出すために余分に用紙をもらいました。
●家財保険(賃貸)解約:家の借主の名義が夫なので、本人署名がないと難しいとのことで、手続きの手間と保険料の返金額を比較し、解約せずに更新期間で契約が切れるまで放置することにしました。
●ポケットWiFi:電話して解約の旨を伝えるたが、日割りはないとのことで、月末を解約日に。

そして、いちばん大事で、なおかつ、ちょっと時間がかかったのは携帯電話の手続きでした。

2年くらい海外に滞在となるので、日本の携帯SIMで過ごすことは選択肢にはなく、携帯番号を残すか解約するか、どちらにするのかを決めるのが第一歩。

私の場合、仕事の関係で帰国後も同じ番号を使ったほうがラクだったので、番号維持。中学生の娘は、ほぼ親との連絡のみに携帯を使用していたため、番号の維持の必要はなく解約を選択しました。

●携帯番号の維持のための手続き
(使用期間:1年ちょっと。機種代は一括で支払い済で機種はそのまま使用。iPhone)
番号預かりサービス(月額500円程度)は大手通信会社のみのため、格安携帯会社を利用している場合は、最安プランでそのまま置いておくか、大手通信会社に乗り換える必要があります。(海外滞在期間との兼ね合いから、私は後者を選択しました。)
・Y!mobileからMNPでSoftbankに乗り換え。乗り換え前に、SIMロック解除。
・日本では約10日間の使用のため、Softbankでは最安プランを選択(WiFiがあるためデータ量は最低量。各方面へ電話での手続きが残っていたため、通話の定額オプションを追加)。
・電話の発信を以後しないタイミングで、番号預かりサービスの手続き。(Softbankでは店頭に行かないと手続きできません。ショップの営業時間前の朝早い飛行機だったので、出国日の前日の行程に入れ込む必要があったのが大変でした。あらかじめ来店予約をする手間はありますが、ショップでは15分以内で手続きが終わりました。)
・番号預かりサービス開始後は電話の受発信や携帯回線を利用したインターネットができないため、WiFi環境でネットをしたり、Facetime、Wechat、Lineで通話。
・中国到着後は、香港データSIMを使用。隔離終了後、中国の携帯会社で本人確認して、番号つきSIMを取得。

●携帯番号の解約のための手続き
(使用期間:1年弱。機種代は一括で支払い済で機種はそのまま使用。iPhone)
・解約前にSIMロック解除。
・もう1台の携帯の番号預かりサービスの手続きのついでに、解約手続き。(子どもが使用していたので、閲覧サイトや使用時間の規制を遠隔でかけていましたが、そのサービス利用も同時に終了となる。)
・解約後は電話の受発信や携帯回線を利用したインターネットができないため、WiFi環境でネットをしていました。閲覧制限のフィルターが外れたため、子どもにもWechatを入れてみましたが、携帯番号入力やSMS認証があるため、番号解約後は登録できないことがわかり、日本で番号を持っているうちにフィルターを解除していろいろなアプリを入れておけばよかったと後悔・・・。
・中国到着後は、香港データSIMを使用。番号を取得をするかは様子見。

【得た教訓】
・ダウンロードするアプリによっては携帯番号が必要(SMS認証あり)なものもあるため、番号預かりサービスや解約の前にダウンロードしておくとよい。
(ただし、中国系のpayへの紐付けやマーケットのアプリは、中国での携帯番号が必要なものも多い。)
・空港のWiFiは繋がりにくかったりする場合もあり、ポケットWiFiが意外と役立った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?