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中国に来るまでにこんな中国語の勉強をしておけば良かったと思うこと。

中国で生活を始めて3か月。

中国語を1年弱独学で日本で勉強して、いちおうHSK4級に合格して渡中したのですが、これでも不十分ではあったけれど、少しでも勉強しておいてから渡航してよかったということを切に感じています。
特に、感染症の時期は、隔離やPCR検査に関する指示を適切に把握してしっかりと対応しないといけないので、少しでも理解できる状態だったことが救いでした。

そして、実際生活が始まってみて・・・。

それまでのいわゆる公的機関や医療機関等ではなく一般の商店などで会話するシーンが出てくると、太刀打ちできないことが一気に増えて、とにかくわからないし伝わらないことの連続。
それまでは、外国人に慣れた人がゆっくりはっきりわかりやすく話してくれていたこと、そして、こちらが言いたいことを一生懸命これまでの経験に重ねて聞き取ってくれていたことを痛感しました。

一般の生活では、言葉のスピードが早かったり聞き取りにくい発音の場合も多く、また、同じことでも人によって言い方が違ったりするので言葉のバラエティが多すぎて。
そして、こちらががんばって伝えようとしても、端から会話をあきらめられることも多々。

そんな中で、これまでの語学の勉強の中で、特に来るまでにしっかりと力を入れて取り組めばよかったと後悔していること、
それは「単語」と「単語の発音」。

HSK4級の1200語は、勉強している最中は「こんなもの試験にでないでしょ!」という単語もたくさんですが、実際に生活で使う言葉が意外と詰まっていて。
生活に即した口語にも十分対応している試験だったことが後になってわかりました。
きちんと単語を覚えて、聞き取れて、正しく読めるように、今でも何度も読み返し練習しています。

そして、文法は少しめちゃくちゃでも何とかなるのですが、接続詞や副詞を上手に使えると、言葉の意味を受け取ってもらいやすいなと感じています。
例えば、「わざわざ私のために」まで言えば、言い掛けている途中で、相手が意味をくみ取って「いえいえ、ついでだったから大丈夫よ!」と返してくれたりと。
接続詞や副詞をもっと多く覚えて使いこなせるようになって来ていたら、もう少しスムーズに会話が続くのにと思いながら、日々そのようなシーンで使うべき語句を調べては、単語帳に追加しています。

あとは、現地の生活の中でのちょっとした一言。
例えば、レジ袋がいるか聞かれて「いりません」とどのように答えるかとか、日本語では一つの単語でも中国語ではニュアンスによって使い分けるべき単語がとても多いこととかは、生活の中でその都度習得していけば十分だと思っています。

これはあくまで私が感じたことですが、隔離期間中など時間があって、とりあえずどんな語学の勉強をしておけばいいか考える際の参考になりましたら!

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